こりゃベタだなあ、などと思いつつ、これといったヒネリも思いつかないまま時間切れ。でもいいんです。順不同。どれもよく聴きました。というか、ここにあげた作品って、これから先もずっと聴き続けるような気がする。ハリケーンでニューオーリンズ/ルイジアナがヒドいことになったり、ゲイトやシバが亡くなったりと落ち込むことも多かったけど、いい音にどっぷり浸かって、大いに呑んで、ニューオーリンズ詣でが叶って、京都/大阪に遠征して、新しい音仲間や友達がたくさんできて、個人的にはいいこといっぱいの一年でした。
- B.B. KING / Treasures [BOOK] (BULFINCH PRESS)
豪華本!肝心の本文はまだ読んでいないんだけど(笑)、貴重な写真や資料がいっぱいだし、当時のポスターやチケット、名刺のレプリカ等々のオマケにも大興奮。ひとりでニヤニヤしたり、おお〜っと声をあげてみたり。
- MARCIA BALL / Live! Down The Road (ALLIGATOR ALCD 4903)
昨年のベストで前作を選んだ際、「次作はもっとガツンと来るライヴを!」と好き勝手なことを書いていたら、やってくれました!まさに本領発揮。今年はライヴも観られたし言うことナシです。
- SONNY LANDRETH / Grant Street (Sugar Hill Records SUG-CD-3994)
まさに名人芸。ライヴ・アルバムということもあって、猛烈なドライヴ感、とてもトリオとは思えないバンドの音の塊に圧倒されっぱなしでした。
- ARETHA FRANKLIN & KING CURTIS / Don't Fight The Feeling: The Complete Aretha Franklin & King Curtis Live At Fillmore West (Rhino Handmade RHM2 7890)
- BERNARD PURDIE,CHUCK RAINEY,DAVID T. WALKER他/ Coolin''n Groovin' (LEXINGTON LEXDVD 005001)
凄い人が集まるとこういう音楽が出来上がるわけね。美しくて強いバンドの音&アリサの歌声に改めてアゴを外した前者、ビート&サウンドに身を委ねて極楽気分の後者。こんな音/映像が残っているんだったら、イジワルしないで早く出してよお〜。
- KERMIT RUFFINS / Throwback (BASIN STREET RECORDS BSR 0105-2)
- THE SOUL REBELS / Rebelution (Barn Burner Music no#)
今年もニューオーリンズのブラス・バンドには好作品が多かった!現地で観たライヴの印象もあって、bsr誌で選んだホット8が一等賞ではあるんだけど、このカーミットの新作もニューオーリンズ・ブラスの楽しさがぎゅうぎゅうに詰まった一枚。ホントよく聴きました。一方のソウル・レベルズは、どういうわけか私的に気になってしまうグループのひとつ。今イチ中途半端なところもまたツボだったりするのです。
- VARIOUS ARTISTS / Our New Orleans 2005 (NONESUCH 79934-2)
ニューオーリンズ再興の一助になれば、との思いももちろんあるんだけど、純粋に収められた音が素晴らしい!それぞれが持ち味全開だし、何よりもアルバム全体に生命力というか、暖かくて力強い空気を感じるのです。
- AL GREEN / Everything's OK (Blue Note TOCP-67606)
前作も素晴らしかったけど、本作も決して往年のサウンドの焼き直しという感じじゃないし、音や歌がビシビシ来ました。2作続くってホントに絶好調なんですねえ。嬉しいなあ。
- THE ROLLING STONES / A Bigger Bang (TOCP-66440)
いい?いいですよね?アリですよね?大丈夫ですよね?
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