2008/8/13
New Orleans All Stars ニューオーリンズ
10日（日）初日の二部に行ってきました。
これからみる予定の人はネタバレの可能性があるので、ご注意を。
とは言え、カチッとやることを決めているようなライブではないので、あまり関係ないかも
電話予約したとき
「整理番号順の入場となりますので、開場の8時までにお越し下さい」
と言われたので、珍しく早めに会場に着きました。
まだ客足はチラホラ程度で、シリルの目の前の最前列の席に案内された。ひょええ、こんな前でいいの？ビルボード4回目にして初めての下の階、そしてこんな前。僕よりシリルに近かったのは、ドラムスのキンドラーくらいなものだったでしょう。
で、ビールを飲みつつ待つこと1時間弱。オールスターズの4人が登場。予定通りb., p., ds., perc.の4人編成。ギターはいません。
Cyril Neville (perc., vo.)
George Porter Jr. (b., vo.)
Henry Butler (key., vo.)
Kindler Carto (ds.)
このメンバーだとニューオーリンズ・ソーシャル・クラブの曲でもやるのかなと思っていましたが1曲もやらず、気の赴くままのジャムセッションといった感じになりました。冒頭はファンキーなインストで、いきなりヘンリー・バトラーがピアノを弾きまくり。リード楽器は彼一人だもんね。そりゃそうか。
と思ったら、ジョージ・ポーターJr.がファンキーなベース・ソロで応戦。うおお！これはカッコいい。
ギターがいないのをいいことに、彼はのりのりで弾きまくっていました。
2曲目もインスト。3曲目でようやく、ヘンリーがボーカルを取り、やったのはプロフェッサー・ロングヘアの"Hey Now Baby"。
このメンバーだとシリルを前面に立てるのかと思いきや、全体的にヘンリーが目立っていたなぁ。シリルはおとなしめ。
シリルがボーカルを取った"Fortune Teller"はよかったなぁ。アラン・トゥーサンの曲を雰囲気を変えてやってみると言ってやりだしたんですが、ゆったりとしたテンポの短調になっていて、まるで"St. James Infirmary"のような感じ。新鮮でした。シリル、いい声していました。
他やったのは、ヘンリーのボーカルでビリー・プレストンの"Will It Go Round In Circles"、ミーターズの"Funkify Your Life"（ボーカルはジョージ）、とか。ラストは、シリルが歌う"Big Chief"でしめました。
アンコールはなかったけど、ビルボードにしては長めの約90分のステージ。結構面白かったな。「ニューオーリンズらしいものをやろう」みたいな気負いがメンバーに全く感じられなかったのが、肩透かしでもあり、妙に面白かったりもしました。
ジョージは「明日もその次の日も内容を替えるから、観に来てね」なんて言いつつ、「もう今やったことは覚えてないからどっちにしても違っちゃうね」なんて言ってる...。それがジャムの醍醐味ですかね。
ちなみに、メンバーは前日9日に日本に着いたばっかりだそうで、さすがに時差ボケはきついみたい。1部はまだしも、2部は眠いだろうな。
ジョージは、日本に来るのはアール・キングと来たとき以来だそうです。そうかぁそんなに長い間日本に来てなかったんですね。あれって、もう7年前？
一方シリルは「僕は日本が大好きだから10月にまた戻ってくるよ」とも。ネヴィル・ブラザーズの来日。楽しみに待ってましょう。
レイモンド・ウェバーの代役のキンドラー・カルトというドラマーは、会場にいたヒロナリ情報によると、よくバーボンのクラブでプレイしているとか。他のメンバーに比べてダントツ若い。多分まだ20代。力いっぱい叩く感じでやや音質は堅めだったけど、なかなかいいプレイでした。
ライブが終わってサイン会の時間。驚いたのはヘンリーが出てきたこと。盲目の彼がサインをするのか。思わず、まだ買っていなかった新譜CDをその場で購入して、サインをしてもらいました。
CDを渡すとヘンリーは手で触りながら「これはPiaNOLA LiveのCDか？」と聞き、お付きの人が「そうだ」というと、イラストがない白地のところを選んで、マジックの先に指をあてて確認しながら、ゆっくりゆっくりサインをしました。出来上がったCDには小さく「HB」と書いてありました。感心しました。
これがそのサインだ！
ヘンリーは気さくで、写真撮影にも気軽に応じてくれましたよ。
一方、ジョージは疲れたのか、サイン会には顔を出さず。人が引いた頃にふらっと出てきました。粘って待っていたファンがミーターズのLPを手にして「待ってました！めっちゃ大好きやねん
」なんて言ってかけよってました。ジョージはにこにこ顔で応じてましたが、思いっきり日本語。でも、通じてるだろうな、多分。
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これからみる予定の人はネタバレの可能性があるので、ご注意を。
とは言え、カチッとやることを決めているようなライブではないので、あまり関係ないかも
電話予約したとき
「整理番号順の入場となりますので、開場の8時までにお越し下さい」
と言われたので、珍しく早めに会場に着きました。
まだ客足はチラホラ程度で、シリルの目の前の最前列の席に案内された。ひょええ、こんな前でいいの？ビルボード4回目にして初めての下の階、そしてこんな前。僕よりシリルに近かったのは、ドラムスのキンドラーくらいなものだったでしょう。
で、ビールを飲みつつ待つこと1時間弱。オールスターズの4人が登場。予定通りb., p., ds., perc.の4人編成。ギターはいません。
Cyril Neville (perc., vo.)
George Porter Jr. (b., vo.)
Henry Butler (key., vo.)
Kindler Carto (ds.)
このメンバーだとニューオーリンズ・ソーシャル・クラブの曲でもやるのかなと思っていましたが1曲もやらず、気の赴くままのジャムセッションといった感じになりました。冒頭はファンキーなインストで、いきなりヘンリー・バトラーがピアノを弾きまくり。リード楽器は彼一人だもんね。そりゃそうか。
と思ったら、ジョージ・ポーターJr.がファンキーなベース・ソロで応戦。うおお！これはカッコいい。
ギターがいないのをいいことに、彼はのりのりで弾きまくっていました。2曲目もインスト。3曲目でようやく、ヘンリーがボーカルを取り、やったのはプロフェッサー・ロングヘアの"Hey Now Baby"。
このメンバーだとシリルを前面に立てるのかと思いきや、全体的にヘンリーが目立っていたなぁ。シリルはおとなしめ。
シリルがボーカルを取った"Fortune Teller"はよかったなぁ。アラン・トゥーサンの曲を雰囲気を変えてやってみると言ってやりだしたんですが、ゆったりとしたテンポの短調になっていて、まるで"St. James Infirmary"のような感じ。新鮮でした。シリル、いい声していました。
他やったのは、ヘンリーのボーカルでビリー・プレストンの"Will It Go Round In Circles"、ミーターズの"Funkify Your Life"（ボーカルはジョージ）、とか。ラストは、シリルが歌う"Big Chief"でしめました。
アンコールはなかったけど、ビルボードにしては長めの約90分のステージ。結構面白かったな。「ニューオーリンズらしいものをやろう」みたいな気負いがメンバーに全く感じられなかったのが、肩透かしでもあり、妙に面白かったりもしました。
ジョージは「明日もその次の日も内容を替えるから、観に来てね」なんて言いつつ、「もう今やったことは覚えてないからどっちにしても違っちゃうね」なんて言ってる...。それがジャムの醍醐味ですかね。
ちなみに、メンバーは前日9日に日本に着いたばっかりだそうで、さすがに時差ボケはきついみたい。1部はまだしも、2部は眠いだろうな。
ジョージは、日本に来るのはアール・キングと来たとき以来だそうです。そうかぁそんなに長い間日本に来てなかったんですね。あれって、もう7年前？
一方シリルは「僕は日本が大好きだから10月にまた戻ってくるよ」とも。ネヴィル・ブラザーズの来日。楽しみに待ってましょう。
レイモンド・ウェバーの代役のキンドラー・カルトというドラマーは、会場にいたヒロナリ情報によると、よくバーボンのクラブでプレイしているとか。他のメンバーに比べてダントツ若い。多分まだ20代。力いっぱい叩く感じでやや音質は堅めだったけど、なかなかいいプレイでした。
ライブが終わってサイン会の時間。驚いたのはヘンリーが出てきたこと。盲目の彼がサインをするのか。思わず、まだ買っていなかった新譜CDをその場で購入して、サインをしてもらいました。
CDを渡すとヘンリーは手で触りながら「これはPiaNOLA LiveのCDか？」と聞き、お付きの人が「そうだ」というと、イラストがない白地のところを選んで、マジックの先に指をあてて確認しながら、ゆっくりゆっくりサインをしました。出来上がったCDには小さく「HB」と書いてありました。感心しました。
これがそのサインだ！
ヘンリーは気さくで、写真撮影にも気軽に応じてくれましたよ。
一方、ジョージは疲れたのか、サイン会には顔を出さず。人が引いた頃にふらっと出てきました。粘って待っていたファンがミーターズのLPを手にして「待ってました！めっちゃ大好きやねん
」なんて言ってかけよってました。ジョージはにこにこ顔で応じてましたが、思いっきり日本語。でも、通じてるだろうな、多分。 0