2001年ベスト・アルバム10選
スカンクちかの


C.C.R.


Lowell Fulson


Saturday Night
Fish Fry


The Meters

ことしもリイシューに限り10枚選出しました。なお、一応順位がついていますが、目安です。1位を除くと優越つけがたし。

  1. CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL / Creedence Clearwater Revival (Fantasy 6CCRCD-4434-2)
    誰に何と言われようと、ことしのベストはこれです。だって、僕の音楽的なベー スですから。特に前身のブルー・ヴェルヴェッツとゴリウォッグスがまとめて聴 けるのが嬉しいですね。

  2. LOWELL FULSON / The Complete KENT Recordings 1964-1968 (P-Vine PCD-3066~9)
  3. LOWELL FULSON / I've Got The Blues (...And Then Some!) (Westside WESD234)
    フルソンは充実していました。この2作でKENTとJEWELはほぼ完璧。KENT時代の ものはファンキーなものが注目を集めますが、オーソドックスなブルースもいいです。JEWELのものは時代の空気を感じます。この他NIGHT TRAINのSWING TIME時代のものもいいんですが、編集等に難があるので外しました。

  4. HOWARD TATE / Howard Tate (Atlantic/Koch KOC-CD-8311)
    初めて聴いたんですが、素晴らしいヴォーカルです。この声を現役で保っている ってことは。バックも最高のメンバーですし。ぜひ来年のパークタワーあたりに 呼んで欲しいな。

  5. FREDDIE WATERS / Singing A New Song (Black Magic CD 9201)
    昨年出た遺作は僕には今ひとつだったんですが、このヴィンテージは感動的でし た。ハイトーンヴォイスの瑞々しさがたまりません。ナッシュヴィルのシーンも 面白そうですね。

  6. JAMES CARR / The Complete GOLDWAX Singles(Kent CDKEND 202)
    惜しい人を亡くしました。でもこうしてきちんとした「追悼盤」が出たのはせめ てもの幸いです。やはりこの時代なくして彼は語れないでしょう。素晴らしいデ ィープヴォイス。

  7. V.A. / Saturday Night Fish Fry (Soul Jazz SJR CD53)
    このレーベルのニューオーリンズものコンピは仕事が丁寧で好きです。特にブックレットがちゃんとしているのがいいです。選曲も素敵だし。

  8. BIG JAY McNEELY / 1948-1950(Classics 5009)
    著作権絡みの心配はあります(ビッグ・ジェイは存命している)が、こういう丁寧なリイシューはやはりヨーロッパのコレクターならではだと思います。好きな人なので。

  9. THE METERS / Kickback (Sundazed SC 11081)
    あるもんですね。いわゆる「残り物」なのに、このグレード!ジャケットも最高です。

  10. V.A. / The Travelling Record Man - Histric Down South Recording Trips Of Joe Bihari & Ike Turner (ACE CDCHD 813)
    どうしてこう後から後から未発表音源が出てくるんでしょうか。しかもそれぞれ味わい深いです。

赤色: 新録もの

緑色: 再発もの

すかんくちかの
高校で地理、テニスを教えるかたわら、Hot Wattsでギタリストとしても活躍。最近は、ブルース&ソウル・レコーズ誌のライターとしてもお馴染みになり、さぞかし多忙な日々を送られていることでしょう。!
http://homepage1.nifty.com/bluesknk/





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