2008年ベスト・アルバム10選
グッゴー


Bill Graham's Fillmore East


Van Morrison


Susan Tedeschi


Blind Boys of Alabama

  1. V.A.(Michael Bloomfield) / 永遠のフィルモア ウェスト(Live at Bill Graham's Fillmore West)(Sony Music Japan SICP-1966)
    クリスマス・イブに発売されたサンタさんからの素敵なプレゼント!なぜかCD化が遅れていましたが、 待った甲斐がありました。リマスター&ボートラ入りでマイク・ブルームフィールドの最高のブルース・ギターが堪能できます。ボーナス・トラックと合わせて2曲でタジ・マハールが唄っています。

  2. OTIS REDDING / Live in London & Paris (Stax 7230892)
    未発表音源は少ないのですが、これだけちゃんとまとめてくれて音質も良くなったとあれば、ほぼ満点ですね。『Otis Blue(Collector's Edition)』、『ドリームズ・トゥ・リメンバー〜オーティス・レディングの伝説 [DVD]』、MG'sの来日など、Otisを中心にSTAX旋風が吹き荒れた一年でした。(DVDを早く買わないと;)

  3. VAN MORRISON / Keep It Simple (Polydor UICY-1406)
    リイシューの『Veedon Fleece』も最高でしたが、現役のアーティストですので、新譜の方を挙げさせてもらいました。最近入手した2008年2月のロンドンでのライブ映像も滅茶苦茶素晴らしい内容でした。この新譜でもブルージーでシンプルでコンフォタブルでピュアな音楽が溢れています。

  4. SUSAN TEDESCHI / Back To The River (Verve Forecast B001151302)
    ダンナのデレク・トラックスが前作以上に活躍していますが、そんなことには関係なくスーザンの個性がイイ感じで深まった素晴らしいアルバムです。今後のアメリカの女性ボーカルは、スーザンとルシンダ・ウィリアムスが引っ張っていくような気がしてきました。(単なる好み?)

  5. THE BAND OF HEATHENS / The Band Of Heathens (BOH Records)
    今年出会った新しいアーティストの中で、一番よく聴いたアルバムです。オースティンのいわゆるルーツ・ロック・バンドですが、カントリー、ブルース、ロックンロール、ソウルなどのジャンルにとらわれないスケールの大きさで、ライブ盤(2種類有)もイイ感じでした。

  6. B.B. KING / One Kind of Favor (Geffen B0011791-02)
  7. THE BLIND BOYS OF ALABAMA / Down in New Orleans (Time Life Music 80019-D)
  8. JOHN HIATT / Same Old Man (New West NW6145)
  9. DR. JOHN AND THE LOWER 911 / City That Care Forgot (429 Records FTN 17703)
  10. DONNIE FRITTS / One Foot In The Groove (Leaning Man LMR-01)
ここに挙げた以外でも、ベテラン勢が素晴らしいアルバムをたくさん出してくれた一年でした。ランキングには入れていませんが、とても気に入った(気になった)アルバムを番外編としてご紹介します。
  1. KUNIO KISHIDA / Slideaway (Cane Hedge CH-10040607)
    ギターショップ「Nancy」オーナーの岸田さんがジェイミー・オールデイカー達と作ったインストアルバム。よりワイルドになったスライドギターもイイですが、シンプルなメロディの一音一音に気合が入っている点が大好きです。

  2. MARIA MULDAUR / Yes We Can! (Telarc CD 83672)
    貫禄が出てきたマリア嬢の平和へのメッセージ溢れる新譜。オバマ氏もこのバージョンを使って欲しいな。

  3. DAVID T. WALKER / Thoughts (Nayutawave UPCH-20113)
    神の手とも思えるほどの素晴らしいギター。ソウルの名曲カバーも No 文句!

  4. OTIS CLAY / Live Again (Hagakure Records UPCH-20122/3)
    Ray Charlesよりもずっと前に「いとしのエリー」を英語版で唄っていたOtis ClayのLive in Japanの復刻です。学生時代に手にしたあのピンクのジャケットを紙ジャケで再現してくれただけでウレシイ!バックは、モチロンHi Rhythm Section!

  5. 深町 純 With ブレッカー・ブラザーズ/Jun Fukamachi Live - Triangle Session Deluxe Edition(Universal UPCY-6494)
    今は亡き大村憲司さんやマイケル・ブレッカーを含む1977年の歴史的セッション!よくぞ出してくれました(涙)

またまた欲張りになってしまって申し訳ありません。今年はもっとライブに足を運んで、生の音楽にたくさん触れたいと思います。

赤色: 新録もの

紺色: 再発もの








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