2014/4/30

Happy birthday, Otis Rush  ブルース

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1日遅くなってしまいましたが、4月29日はシカゴ・ブルースのギタリスト、オーティス・ラッシュのお誕生日でした。おめでとうございます!

2004年に脳梗塞で倒れて以来ファンの前に姿を現すことはなくなってしまったオーティスですが、今年で79歳になったはず。ステージには立たなくてもいつまでも元気でいてほしいものです。

僕がオーティスの音楽に夢中になったのは高校生の頃。最初にはまったブルースマンの一人でした。きっかけはエリック・クラプトン。彼が「No Reason To Cry」で"Double Trouble"を、ジョン・メイオールのブルースブレイカーズ時代に"All Your Love"をカバーしており、それでオリジナルを聴いてみたくなったのでした。

聴いてみてびっくり。いかにエリックがオーティスから強い影響を受けているかを思い知らされました。特に"Double Trouble"での鬼気迫るマイナー・ブルース。震えるほど感動したのを覚えています。

その後、幾度となく彼のライブを見ました。ブルース&ソウル・レコーズ誌では1994年の創刊号で、彼のディスクガイドを書かせてもらいました。そこから発展して、このサイトの中にもOtis Rush Disk Guideのコーナーを設けています。

同じ年の暮れ、来日した彼にインタビューもさせてもらいました。暖かく迎えてくれたのを覚えています。

あれだけの才能がある人なのに、彼のもっとも素晴らしいアルバム「Right Place, Wrong Time」はレコード会社の一方的な判断によりお蔵入りになってしまうなど、決して正当な評価を受けてきたとは言い難く、ファンとしてはもどかしい気持ちもあります。

それは周囲だけでなく、本人の気質によるとこともあるのだろうと思います。あまりにもムラが激しく、ライブもそのときによって差が激しいものでした。また、残した作品もお世辞にも勧められないものがあったことも事実。

でも、それは生身の人間としてのオーティスの繊細さをよくあらわしているのだと僕は思います。乗っていないときはそれがそのまま出すぎるくらいに音に現れます。それは聴くのがつらいほどです。

その反面、調子がよいときの彼の表現力に到達できるミュージシャンはまずいないでしょう。本当に素晴らしいのです。

誕生日を祝してというほどのものではないですが、棚からオーティス・ラッシュのレコード、CDを引っ張り出して広げてみました。色々作品はありますが、あまり世間では評判がよくないコティリオン盤「Mourning in the Morning」は僕が最初に聴いた彼の作品で、非常に気に入っています。マイク・ブルームフィールドとニック・グラヴェナイタスの2人がプロデュース、ロック色が強いですが、ロック好きだった僕にはこの音がはまりました。

オーティスと言えばまずコブラ時代と言われますが、コティリオンも是非です。
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