宮崎けい


Shirley Brown


Walter "Wolfman" Washington


Bobby Rush


Bryan Lee

  1. SHIRLEY BROWN / Holding My Own (Malaco MCD7503)
    出だしの声を聴いただけでもゾクゾクしちゃう。99年にミシシッピーのフェスティバルで見たときの感動がよみがえる。ゴスペルで鍛えたボーカルで「甘い唇、でかいケツ」と歌えばもうご機嫌!ミシシッピー・マス・クワイアのメンバーがバックコーラスに入ったり、ダチのデニス・ラサールが作った曲が入っていたり、充実してる。

  2. BOBBY BLUE BLAND / Mercy Mercy Me (Metro METRO394)
    このCDには、贅沢にもオープニングのインストがちゃんと入っているのがうれしい。そして、MCに促されて登場するボビー・ブランド。文句なし!最後のファーザー・オン・アップ・ザ・ロードの曲でMCに送られステージを去るところまで、ブラックコミュニティでのライブの雰囲気が伝わってくる感じ。

  3. WALTER "WOLFMAN" WASHINGTON / On The Prowl (Blueseye BBB11661-9630-2)
    ニュー・オーリンズでジョニー・アダムスやアーマ・トーマスのバックをつとめてきたウルフマン・ワシントン、この新作でもシンガー、ギタリストとしてますますの充実ぶりが伺える。もちろん随所でちゃんと吠えてるヨ。

  4. BARBARA CARR / Stroke It (Ecko ECD1030)
    メンフィスのレーベルだから迷わず買った。もちろん「当たり」。ストレートなブルーズ、ソウルが良い。

  5. BOBBY RUSH / Hoochie Man (Malaco WCD2826)
    入れ込んでるのがわかる。ジャケットの本人コメントによれば、これまでで最高の出来ばえとのこと。ていねいなサウンド作りはマラコならではだね。

  6. JAMES ARMSTRONG / Got It Goin' On (Hightone HCD8126)
    この人、初めて買いましたがなかなか良いです。海岸でストラトを無造作に抱えている気さくさが音にも表れている。

  7. BRYAN LEE / Crawfish Lady (Justin Time JUST134-2)
    ニュー・オーリンズで活躍するブライアン・リー。艶やかで力強いギターサウンドは最高。このPalace Of The King を聴いていたら、ずいぶん昔に気に入っていたフレディ・キングのLPを引っぱり出してきてしまった。

  8. B.B. KING & ERIC CLAPTON / Riding With The King (Reprise 9 47612-2)
    人間誰でも「あこがれ」というものがある。私は高校生の頃、とにかくエリック・クラプトンは神様だと思っていた。でもこのエリックも実はB.B.があこがれなんだろうな。そしてこうしていっしょにCDまで出して・・・。この年にして得た喜びが伝わって来る。

  9. TONI LYNN / Good Things (Tone-Cool TC34047-1175-2)
    ブルーズ、ソウル、ジャズ・・・大人の味で好き。

  10. DEBORAH COLEMAN / Soft Place To Fall (Blind Pig PBCD5061)
    ミュージシャン一家に生まれて小さい頃から楽器に親しみ、若い頃はバンド少女、そして子育て一区切りでまたまたブルーズ界へカムバックのデボラ、また新作が出た。メンフィスで11月に見たときにとても好感が持てたので、同年代の私(子育てはやってませんが)としては、ちょっとくらいロックっぽくたって応援するヨ。

赤色: 新録もの

緑色: 再発もの

みやざきけい
ブルーズを歌い、ギターを弾いてはや23年。最近はパートナーひさえと行くアメリカ南部の旅が最高の楽しみ。これまで全米6都市で飛び入りセッションを経験。5年間続いた「むさしのFM」の月1回のブルーズ番組が終了し、現在は地元吉祥寺のタウン情報紙「週刊きちじょうじ」のコラムにこれまた月1回程度登場。サラリーマンもやってます。





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