今年はCDNOWなどの海外のインターネット通販を利用して、今まで入手困難だったものをバカスカ買い漁っていたもんで、そんなに新譜は買わなかったのですが、しかし改めて1999年のブルース新譜から10選ということでゴソゴソと整理してみたら、結局のところこのようなセレクトとなってしまいました。真摯なブルースファンの皆様にはお説教を食らってしまいそうなくらい、大仁田厚も真っ青な”邪道”セレクトとなってしまいましたが、なにせジャンプでジャイヴな性格なもので、その点は勘弁しておくんなさいまし。順位はつけられないのでabc順にしてありますが、やはり私にとっては、今年は綾戸智絵の出現が最も大きな出来事でした。彼女は自称ジャズ＆ゴスペルシンガーなのですが、私的には日本一の女性ブルースシンガーでもあるのです。スキャット唄わせたら、こんなにジャイヴなオバハンは今どきどこを探してもおりますまい。あと気がつけば10枚中4枚にデューク・ロビラードが参加してますねぇ。御本人も今年新譜を出したのですが、結局それは外しました。それとf.に収録されている "Come on let's boogie" は、是非とも吾妻光良さんにお薦めしたいジャンプな逸品。イマどきのネオ・スウィング勢の若いモンも結構やるもんです！ |
