2013/11/29

リトル・フィートの伝記本  ロック

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今日、注文していたリトル・フィートの伝記本が届きました。ハードカバーで思ったより立派。

リトル・フィート結成前から解散、再結成を経て、現在まで、50年近くに及ぶ彼らの奇跡を追った内容です。腑に落ちなかったショーン・マーフィーの突然の脱退も、ショーン本人や他のメンバーのコメントを紹介しながら、解説されています。著者のベン・フォング・トーレスは、ローリング・ストーン、サンフランシスコ・クロニクルなどに寄稿するジャーナリスト。

全278ページ。写真は多くないですが、モノクロ写真がまん中8ページに渡って掲載。ローウェル・ジョージの幼少期の写真もあり。

英語だけど、面白そうなので、ゆっくり読んでいこうかな。

Willin' The Story of Little Feat
著者: Ben Fong-Torres
発売日: 2013年11月12日
価格: 米$26.99 (カナダ$30.00)
発行元: Da Capo Press
装丁: ハードカバー
ページ数: 278ページ
言語: 英語
ISBN: 9780306821318
ISBN-10: 0306821311

内容
Acknowledgements
Prologue
Chapter 1: The Contender
Chapter 2: The Birth of Little Feat: Mother and In-Laws
Chapter 3: "You Got Ugly Little Feet"
Chapter 4: Feat's First
Chapter 5: Easy to Slip
Chapter 6: Two Trains
Chapter 7: Finger Pickin' Good
Chapter 8: Feat Don't Fail
Chapter 9: Not Quite "The Last Record Album"
Chapter 10: "What Is This? Weather Report?"
Chapter 11: Waiting for Columbus
Chapter 12: Warped by the Rain
Chapter 13: From the Forum to the Farm
Chapter 14: Let It Roll, Again
Chapter 15: The Lightning-Rod Woman
Chapter 16: 'Net Gains
Chapter 17: Feats Walk On
Bibliography
Interviews
Index
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2013/11/28

マッスルショールズが再び台風の目になるか?  R&B/ソウル

ラッパーのDr.ドレとプロデューサーのジミー・アイオヴァインが共同で設立したオーディオ・メーカー、ビーツ・エレクトロニクス(カリフォルニア州サンタモニカ)が、マッスルショールズの文化遺産の保存と、今後の発展のためのプロジェクトに乗り出すことになったそう。ビーツ社と共同で動くのは、地元のマッスルショールズ・ミュージック・ファウンデーション。ロドニー・ホール(フェイム・レコーディング・スタジオのリック・ホールの息子)が会長を務める団体です。

具体的には、現在は使われていないマッスルショールズ・サウンド・スタジオを修復した上で再開し、またフェイム・レコーディング・スタジオについては、設備の更新等を行うそう。また、これらのスタジオで活躍できるミュージシャン、プロデューサー、エンジニアを育成するトレーニングも企画しています。これらの費用には、ビーツ社のホリデイ・シーズンの売り上げの一部が当てられるとのこと。

アメリカの音楽史に大きく名を刻んだマッスルショールズの2つのスタジオ。おりしも映画「Muscle Shoals」で再び注目を浴びている時期でもあり、ここがまた台風の目となる日が来るのであれば本当に楽しみですね。

Beats Electronics LLC
http://www.beatsbydre.com/

ニュースリリース文
http://www.prnewswire.com/news-releases/beats-electronics-revives-the-muscle-shoals-sound-studio-233489351.html
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2013/11/26

ブルース銀座を初めてもう17年以上ですかぁ…  ブルース

ふと考えるとブルース銀座というウェブページを開設してから、もう17年以上経ってます。今では、ウェブページの方は殆どほったらかし状態で、このブログのみ機能している状況ではありますが。

当時は、ブログなんていうものもなく、ウェブページを作るツールもろくなものがなかったので、見よう見まねでhtmlコードを学んでページを作成したものです。当然ツイッターもmixiもFacebookもないので、情報を入手してもそれを発信するまで、htmlとの格闘を経ていた訳です。時代も変わりました、本当に。いまや、得た情報は、140文字のつぶやきで瞬時に世界中を流れます。

しかし、ブルース銀座などと銘打っているにも関わらず、ブルースの話題が少ない。自分でもそう思います。ロックもソウルも、あれもこれもみんなブルースだ、などと言って逃げることはいくらでもできますが、正直言ってコアなブルースの話題は減る一方です。これは、僕の趣味の変化もなくもないですが、本当にブルースの世界が萎んでしまっていることが大きいんですよね。

ブルースに興味を持ち始めた頃、僕はB.B.キングの初来日も経験していない若造で、70年代の日本でのブルースブームの話を後追いで知り、それを実体験できた人をうらやましいなぁと思う、そんな立場でした。ハウリン・ウルフは既に他界し、マディ・ウォーターズも興味を持った途端、亡くなってしまった。そんな時期でした。

もう、既にブルースは盛りを過ぎてしまった感もありましたが、あの当時はまだまだお盛んだったんですよね、今から思えば。アルバート・キングもアルバート・コリンズも、ジュニア・ウェルズも、ロバート・ロックウッドもみんな健在でバリバリ活動していたんですから。

1984年にジョン・リー・フッカーが来日し、なんだかよくわかりもせず、とにかく見たいと足を運んだことが、僕がブルースにどっぷりになるひとつのきっかけにもなりました。彼のようなオーラと存在感を持ったブルースマンは残念ながら最近のブルース界にはいないと思います。うまい人はたくさんいますが。ジョン・リーは別にうまくはないんですよね。でも、彼だけの存在感を持っている。ブルースの最盛期にはそんなアーティストが沢山いたと思うんです。

ブルース銀座を細々ながら、これだけ長くやっていると、僕が経験した範囲のブルースの楽しさをしっかり伝えていかなければと思うのです。どんなに今後ブルース・シーンが先細りしたとしても、最盛期の素晴らしさは少しも色があせるものではないのですから。

そんなわけで、今後もマイペースでやってまいりますので、どーぞ宜しくお願いします。
ブルースの話題が少なくても大目に見てね。
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2013/11/24

Magic Dick with Tommy Castroライブレポート  ブルース

マジック・ディックの来日公演。彼にとっては1980年のJ.ガイルズ・バンド、1995年のブルースタイム(J.ガイルズ&マジック・ディック)に続く、3度目の来日公演であり、前回から実に18年ぶりです。今回は、アメリカのブルース・シーンで年々存在感を増してきているトミー・カストロの新バンド、ペインキラーズがサポートを務めました。トミーはソロ・アーティストとして20年のキャリアを持つベテランですが、日本に来るのは今回が初めて。

冒頭R.L.バーンサイドのブルースが会場に響き渡る中、まずトミーとバンドが登場。最新作「Hard Believer」からノリノリなロックンロール・ナンバー"Going Back To Memphis”を披露しました。いい雰囲気です。場が暖まったところで、マジック・ディックが登場。ブルースタイムでやっていたサニーボーイIIの"Pontiac Blues"スウィングしまくります。先ほどまで歪んだロックっぽい音で弾いていたトミーは、ナチュラルなトーンに変えてブルース・ギターの王道とも言えるプレイを聴かせてくれました。さすが長年R&Bレビューで鍛え上げているだけあって、サポートにまわったときのツボを押さえたプレイもさすがです。

前半は古いブルースのカバーを中心にした曲目で進行して行きました。ディックはよく喋ります。「"Tell Me Mama"はリトル・ウォルターがやった曲だけど、実はオリジナルはもっと前のウォッシュボード・サムだ」とか、ルイ・ジョーダンの"Early in the Morning"をやったときは「ルイ・ジョーダンは大好きだ。彼を尊敬している人はとても多い。リトル・リチャードだって、ルイがいなかったらこの世界に入っていなかったといっている」など、曲にまつわるエピソードなどを楽しそうに語ってくれました。本当にこの人、ブルースが大好きなんだなと納得。

そのルイの"Early in the Morning"のあと、トミーが「おい"Early in the Morning"のメドレーをやってみないか?」と、今度は同名異曲のサニーボーイIのスロー・ブルースをやり出しました。こちらの方はエリック・クラプトンの"Just One Night"の演奏でご存知の方も多いのではないでしょうか。渋い選曲です。しかし、トミーのソロは熱かった!

トミーは1月に新譜「Devil You Know」をリリースする予定ですが、この日はその中から1曲"Two Steps Forward"を演奏してくれました。この曲にはディックがゲストで入っているそうで、公式リリースに先駆けてのお披露目となりました。

しかし、圧巻だったのは、皆が一番聴きたかったであろう"Whammer Jammer"です。冒頭のハイノートが響き渡った瞬間から来た来た来たー!って感じ。人のよさそうなおじさんだけど、決めるところは決めてくれますね。鳥肌が立った!これが聴けただけで、来てよかった、そう思いましたよ。ここから最後まで、アンコール含め4曲はJ.ガイルズ・バンド・ナンバーで盛り上げました。

面白かったのは、J.ガイルズ・バンドのレパートリーは、トミーがリード・ヴォーカルを取っていたこと。なので、セットリストを見てもらえば判りますが、実は歌を歌っていたのはトミーの方が多いんですよね。一方ブルース曲の多くはディックが歌っていました。

ブルース系の来日公演がすっかり少なくなってしまった昨今ですが、このライヴは久々にブルースを満喫した気がしました。

ライヴ後は、マジック・ディックのサイン会もありました。僕もブルースタイムのセカンドCDにサインをもらってきました。これはPヴァイン・リリースの日本独自ジャケットだったので、彼は「このパッケージは初めて見たよ、面白いねぇ」としげしげと眺めていました。

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僕は、アメリカにいる親友がトミーと親しいので、是非あいさつをしたかったのですが、トミーが終演後出て来なかったのはちょっと残念でした。スタッフに聞いたら早々にホテルに引き上げてしまったそうで。まぁ、またの機会があるでしょう。

この日、ライヴ前にブルース&ソウル・レコーズ誌がディックとトミーにインタビューしています。僕は同席はできませんでしたが、質問リストを作成しました。話がはずみ、用意していた質問は半分も出来なかったそうですが(笑)。なんか判るなぁ。ライヴでも誰も聞いてないのに語ってたもんね。

インタビュー掲載予定の次々号をお楽しみに。

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Magic Dick with Tommy Castro & the Painkillers
Billboard Live Tokyo
Fri., November 22, 2013
第二部(21:30開演)

[Setlist]
(intro: R.L. Burnside - It's Bad You Know)
1. Make It Back To Memphis (TC, vo-Tommy)
(First I Look at the Purse [intro only])
2. Pontiac Blues (BT, vo-MD)
3. Give It To Me (JGB, vo-Tommy)
4. Tell Me Mama (Little Walter/Washboard Sam, vo-MD)
5. Early in the Morning (Louis Jordan, vo-MD)
6. Early in the Morning (Sonny Boy I, vo-MD)
7. Two Steps Forward (TC, vo-Tommy)
8. Blues With A Feeling (Little Walter, vo-MD)
9. Whammer Jammer (JGB)
10. It Serves You Right To Suffer (JGB, TC, vo-Tommy)
11. First I Look at the Purse (JGB, vo-Tommy)
-encore-
12. Looking for A Love (JGB, vo-Tommy)

JGB - J.ガイルズ・バンドのレパートリー
BT - ブルースタイムのレパートリー
TC - トミー・カストロのレパートリー

Showtime: 21:32 - 22:47

[Personnel]
Magic Dick - harmonica, vocals
Tommy Castro - guitar, vocals
Randy McDonald - bass, background vocals
James Pace - Hammond B3, piano, background vocals
David Tucker - drums, background vocals

【来日公演情報】
11/22(金)ビルボードライブ東京
1stステージ開場17:30 開演19:00
2ndステージ開場20:45 開演21:30
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=8747&shop=1

11/23(土)ビルボードライブ大阪
1stステージ開場15:30 開演16:30
2ndステージ開場18:30 開演19:30
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=8748&shop=2
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2013/11/22

ブルースカーニバル、もうやらないの?  ブルース

ジョニー・ウィンターが2014年4月、来日ツアーをするそうです。普通ならば「やった!」と喜ぶところですが、どうも正直気分は複雑。

というのも、この時期に彼が来日するということは、来年もジャパン・ブルース&ソウル・カーニバルはないのか?という思いが強くなってしまうからです。

思えば、ジョニーが2011年に初来日したときも同じ4月でした。この年カーニバルは開催されませんでした。プロモーターのM&Iカンパニーは、カーニバルが開催できない代わりに、この初来日を「ジャパン・ブルース&ソウル・カーニバル・スペシャル」と銘打って埋め合わせをしたのでした。

カーニバルが開催できなかったのはこのときが初めてではありません。2008年も会場(日比谷野音)の確保ができなかったことから開催が見送られました。このときは、代わりにネヴィル・ブラザーズの単独公演が組まれ、同じく「ジャパン・ブルース&ソウル・カーニバル・スペシャル」と銘打ったのでした。

これら「スペシャル」公演は実態は全くカーニバルではないにも関わらず、この様な形を取ったのは「今年はできなかったけど、カーニバルは続けたるで!」というM&Iの意志表明と僕は受け取りました。

2013年もカーニバルは開催が見送られました。しかし、今回は過去2回とは異なり埋め合わせの公演はなし、中止の発表も全くなく、何となく流れてしまったのでした。それまで意地でも続けるという姿勢を取り、四半世紀以上の長きに渡って続けて来たのに、M&Iはもうやる気が潰えたのか?なんだか、いやーな予感がしていました。

もちろん4月にジョニー・ウィンターを呼んでも、その後5月か6月頃にカーニバルをやることは可能ですが、ここ最近M&Iはカーニバル以外のブルース系のライブは殆どやっていない状況ですし、2012年に開催したカーニバルもメインアクトはジョニーだったことから考えると、M&Iはブルース系で客が呼べるのは、もうジョニーしかいないと考えているように思えます。

すると、彼を別枠でカーニバルの時期とずらして呼ぶということは、今年静かに流れてしまったこととあわせて考えると、「もうカーニバルはやらない」というサインなのではないかと、思えるのです。

まぁ、ブルースのライブをやる環境は年々厳しくなっているのは事実なので、やらないという決断をしたのであれば、それはそれで文句を言っても仕方ありませんが、終わりにするのであれば、しっかりアナウンスしてほしいと思います。

これだけ長く続いたイベントですし、それを楽しみにしているファンも確実にいるわけですから。

数々の名演を残してきたこれだけのフェスに、「なんとなくフェイドアウト」は似合わない、そう思うのです。

お願いします、M&Iさま。

でも、本当は続けてほしいんですが。

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ちなみにジョニー・ウィンターの来日公演の下記のとおりです:
Johnny Winter Japan Tour 2014
詳細は http://www.mandicompany.co.jp/pg225.html

4月12日(土) 開場17:00 開演18:00
名古屋ボトムライン
料金:¥9,000(税込・スタンディング・整理番号付き)※ドリンク代別途

4月13日(日) 開場16:00 開演17:00
大阪なんばHatch
料金:1F ¥9,000(税込・スタンディング・整理番号付き) 2F ¥10,000(税込・指定席)※ドリンク代別途

4月15日(火) 開場18:00 開演19:00
広島クラブクアトロ
料金:¥9,000(税込・スタンディング・整理番号付き)※ドリンク代別途

4月18日(金)ラウンジオープン17:00 開場18:00 開演19:00
4月19日(土)ラウンジオープン16:00 開場17:00 開演18:00
4月20日(日)ラウンジオープン14:00 開場15:00 開演16:00
六本木 EXシアター
料金:¥9,800(全席指定・税込)ドリンク代別途
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