2015/4/7

五臓六腑に染み渡ったジャクソン・ブラウン  ロック

クリックすると元のサイズで表示します

ぜんぜんブルースではないけど、先日のジャクソン・ブラウンの来日公演、実に素晴らしかったです。僕は、彼は機会があれば何度でも見たいというほど好きなんですが、なんだかんだで都合が合わなかったり、前回のようにシェリル・クロウと組み合わせのツアーはどうも…というのがあったりと、しばらく行っていませんでした。前回行ったのは記憶では「Naked Ride Home」(2002年リリース)のツアーだったので、10年以上前の話。本当に久しぶりでした。

この前の週に見たクロズビー、スティルズ&ナッシュの公演で、彼がいきなりゲストで登場したのはびっくらこいたけど、二度見られて得した気分。(^^)

ジャクソン本人が、今回のバンドを「今までで一番気に入っている」とコメントしていましたが、本当にそれも頷ける内容でした。変に懐古主義になることなく、でも70年代のアナログな温かみのあるサウンドがしっかり出ているというか。僕がイメージするジャクソン・ブラウンのサウンドそのものでした。

特にギターのグレッグ・リースは、ラップスティールのプレイが素晴らしく、デイヴィッド・リンドレーと比較しても全く遜色なし。”Birds of St. Marks”で聴かせたリッケンバッカーの12弦ギターもまたいい音してました。

キャリアの長い人ですからやりたい曲はたくさんあるだろうし、ファンも皆聴きたい曲がたくさんあるはず。なので、2時間半を超える長丁場となったのも必然なのかも知れません。それでも、代表曲も日替わりでかなり入れ替わっていたようです。僕が行った日は、個人的に大好きな"Fountain of Sorrow"をやらなかったし。

客席からかなりリクエスト声がかかっていましたが、本人はいちいち反応はするけど、結局「それは忘れちゃったやつだなぁ」とかなんとか言って流しちゃうという…(笑)。

印象的だったのは、新譜の曲を数多くやったこと。実に10曲中7曲やっていました。単なる懐メロ大会に終わらせない現役感バリバリのステージはさすがでした。今回の新譜はよかったもんなぁ。本人も自信作なのでしょうね。声も以前見たときは、さすがに年取ると衰えるよなぁと思った記憶がありますが、今回はよく出ていました。

そうそう、券を買った際は全く気がついていたなかったのですが、この日は3月11日。東日本大震災の4周年の日でした。ジャクソンは福島の原発事故について、二度触れ、アンコールで”Before the Deluge"を福島の人々に捧げてコンサートは終演となりました。昔から一貫して反原発を訴えてきたジャクソンですから、やはりこれは当然のことでしょうね。

充実したライヴに大満足でした。

----

Jackson Browne
Orchard Hall, Tokyo, Japan
Wed., March 11, 2015

[Setlist]
1. The Barricades of Heaven
2. Looking Into You
3. The Long Way Around
4. Leaving Winslow
5. These Days
6. Shaky Town
7. Just Say Yeah
8. I’m Alive
9. You Know the Night 
10. For A Dancer
--休憩--
11. Your Bright Baby Blues
12. Rock Me on the Water
13. If I Could Be Anywhere
14. Which Side?
15. Standing in the Breach
16. Looking East
17. The Birds of St. Marks
18. Doctor My Eyes
19. Sleep's Dark And Silent Gate
20. The Pretender
21. Running on Empty

-encore-
22. Take It Easy
23. Our Lady of the Well
24. Before the Deluge

1st set 19:00-20:05
2nd set 20:20-21:50

----

[Personnel]
Jackson Browne - vocals, guitars, piano
Val McCallum - guitars
Mauricio Lewak - drums
Jeff Young - keyboards
Bob Glaub - bass
Greg Leisz - guitar, lap steel, pedal steel
Chavonne Morris - backing vocals
Alethea Mills - backing vocals
クリックすると元のサイズで表示します
1
inserted by FC2 system "; var ifrd = ifr.contentWindow.document; ifrd.open(); ifrd.write(htmlcode); ifrd.close(); } } var CriteoAdUnits = { "placements": [{ "slotid": criteoSlotId, "zoneid": criteoZoneId }]}; window.Criteo = window.Criteo || {}; window.Criteo.events = window.Criteo.events || []; var processCdbBid = function() { var bids = Criteo.GetBidsForAdUnit(criteoSlotId); if (bids.length > 0) { var bidFound = bids[0]; Criteo.RenderAd({ bidId: bidFound.id, containerId: bidFound.impressionId }); } else { passback(); } }; Criteo.events.push(function() { Criteo.RequestBids(CriteoAdUnits, processCdbBid, 2000);}); }();

inserted by FC2 system "; var ifrd = ifr.contentWindow.document; ifrd.open(); ifrd.write(htmlcode); ifrd.close(); } } var CriteoAdUnits = { "placements": [{ "slotid": criteoSlotId, "zoneid": criteoZoneId }]}; window.Criteo = window.Criteo || {}; window.Criteo.events = window.Criteo.events || []; var processCdbBid = function() { var bids = Criteo.GetBidsForAdUnit(criteoSlotId); if (bids.length > 0) { var bidFound = bids[0]; Criteo.RenderAd({ bidId: bidFound.id, containerId: bidFound.impressionId }); } else { passback(); } }; Criteo.events.push(function() { Criteo.RequestBids(CriteoAdUnits, processCdbBid, 2000);}); }();


teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ
inserted by FC2 system