2013/9/8

鈴木啓志「ゴースト・ミュージシャン」発行  R&B/ソウル

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ブラック・ミュージック分野のライターとして著名な鈴木啓志さんの久々の新刊が発行されます。題名は「ゴースト・ミュージシャン〜ソウル黄金時代、アメリカ南部の真実」。まだ読んでいないので、詳細は判りませんが、ソウルの名作の数々を生んだマッスルショールズのフェイム・スタジオにおいて、表舞台にいたアーティストたちを陰で支えたミュージシャン達にスポットライトを当てた内容とのことで、ピーター・グラルニックの著書に対して疑問を投げかけた部分もあるようです。

これまでも、独自の視点の論評で、ときに物議を醸し出してきた鈴木さんの新刊。刺激的な内容に期待し、僕も読むのを楽しみにしています。

レアなシングル盤の写真も満載とのこと、これは楽しみです。

この新刊発行を記念したトークショーが開催されます。詳細は下記の通り:

《発売記念イベント》
鈴木啓志『ゴースト・ミュージシャン』発売記念
スペシャル・トーク・ショウ&サイン会
場所:ディスクユニオン新宿ソウル/ブルース館
2013年9月11日(水)20:00〜
出演:鈴木啓志
   濱田廣也(ブルース&ソウル・レコーズ編集長)
   齋藤雅彦(ディスクユニオン新宿ソウル/ブルース館)
入場無料
http://blog-shinjuku-soul.diskunion.net/Entry/3369/


《新刊について》
「ゴースト・ミュージシャン〜ソウル黄金時代、アメリカ南部の真実」
出版社: DU BOOKS; A5版 (2013/9/13)
ISBN-10: 492506486X
ISBN-13: 978-4925064866
発売日: 2013/9/13

はじめに――わたしを虜にした音
序章
第1章 違和感
第2章 インペリアル・セヴン
第3章 “ザ!!!!・ビート"・ボーイズ
第4章 ブルー・アイド・ソウル
第5章 フェイム・スタジオの誕生
第6章 リック・ホールとナッシュヴィル
第7章 アトランティック・レコードの野望
第8章 ベルの思惑、チェスの意向
第9章 ゴースト・ミュージシャン
第10章 FAME GANG
第11章 決裂
第12章 新たな道
第13章 マルス・ショールズ・サウンド・スタジオ
終章 夢は終わらない
あとがき
巻末付録 ディスコグラフィ 索引

《著者プロフィール》
鈴木啓志(すずき ひろし)
1948年北海道函館市生まれ。しかし3歳の頃から東京に住み、本人は都会っ子を自認している。現在川崎市在住。横浜国立大学経済学部卒業。在学中にブルースやソウルのファン・クラブに深く関わり始め、同時に執筆、レコード・コンサートなどによって黒人音楽の普及に努めた。著書として『R&B、ソウルの世界』(ミュージック・マガジン)、『ソウル・シティUSA〜無冠のソウル・スター列伝』(リトル・モア)、『US Black DiskGuide』(編著/スペースシャワーネットワーク)などの他、趣味の将棋の著作もある。
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2013/9/8

オリンピック反対は変わらないけど  政治

2020年、東京でのオリンピック開催が決定しました。

ここで不満を言っても決定は覆らないし、気持ちがいいものではないので、今は実りのある大会になってほしいと思うだけです。

招致に関わった人たち、それを支持した皆さん、おめでとうございます。

と言っても手放しで喜ぶことはあってはならないと思います。ロンドンオリンピックも、公式には経済効果はプラスだったとの発表がされていますが、実際にはオリンピックに関係の薄い投資も計算に入れて何とかプラスという結論にしたという側面があります。本当に日本経済にとってプラスになるのか、なったとして、その恩恵が一部に集中することにならないかしっかり見ていく必要があると思います。

福島の汚染水の問題も、安倍総理の説明には相当疑問が残りました。「汚染水の影響は、福島第一原発の港湾内の〇・三平方キロメートルの範囲内で完全にブロックされている」とはどういうことなのか?具体的な数値を示して説明したとは言いますが、数値が出れば安心というわけでは決してないと思います。今後の状況と政府の対策は目を離せません。

これらの問題が解決し、いい雰囲気で2020年を迎えられるますように。
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2013/9/5

2020年オリンピック  政治

9月7日、いよいよ2020年オリンピック開催地が発表されます。

僕を知っている方ならばあえて言わなくてもわかっているとは思いますが、今一度、言いたい。

東京にオリンピックはいらない!!

他の2都市のどちらかに、決まることを心から希望します。東京では一度やっているし、経済の状況からしてもオリンピックなんかやっている場合じゃないだろう、他の都市でやっても、あれだけ、皆が騒ぎ立てるものを自分の住んでいる近所でやられたらたまったもんじゃない。

そんなことに血税を使わないでほしい。

もう5年前ですが、今見たら僕はこんなことを書いていました。北京オリンピックで騒がしくなっているのがよほど嫌だったんですねぇ。

◆オリンピックが大嫌い!
2008/8/25
http://black.ap.teacup.com/sumori/159.html


しかし、僕の気持ちは今も全く同じです。できればオリンピックなんていうものはやらないでほしい、そう思います。ナショナリズムのぶつかり合いの醜いことったらありゃしません。そんなことやっているくらいなら、みんなでいい音楽聴いて楽しく行こうよ。ねえ。
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2013/9/4

米Living Blues誌もニューオーリンズ特集  ブルース

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米Living Blues誌の最新号(Issue 226, 2013年8月号)はニューオーリンズ特集号です。奇しくも日本のブルース&ソウル・レコーズ誌の最新号もニューオーリンズ特集。示し合わせた訳ではないでしょうが、偶然にも日米のブルース専門誌が、そろって同じテーマで特集を組むということになっています。

しかし、両者の内容は対照的です。ブルース&ソウル・レコーズ誌のニューオーリンズ特集は、ジャンルを限定せず、現在進行形のニューオーリンズを紹介することに力を入れているのに対し、Living Blues誌は「Downhome New Orleans Blues」と題し、あくまでもブルースに拘った内容です。

特集の冒頭でハニーボーイ・エドワーズの以下コメントを紹介しています。「私がビッグ・ジョー・ウィリアムズとニューオーリンズでプレイしていた頃、ブルースをやっている人は他にいなかった。ニューオーリンズはいつだってジャズの街だ。」

記事では、「実際には彼が言うようにジャズ一色ではない」としながらも、「ミシシッピやシカゴで盛んないわゆるダウンホームなブルースで知られる街ではない」と認めています。その上で、敢えてそこに焦点を当てて歴史を振り返り、更に今活躍するアーティストたちも取り上げています。取り上げられたアーティストは、表紙になったリトル・フレディ・キングを始め、ウォルター・ウルフマン・ワシントン、ギター・スリムJr.、グランパ・エリオット、ウォッシュボード・チャズ、アーニー・ヴィンセントなど。有名な人ばかりではないですが、そういうところに敢えて焦点を当てているのは、大衆に迎合しないコアなLiving Blues誌らしいと思います。

ディートラ・ファーがミュージシャンをインタビューする連載コラムには、ニューオーリンズのメム・シャノンが登場します。

英語にはなりますが、ブルース&ソウル・レコーズ誌とあわせて、お手に取ってみてはいかがでしょうか?

http://www.livingblues.com/
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2013/9/3

BLITZ AND SQUASHの資金調達、目標額を達成  ニューオーリンズ

BLITZ AND SQUASH BRASS BANDがニューオーリンズでライヴ録音をするための資金をクラウドファンディングという形で募っていましたが、募集期間終了の4時間前というギリギリの時点で、目標額の90万円に到達しました。

僕もささやかながら参加させてもらったので、嬉しいです。最終的に集まった金額は\960,654、参加したパトロンは84名にのぼりました。

彼らは今月半ばからニューオーリンズにおもむき、メイプルリーフや居酒屋「雪」などで演奏。地元のFM局WWOZの放送にも出演する予定とのこと。

そして、9月21日の夜、フレンチメン・ストリートにあるブルーナイルというクラブでやるギグをレコーディングする予定となっています。

今回のツアーにあたり、新曲も用意するなど気合が入っています。是非、現地の熱い空気を吸って、いいレコーディングを持ち帰ってもらいたいものです。

このクラウドファンディングについての情報
◆BLITZ AND SQUASH BRASS BANDを支援しよう!
http://black.ap.teacup.com/sumori/1438.html
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