2015/4/14

マイティ・サム・マクレインが入院  ブルース

ブルース&ソウル・シンガーのマイティ・サム・マクレインが脳梗塞で倒れ現在も入院中とのことです。Facebook上の公式ファンページの情報で、公式ウェブサイトの方には今のところ記載がありません。起こったのは4月の上旬ごろのようです。

幸い声を失うという最悪な事態は避けられ、しゃべることはできるとのことですが、症状は左半身不随とかなり重く、まだ数週間は入院が必要とのこと。その間に身体の機能回復に向けたリハビリ治療が行われるようです。

1986年にウェイン・ベネットを従えて来日したこともある(ライブ盤も出ています)サムは日本でもファンは多く、非常に残念なニュースです。現在72歳。何とか回復してもらって再び元気な姿をみたいものです。

サムに激励の手紙を書きたいという方は、彼の病室宛てにお願いしたいということです。

Mighty Sam McClain room 417
Northeast Rehabilitation Hospital
105 Corporate Rd
Portsmouth NH 03801

この件については、追加情報が入りましたらまたお知らせしますね。

【情報源】
Mighty Sam McClain's Official Fan Page
https://www.facebook.com/MightySamMcClain/posts/913067162049177
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2015/4/14

ウィリアム・ベル来日公演レポート  R&B/ソウル

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(c)Photos by jun2
(Special thanks to Mr. Mike Koshitani.)
All rights reserved.

僕の周囲でもよかったという声がとても多いウィリアム・ベルの初来日公演。

ベテランの初来日というのはワクワクするけど、その反面過度な期待はしないようにと思っています。というのも、頭に思い描く全盛期の姿を維持しているとは限らないからです。ベルはもう75歳。人間それくらいの歳になると、若い頃のようには身体がいうことを効かなくなったりしますから、期待しすぎては本人もかわいそうかなとも思うんですよね。

でも、ウィリアム・ベルにはいい意味で裏切られました。元々声量や声域で勝負するタイプでないというのもありますが、声はよく出ていたし、さすがに20代の若者には見えませんでしたが(笑)、間近でみても肌にも張りがありました。ステージでの振る舞いもシャキシャキしているし、70代とは思えない若々しさでした。

アップテンポの"Happy"から賑やかに始まったステージは、スタックス全盛期を彷彿させる古典的なソウルショー。マイクを口元から離してオフマイクで歌うポーズも、前のめりになって女性客に語りかけるアクションも様になっています。

“I Forgot To Be Your Lover”では途中サム・クックの”You Send Me”歌詞が出てきたり、オーティス・レディングに捧げて歌った”The Dock of the Bay”では、”Fa-Fa-Fa-Fa-Fa (Sad Song)”に繋げる展開を見せたりしたのも、ファンの心をつかむにくい演出でした。

バックを務めたロイ・ロバーツのバンドもよかったですね。ツボを押さえながらも、カチッとしすぎない味なバッキングはベルの歌によくマッチしていました。僕は初日と2日目、それぞれ1回ずつ見ましたが、2日目の方が回数を重ね、明らかに演奏が上向いているのを感じました。3人いたホーン・セクションは、日本で活動するミュージシャンを現地調達した形でしたが、これも大正解。特にアップテンポの曲では、生のホーンが入ると断然音が生き生きしてきます。いなくても成り立つといえばそうですが、いるのといないのでは大違いでした。

今回東京2日間、各2部構成で、計4公演あったんですが、僕は両日とも2部の方を見ました。これはちょっと失敗だったかも。彼が今回用意したセットは1部と2部は殆ど曲を入れ替えていたんですが、両日とも同じパターンでやっていたんです。つまり、初日でも2日目でもどちらでもいいので、1部と2部を見れば、いろんな曲が聴けたというわけなのです。

彼の一番有名な曲”You Don’t Miss Your Water”や”Tryin’ To Love Two”はなぜやらないんだろう?と首を傾げていたら、どちらも1部でやっていたのでした。その代わり、1部を見た人は”Everybody Loves A Winner”などは聴けなかったことになります。

このブログで紹介したオーティスに捧げる”A Tribute To A King”も僕は聴けませんでしたが、これも1部の方では両日ともやっていたのでした。でも、いい演奏を前には、そんなことはどうでもいいんです。清々しいまでに気持ちのよいソウルを熱唱してくれたベルに感謝です。

是非再来日して、次回は関西のファンにもその声を聴かせてあげてほしいと思います。よろしくね。

ちなみに今回、僕はブルース&ソウル・レコーズ誌にもライヴ評を書きました。こちらの方は4/25発売なので、よかったらそちらもあわせてどうぞ。
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William Bell
Mar 28/29, 2015
Billboard Live Tokyo
Setlists

[1st set](初日と2日目は演目は同じ)
1. Easy Comin' Out (Hard Goin' In)
2. Any Other Way
3. Private Number
4. You Don't Miss Your Water
5. Hard To Handle
6. A Tribute To A King
7. Tryin’ To Love Two
8. Born Under A Bad Sign
-encore-
9. Happy

[2nd set](初日と2日目は1曲入れ替え)
1. Happy
2. Lovin’ On Borrowed Time
3. Everybody Loves A Winner
4. I Forgot To Be Your Lover
5. (Sittin’ On) The Dock Of The Bay *3/28のみ
5. Tryin’ To Love Two *3/29のみ
6. Knock On Wood
7. Every Day Will Be Like A Holiday
8. Born Under A Bad Sign
-encore-
9. 1. Easy Comin' Out (Hard Goin' In)

Showtime:
3/28 2nd 21:00-22:20
3/29 2nd 19:30- 20:57

[Personnel]
ウィリアム・ベル / William Bell(Vocals)
ブライアン・クレンショウ / Brian Crenshaw(Bass)
エリック・カレンズ / Eric Callands(Keyboards)
ロイ・ロバーツ / Roy Roberts(Guitar)
アーネット・ディグス / Arnet Diggs(Guitar)
モーリス・ダン / Maurice Dunn(Drums)
ルイス・バジェ / Louis Valle(Trumpet)
宮木 謙介 / Kensuke Miyaki(Baritone Saxophone)
アンディ―・ウルフ / Andy Wulf(Tenor Saxophone)

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終演後サインをいただきました。いい人でした。
なぜこの方向にサインするか?
という疑問は残りますが(笑)。
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