- CEDRIC WATSON ET BIJOU CREOLE / L'Esprit Creole (Valcour VCR 1945)
- LINZAY YOUNG & JOEL SAVOY / Linzay Young & Joel Savoy (Valcour 0008)
- DAVID GREELY / Sud du Sud (Give and Go)
- WAYNE TOUPS & ZYDECAJUN / Live 2009 (Swallow 6216)
- VARIOUS ARTISTS / Keep Your Soul: A Tribute To Doug Sahm (Vanguard 79900-2)
- VARIOUS ARTISTS / The Man of Somebody's Dreams: A Tribute to the Songs of Chris Gaffney (Yep Roc)
- LOS TEXMANIACS / Borders y Bailes (Smithsonian Folkways 40555)
- SARAH LEE GUTHRIE & FAMILY / Go Waggalo(Smithsonian Folkways 45069)
- THE SUBDUDES / Flower Petals (429 Records FTN 17746)
- BETH McKEE / I'm That Way (no number)
いつもの如く番号は順位ではありません。
今年は新譜購入枚数が極端に少なく、例年以上に良かったと言うより良く聴いたの色彩が濃い10枚です。また、これも例年通りですがブルースサイトのベスト選にありながら、全くブルースが無いのも申し訳無い限りです。
1のセドリック・ワトソンは昨年のトラディショナルな世界を意識したファーストアルバムに比べ色々な要素のつまった若者らしい弾けた印象を受けました。
2.も若手フィドル弾き二人のアルバムこちらはケージャン・パイオニアであるデニス・マギーへのトリビュートと言っていいようなビンテージな世界、でも古さのみを感じさせない息遣いはダンス音楽ならではと思います。
3.はスティーブ・ライリー&マムープレイボーイの番頭さん的存在でもあるデビッド・グリーリーのソロアルバム、元々小さなコミュニティの音楽であるケージャン音楽ながらその中でもより小さな週末に家庭内で楽しむ様なスタイルの曲集です、一聴するとアイリッシュ風でもあり深いルーツを感じます。
4.は一転して元祖ロッキン・ケージャンであるウェイン・トゥープスのライブ盤、選曲もアレンジも20年近く前のセカンドアルバム『Blast from The Bayou』のままで思わず苦笑してしまいましたが、相変わらず元気そうなので嬉しくなりました。
5.6.は、言わずもがなのトリビュート2枚です。
7.はロステックスマニアクスの3枚目のアルバム、テキサスコンフント音楽のポルカ(ランチェーラ)はもちろんボレロ他さまざまなスタイルが詰ってるので退屈せずに楽しめます。この種のCDでは考えられない曲毎の解説やメンバー紹介等ライナーノーツもしっかり作られており入手も容易でレーベル的に記録的要素もあるのかな?って思いますが、そんな事を感じさせない聴いてるとついつい踊りだしたくなるビシビシと迫る活きた音が心地好いです。
8.は7.購入時に発見し同時購入したアーロ・ガスリーの娘(という事はウディ・ガスリーの孫)サラ・リー・ガスリーと子供達とのfor Kidsアルバムです、ウディ作の曲を含めこれが当初の予想以上に和む一枚で、渋滞イライラ運転のお 供には最適でした(笑)。
9.はこのところ毎年1枚のペースながら、独特のウネリとアコースティック楽器の使い方のうまさを一際感じられ今年のも良かったなぁって印象です。
10.は今年(2010年)に入ってボビーチャールズの急逝後に見つけたのでフライングな1枚です、ニューオリンズをベースに活動してる(してた?)女性バンド エヴァンジェリンのキーボード担当ベス・マッキーのボビー・チャールズカバー集です。アリゲーターからスモール・タウンにラストト・レイン・トゥ・メンフィスとボビーの生涯ベストと言っていい様な選曲でちょっとトレーシーネルソンに似たべスのボーカルとスワンプポップを思わす緩めのバッキングが染み入りました。
大好きだったボビー・チャールズを偲んで、このアルバムをあげときます。
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