2008年ベスト・アルバム10選
hiro


Joe Ely & Joel Guzman


Feufollet


Donnie Fritts


Randy Newman

  1. JOE ELY & JOEL GUZMAN / Live Cactus! (Rack 'Em RER CD 002)
  2. CEDRIC WATSON / Cedric Watson (Valcour VAL-CD-0004)
  3. FEUFOLLET / Cow Island Hop (Valcour VAL-CD-0005)
  4. JEFFERY BROUSSARD AND THE CREOLE COWBOYS / Keeping the Tradition Alive (Mason De Soul MDS-1087)
  5. THE TEX MEX EXPERIENCE / Same (Evangeline , no number)
  6. THE IGUANAS / If You Should Ever Fall on Hard Times (Yep Roc YEP 2123)
  7. DONNIE FRITTS / One Foot In The Groove (Leaning Man LMR-01)
  8. JOHN HIATT / Same Old Man (New West NW6145)
  9. TISH HINOJOSA / Our Little Planet (CRS CSCCD 1049)
  10. RANDY NEWMAN / Harps and Angels (Nonesuch 122812-2)

毎年思う事ではありますが、やはり年明けから夏頃迄のものは記憶が薄れその分印象が乏しくどうしても直近(後半)偏重になりがちです、その上ここ最近はディスク購入枚数とリスニング時間が反比例してあんまり熱心に聞き込み出来ていません、そんな訳で一枚づつのコメントはおこがましいので今年はザッと雑感のみのコメントとさせてもらいました。

来年は小遣い事情も厳しい年になりそうなので、『CD購入は控えめに!』でいこうと心に誓いました。

番号は、あくまで背番号で順位ではありません。

1.はザクザクと良く鳴るアコギにグズマンの心地好いボタンアコーディオン、夢ではありますがフラッと入ったテキサスの小さなライブハウスでこんなの見れたら最高だと思いました。

今年はザディコ/ケージャンは古いのばかり追い掛けて新譜は少なめです、その中でもValcour Recordsの2.、 3.の2枚は良く聴きました、双方トラディショナルな世界を若い世代がある面ルーラルに、又ある部分ポップにうまく再現してます。

4.は永らく期待のジェフリー・ブルッサー、ソロ盤ですが、これもタイトル通りフィドルが入るクレオールな曲もあったりZydeco入門用にもオススメかも?

5.はダグ・サームの息子ショーン・サームのバンド名義でのセカンド盤Tex-Mexだけに捉われずリバプールの香り(個人的感想)もするロックンロールアルバムでした。

6.は待ちに待ったイグアナスの新譜、叶わぬとは思いながらも来日切望します。久々の新譜リリース7.は知ってながらあまり食指が沸かなかったですが、手に入れた当時は毎日通勤のお供でした、長年の友人達に囲まれとてもイイ雰囲気のアルバムで、ついついアーサー・アレクサンダーが存命であればと思った一枚です。

8.はコンスタントなリリースが続くジョン・ハイアットのアルバムの中でも一番のお気に入りです、アコギベースながらとてもロックしてます。女性ボーカルが好きですが、残念ながら今年は一枚のみです。ジックリ歌い込んでる印象が強いマーシャ(ボール)の新譜も良かったけど、やっぱり9.の魅力には叶いませんでした。長年温めて来たカントリー曲集とのライナーノーツでのコメントもありますが相棒マービンのプロデュースワークが光る駄曲の無い魅力的な一枚です。

10.は正直驚きでした、一番好きだった頃のランディー・ニューマンが蘇った印象です、多分レニー・ワーロンカーの手による部分が大きいとは思いますが最近の動向を知らなかっただけにこれも妙に心躍る印象的な一枚でした。



赤色: 新録もの

紺色: 再発もの




ベスト・ライブ
今年は、海外からの来日ライブは多くは足を運ばなかったですが、多分次は無いであろうハーブ・ペダーソンが見られた事は嬉しかった、それと秋にやって来てくれたジョン・クリアリーも楽しかった、でも、ベストとなると今年もボタンアコーディオンをメインとした音楽(バンド)の集い『スクイーズ・ボックス・ナイトVol.3』を選びました。今年は、始めて地元関西で開催してくれた事は感慨深いものがありました。

大好きなザディコ/ケージャン/コンフント・ミュージックが一夜に見れる、しかも各々のバンドがホンモノ志向で精進続けてられている事は嬉しい限りです。是非、来年も継続してもらえる事を切に願います。





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