2014/11/30

Squeezebox Night in Osaka  音楽全般

早いもので11月も今日で終わり、2014年も残すところあと1ヶ月となりました。今日はこれから代官山の山羊に、聞くでコンフントJのライブを見に行くのですが、僕は先週末も彼らを大阪で見てきました。

恒例のアコーディオン・イベント「Squeezebox Night」が3年ぶりに大阪で開催されると言うことで、東京から行ってまいりました。

三連休初日の11月22日土曜日、会場は梅田の隣の中崎町にあるキャンディライオンというハコ。東京の会場のリトル・テキサスよりひとまわり以上でかく、ゆったり見る(踊るか?)ことができました。この界隈は初めて行きましたが、古い商店が残る味な街でした。梅田とはえらく違います。

ライブの方は、いつも出演者は殆ど変わらないのですが、やはり楽しいですね。東京から出演のザディコ・キックスはちょうど新譜を出したばかりで、その関西でのお披露目も兼ねた形になりました。当然新譜の曲中心のセットで大いに盛り上がりました。

コンフントJは、自らワンパターンを売りにする逞しさが魅力ですが、今回は雰囲気をガラッと変えたクンビアを新レパートリーに加えて来ました。でもノリノリなダンス・ミュージックという点は変わりませんでした。

いつもの二組に加え、クレイジー清水率いる新バンド、ザディコ・クレイズもトップバッターでプレイしました。鍵盤アコを使ったクリフトン・シェニエ系サウンドで場を暖めました。

このイベントの主役を奪おうと画策していたとの噂もあるラブボードのぐらちゃんは清水氏以上に目立っていたのはもちろん、コンフントやキックスのステージにも乱入、事実上ぐらちゃんのぐらぐらショーと化していたことも申し添えておきます(笑)。

よく23日は、ザディコ・キックスが中心街から外れたディープな酒屋さん、田中屋酒店で投げ銭ライブ。前日から演目も変え、楽しませました。出演者以前に、この酒屋さんの雰囲気のいいこと。店構えは一見ただの古い酒屋さん。全然ライブハウスっほくありません。しかも、周りは街らしきものもなく、最寄りの駅からバスで20分もかかる陸の孤島の様な場所です。

しかし、中に入ると通常酒屋さんにある商品棚は殆どなく、代わりにバーカウンターが。食べものもうまい。機材はちゃんと揃っています。壁を彩るレトロなポスターや小物の数々も味わい深いのです。是非また行ってみたいお店です。

この2つのライブの写真集を作りましたので、見てください。
Squeezebox Night Vol. 8
2014年11月22日(土)、中崎町キャンディライオン
https://www.flickr.com/photos/sumori/sets/72157649096364330/

ザディコ・キックス
2014年11月23日(日)、田中屋酒店
https://www.flickr.com/photos/sumori/sets/72157647118574193/
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2014/11/20

訃報: Finis Tasby、Johnny Dyer  ブルース

ロサンゼルスを拠点に活動するベテラン・ブルースマン2人の訃報が相次いで届きました。ファイニス・タスビー(Finis Tasby)とジョニー・ダイアー(Johnny Dyer)です。両者は共に、2004年以降、マニッシュ・ボーイズというブルース・セッション・バンドのメンバーとしても活躍していました。

FINIS TASBY
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(c)Photo by Masahiro Sumori
ファイニス・タスビーは、軽快なジャンプ系からドロリと濃いロウダウンなブルースまで歌いこなせる、いぶし銀の声を持ったヴォーカリスト。2012年12月、脳梗塞で倒れ闘病生活が続いていました。ファンやミュージシャンたちによってベネフィット・コンサートが行われたり、2013年には、彼がギタリストのキッド・アンダーセンとレコーディングしていた音源のCDがリリースされたりと、彼を支えるための動きがその間ありましたが、残念ながら再びステージに立つことは叶いませんでした。

1940年ダラスに生まれ、当初はブルース・ブラスターズというバンドでドラマーとして活躍。その後ベースに転向し、1962年にサンダーバーズを結成。Z.Z.ヒルやフレディ・キングらのバック・バンドを務めました。1973年にロサンゼルスに移住。1970年代にシングルを何枚か発表(編集盤CD「Shattered Dreams - Funky Blues 1967-1978」で2曲を聴くことができます)しました。1985年にはエイスより初のアルバム「Blues Mechanic」をリリースしています。

1995年には、ローウェル・フルソン、エルヴィン・ビショップらをゲストに迎えたアルバム「People Don’t Care」をリリースし注目を集め、2004年にはマニッシュ・ボーイズのデビュー作「That Represent Man」にメイン・ヴォーカリストとして参加。以後、このバンドのメンバーとしての公演も多くこなしています。

最後の作品となったのが、2011年にキッド・アンダーセンと録音した「Snap! Your Fingers」で、彼が倒れた後の2013年にリリースされました。このCDの収益は、彼の医療費当てられました。最後の作品とは言っても、倒れる前の元気な歌声が収録されており、この僅か3年後に亡くなってしまうことを思わせる内容ではありません。74歳で天に召されたファイニス。とても味わい深い歌い手でした。

FINIS TASBY DISCOGRAPHY
1985年「Blues Mechanic」(Ace 122)
1995年「People Don’t Care」(Shanachie 9007)
1998年 「Jump, Children!」(Evidence Music ECD 26097-2)
2002年「BLUES - A Tribute To John Lee Hooker」(Kon Kord KON-6617)
2005年「What My Blues Are All About」(Electro-Fi 3390)
2013年「Snap! Your Fingers」(with Kid Andersen, recorded in 2011) (Bluebeat Music BM104)


・ビデオクリップ
"America" - Finis Tasby
http://www.youtube.com/watch?v=_jf7s9Tkpys

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JOHNNY DYER
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(c)Photo by Masahiro Sumori
一方、ハーモニカ奏者/シンガーのジョニー・ダイアーは、マディ・ウォーターズと同じ、ミシシッピ州ローリングフォークの出身。11月11日か12日頃亡くなった様です。公式な発表はありませんが、彼と親交のある複数のミュージシャンが彼が亡くなったことを確認しており、間違いはないものと思われます。僕のLAの友人にもジョニーと付き合いのあった人がいたので聞いてみたら、確かな情報だとの返事が来ました。ジョニーは自らの病状について注目されるのを好まなかったため、静かに亡くなったのも彼らしいとのことでした。

1938年12月7日の生まれなので75歳でした。リック・ホームストロムとの共演作で見せた抜群のスウィング感はまさにウェストコースト・サウンドの真髄。重厚感を持ったタイプではないですが、歌声もハーモニカもしなやかな躍動感にあふれています。

幼少期をミシシッピで過ごしたジョニーは1958年にLAに移住し、ジョージ・スミスと活動するようになりました。その後、1960年代には音楽から一度は引退していましたが、1970年代にシェイキー・ジェイクと演奏活動をするようになり、1983年にはマレー・ブラザーズからデビューLP「Johnny Dyer And The L.A. Jukes」をリリース。(後にブラインド・ピッグよりCD化)

1990年代には、ロッド・ピアッツァやメイヴィス・ステイプルズとの共演で知られるギタリスト、リック・ホームストロムと組んだアルバム2枚をリリースしました。2004年の「Rolling Fork Revisited」はマディ・ウォーターズ・ソングブック。あえてハーモニカ奏者のマーク・ハメルと組み、自らはヴォーカルに専念する形で往年のマディ・ウォーターズ・バンドの勢いを再現した好盤となりました。同年、ファイニスも参加したマニッシュ・ボーイズのデビュー作にゲスト参加しています。

近年は活動状況があまり伝わってこなったのですが、体調が良くなかったようです。

JOHNNY DYER DISCOGRAPHY
1983年「Johnny Dyer And The L.A. Jukes」(Murray Brothers MB 1004)
1994年「Listen Up」(featuring Rick Holmstrom) (Black Top BT 1101)
1995年「Shake It!」(featuring Rick Holmstrom) (Black Top BT 1114)
2003年「Hard Times Won」(with Barry Levenson) (Storyville 8107)
2004年「Rolling Fork Revisited」(with Mark Hummel) (Mountain Top MTPCD-201)


・ビデオクリップ
Johnny Dyer And The L.A. Jukes (1983) ※デビュー・アルバム
http://www.youtube.com/watch?v=4WKsn1sTCP4

得がたい味を持った2人が亡くなり、LAのブルース・シーンも淋しくなります。決して大物という訳ではありませんが、彼らの残した作品の数々を聴いてもらえれば、その魅力がわかるでしょう。ご冥福をお祈りします。

LAではないですが、最近ヒューストンのブルースマン、リトル・ジョー・ワシントンの訃報も入って来ました。彼については別途書きたいと思います。
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2014/11/13

Boukou Groove初来日公演  R&B/ソウル

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ジョン・クレアリーの東京単独公演の前座として登場したブークー・グルーヴ。アブソリュート・モンスター・ジェントルメンでも活躍するビッグDとヴォーカル&キーボードのドニー・サンダルの2人によるユニットで、自主製作のCDを1枚(A Lil' Boukou In Your Cup)出しています。

今回の来日では、ドラムスにジェリービーンが加わったトリオ形式。ジョン・クレアリーのメンバーと3人中2人がダブる形ではありましたが、サウンドはかなり異なりました。ドニーは高音域が伸びるとてもいい声をしていて、CDの印象以上にソウルしていました。見た目は、地味目な白人のお兄さん(それなりに歳は行ってる)なのですが(服装はチェックのシャツを着ているあたりなんだか少しジョン・フォガティを連想させました)、歌い出すと思わず息を飲んでしまいましたね。惚れ惚れする声でした。僕は聴いていてカーティス・メイフィールドが思い浮かんだのですが、ドニーにそれを伝えたら「確かに大きな影響を受けた一人」だそうです。

演奏した曲の殆どはCD収録のものでしたが、プリンスの"I Wanna Be Your Lover”がすんなりはまっていたことからも、彼の声質を想像していただけるんではないかと思います。もう一つCD未収録の曲をやっていましたが、これはビッグDのオリジナルで"I Can Take You Further”という曲。これは次のアルバムに収録する予定だそう。ドニーよれば、まだ新作はレコーディングは開始していないものの、曲は用意できているので、すぐにできると思うとのこと。来年早々にもリリースするつもりのようです。

この曲は、今回新たに書かれた曲ではなく、ビッグDが何年か前に書いたもので、既に他のアーティストがレコーディングしているとドニーが言っていたので、調べてみたところ、フィリップ・マニュエルという人が2007年のアルバム「PM」で取り上げていることが判りました。

ドニーの声とビッグDのギターの相性がまたいいんですよね。ジョン・クレアリーのバンドとは一味違うクールなプレイを目一杯披露してくれました。

因みにこのバンド名のboukouですが、フランス語のmerci beaucoupのbeaucoupの綴りを変えたものだろうと思います。膀胱ではありません(笑)。「たくさんのグルーヴ」といったところでしょうか?boukouという単語が辞書に出ておらず不思議に思っている人もいるようなので、ご参考まで。

フランス語を使うところがいかにもルイジアナっぽいですが、実はドニーはルイジアナではなくフロリダ在住です。(出身は北部イリノイ州とのこと)フロリダ半島の付け根の西側の町、デスティンを拠点にしており、比較的ルイジアナに近いところです。ドニーに聞いたところ、最近ビッグDも近所に引っ越してきたので、2人でちょくちょくニューオーリンズまで「通勤」しているのだそうです。面白いですね。

今回残念ながら彼らの公演は東京のみでしたが、是非再来日して他の都市もまわってほしいですね。一見の価値があるユニットだと思いました。

ジョン・クレアリーの前座で出演した際のセットリストです。Live Magicでも演奏しましたが、曲目は同じだったと思います。

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Boukou Groove
Tue., October 28, 2014
Duo Music Exchange, Shibuya
19:06-20:00

1. Walkin Talkin
2. Peace and Understanding
3. Two to Tango
4. I Can Take You Further
5. A Lil Boukou in Your Cup
6. Can't Take My Eyes Off You
7. Stay Broke
8. I Wanna Be Your Lover
9. Traveling Like A Gypsy
10. I'll Take You There

[Personnel]
Donnie Sundal - vocals, keyboards
Derwin "Big D” Perkins - guitar, background vocals
Jeffery “Jellybean” Alexander - drums

【公式サイト】
http://www.boukougroove.com/

【CD】
「A Lil' Boukou in Your Cup」
http://www.cdbaby.com/cd/boukougroove

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Donnie Sundal
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2014/11/12

Jon Cleary来日公演レポートです。  ニューオーリンズ

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Jon Cleary
Duo Music Exchange, Oct. 28, 2014

ジョン・クレアリーは近年頻繁に来日し、日本での人気もだいぶ定着した感があります。しかし今回はアブソリュート・モンスター・ジェントルメンとの来日で、これは2008年以降、実に6年ぶり。このバンドは20年以上の歴史があり、言わばジョンの原点。最近のジョンは、別バンドでの活動が多かったのですが、今回はドラムスのジェリービーンを含む、AMGオリジナル・メンバーでの来日(2008年はドラムスはエディー・クリスマスでした)。これは嫌が応にも期待が高まるというもの。

他のバンドとの違いは、何と言ってもギターのビッグDです。彼は並外れた巨体で視覚的にも存在感はありますが、それ以上にそのプレイはいるのといないのでは大違い。その外見からは想像できないほど、しなやかで繊細なプレイは唯一無二と言ってもいいでしょう。

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見ていると段々ビリケンさんに見えてきたビッグD(笑)
Ebisu Garden Hall, Oct. 25, 2014

今回はピーター・バラカンのLive Magicフェスティバル絡みでの来日、その後に全国ツアーも組まれました。僕はLive Magic(初日出演; 恵比寿ガーデンホール)と東京単独公演(渋谷Duo Music Exchange)を観ることができました。

両日とも”When U Get Back”でスタート。これまで、この曲は終盤に演奏されることが多かっただけにちょっと意外でした。しかし、決め曲とも言えるものをのっけから出してきたことで、早くも場内は熱い雰囲気に。この曲のビッグDのリズム・ギターがまたかっこいいんですよね。いくつか新曲も披露してくれました。中でも"Beg, Steal or Borrow”は、いかにもニューオーリンズR&B調のナンバーで、コーラス・ワークが決まっていていい感じ。新譜も楽しみになってきました。

“Help Me Somebody”では、自然と場内大合唱に。この6年で、ジョンの曲を知っているファンは確実に増えているなとこの反応で実感しました。Live Magicでは、フェスゆえに単独公演よりも集客規模は大きかったので、彼をここで初めて聴いた人も多かったはず。更にファン層が今後厚くなることに期待したいと思います。

他、レゲエ("Loving Pauper”)も挟み込み、懐の深さを見せましたが、やはり真髄はニューオーリンズ・ファンク。終盤に持ってきた”Fool’s Game"からミーターズの”Just Kissed My Baby”への展開のリズムのかっこいいこと!ブレイクとコーラスを巧みに入れて、お客さんを大いに沸かせてくれました。この展開はさすがとしかいいようがないです。

Live Magicのセットは1時間と短めだったからか、ニューオーリンズR&Bの有名曲は少なめでしたが、単独公演ではプロフェッサー・ロングヘアの”Tipitina”やアール・キングの”Those Lonely, Lonely Nights”などを演奏。前者のラテン・フレーバーな展開もまた素敵でした。単独公演で更に驚いたのは、ジョニー・ギター・ワトソンの曲を2曲もやったこと。バンド名の由来が彼のあだ名から来ていることから考えれば不思議ではないのかも知れませんが、過去の公演では聴いたことがなかったので、ビックリでした。実にクールなカバーでした。

更にジョンは”Those Lonely, Lonely Nights”もジョニー・ギターの最初のヒットと紹介していましたよ。彼はアールのオリジナル・シングル(1955年)リリース直後にこの曲をカバーし、ヒットさせています。

Live Magicでは、2日目にはジョンのピアノ・ソロ公演もありました。エレピを使っていたアブソリュート・モンスター・ジェントルメンとは一転、ステージにはグランド・ピアノが持ち込まれ、曲目もジェリー・ロール・モートンやペレス・プラドなどニューオーリンズものからR&Bジャズ、キューバンなどの古典が中心でした。昨年のピアノ・ソロ・ツアーを見た方は、だいたい雰囲気がお判りだろうと思います。ガラリと雰囲気は変わりますが、これもまた味わい深い1時間でした。

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Jon Cleary (solo piano)
Ebisu Garden Hall, Oct. 26, 2014

以下、3公演のセットリストを記載しておきます:

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Jon Cleary And The Absolute Monster Gentlemen
Ebisu Garden Hall
Sat., October 25, 2014
20:30 - 21:30

1. When U Get Back
2. So Damn Good
3. Beg, Steal or Borrow (new song)
4. Loving Pauper (Dobby Dobson)
5. Mo Hippa
6. Help Me Somebody
7. Get Your Go Go Juice (new song)
8. A Smile in A While
9. What Do You Want A Girl To Do? (Allen Toussaint)
10. Fool's Game
11. 〜Just Kissed My Baby
-encore-
12. Pump It Up (new song)

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Jon Cleary (piano solo)
Ebisu Garden Hall
Sun., October 26, 2014
14:30 - 15:30

1. Burnt Mouth Boogie
2. Just Because (Lloyd Price)
3. Cheating On You
4. My Baby's In Love With Another Guy (Little Willie John)
5. Fever (Little Willie John)
6. Havana (Perez Prado)
7. Oh No No No
8. Roberta (Frankie Ford)
9. Fairwell To Storyville (Billie Holiday)
10. When U Get Back
11. The Crave (Jelly Roll Morton)
12. Whenever You're Lonesome (Sweet Emma Barrett)
13. Port Street Blues
14. I Get the Blues When It Rains (Jim Reeves)

[Personnel]
Jon Cleary - grand piano, vocals

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Jon Cleary And The Absolute Monster Gentlemen
Tue., October 28, 2014
Duo Music Exchange, Shibuya
20:25 - 22:15 (encore 22:04 - )

1. When U Get Back
2. So Damn Good
3. Beg, Steal or Borrow
4. Get Your Go Go Juice
5. Tipitina (Professor Longhair)
6. Loving Pauper
7. Superman Lover (Johnny “Guitar” Watson)
8. Unnecessarily Mercenary
9. Help Me Somebody
10. Gangster of Love (Johnny “Guitar” Watson)
11. Those Lonely, Lonely Nights (Earl King)
12. 〜Can’t Believe You Wanna Leave (Little Richard)
13. A Smile in A While
14. What Do You Want A Girl To Do?
15. Fool's Game
16. 〜Just Kissed My Baby
17. Take My Love (I Want To Give It All To You) (Little Willie John)
-encore-
18. Mo Hippa

[Personnel]
Absolute Monster Gentlemen
Jon Cleary - electric piano, keyboards, vocals
Derwin “Big D” Perkins - guitar, background vocals
Cornell Williams, bass, background vocals
Jeffery “Jellybean” Alexander - drums

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Jon Cleary & The Absolute Monster Gentlemen
Duo Music Exchange, Oct. 28, 2014
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2014/11/4

Stanley Smith来日公演レポート  ブルース

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Stanley Smith at Aoyoma Cay
October 24, 2014

約3年ぶりの来日公演を行ったスタンレー・スミス。今回は、10月24日の青山Cay、25日のLive Magicフェスティバルでの公演を見ました。

淡々と曲を繰り出す飾らないステージ進行は、地味ではありましたが、そこはかとなく溢れる暖かみにほっこりする至福のひとときでした。

ブルース、ジャズ、フォークなど、アメリカンルーツミュージックの奥深さを感じさせてくれるライブでもありました。

岩見継吾(b)、井上太郎(mandolin)という2人の日本のミュージシャンの好サポートも特筆に値します。特に井上とは前回の来日ツアーでも共演していたこともあり、息もぴったりあい、サウンドに華を添えていました。更にCayの単独公演では、ボブ・ディランのナンバーなど3曲で中村まりがゲスト参加。デュエットで、場は一層和やかな雰囲気に包まれていました。

Live Magicでの演奏はCay公演の翌日、スタンレーの来日ツアー最終公演でした。約1時間の短いセットでしたが、会場は溢れんばかりの人。それでも、本人は変わることなくマイペースでした。アンコールをR&Bナンバー"The Monkey Time"で締めたのはちょっと意外でした。しっとり終わるかと思いきや、フェスティバルらしく楽しい余韻を残してくれたので、いい選曲だったと思いました。

今度は3年も待たずにまた来たいと言い残してステージをあとにしたスタンレー。近いうちにその演奏に再び触れる機会を楽しみに待ちたいと思います。

[Setlists]
Stanley Smith
Aoyama Cay
Fri., October 24, 2014

[1st set] 19:37-20:25
1. Monday Morning Blues
2. New Dreams
3. Copper Kettle
4. Rosetta (Earl Hines)
5. Sweet Butterfly
6. Going Up To The Country, Paint My Mailbox Blue (Taj Mahal)
7. Riverboat Dreams
8. Blade of Grass
9. How Long Blues (Leroy Carr)
10. Open The Door, Homer (Bob Dylan)
11. Corrina, Corrina (Bo Carter)

[2nd set] 20:41-21:41 (21:28- encore)
12. With You in Mind (Allen Toussaint)
13. Don't Think Twice, It's All Right (Bob Dylan)
14. You Ain't Goin' Nowhere (Bob Dylan)
15. Oh Susanna
16. Your Eyes Are Smiling
17. It Takes A Lot To Laugh, It Takes A Train To Cry (Bob Dylan)
18. Baby, You Are My Destiny (Taj Mahal)
19. Hit the Road Jack (Ray Charles)
20. Since I Met You Baby (Ivory Joe Hunter)
21. My Babe (Little Walter)
-encore-
22. Crazy Love
23. On The Sunny Side of the Street
24. Take This Hammer (Leadbelly)

[Personnel]
Stanley Smith (acoustic guitar, vocals)
Keigo Iwami (bass)
Taro Inoue (mandolin)
except
1-4, 12, 22, 23 - Stanley solo
13-15 - Stanley w/Mari Nakamura (vocals) and Taro Inoue


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Stanley Smith
Peter Barakan's Live Magic
Ebisu Garden Room
Sat., October 25, 2014
17:40-8:40

1. Going Up To The Country, Paint My Mailbox Blue (Taj Mahal)
2. Sweet Butterfly
3. Blade of Grass
4. Open The Door, Homer (Bob Dylan)
5. Since I Met You Baby (Ivory Joe Hunter)
6. Your Eyes Are Smiling
7. It Takes A Lot To Laugh, It Takes A Train To Cry (Bob Dylan)
8. Riverboat Dreams
9. How Long Blues (Leroy Carr)
10. Hit the Road Jack (Ray Charles)
11. Take This Hammer (Leadbelly)
-encore-
12. The Monkey Time (Major Lance)

[Personnel]
Stanley Smith (acoustic guitar, vocals)
Keigo Iwami (bass)
Taro Inoue (mandolin)
except
12 - Stanley solo
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