2015/8/8

Japan Blues Festival 2015レポート  ブルース

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個人的には3回目の青森、3回目のJapan Blues Festivalでした。天気がよかった過去2回とは異なり、今回は青森に着いたときから、雲がどんよりして、なんだか怪しい雰囲気。実際、天気予報では雨となっていたし、フェス初日には時折僅かながらポツポツと雨を感じました。

しかし、フェス2日間、何とか天気は持ちこたえたのです。初日終了後、夜中にはザーザー降りとなり、翌朝も一向に止む気配がない。この日はもうだめだと思いましたが、朝9時過ぎに雨は突然止み、どんよりした状況は続きながらもそれ以降降ることはありませんでした。

入場無料のゆるーい雰囲気は健在。会場の青い海公園の周囲では、翌週にひかえたねぶた祭りの山車の制作が佳境に入り、活気溢れた雰囲気に。その現場を見て回るだけで気分が盛り上がってきます。青い海公園には出店が並び、海風を浴びながら、ビールに日本酒、青森の名物、バラ焼きなどを味わい、開放感のあるフェスを楽しみました。

今回は、ヘッドライナーのジミー・バーンズ以外はあまり見ることができなかったのですが、東京から初参加の大久保初夏のブルース・プロジェクトはオリジナル・ナンバーを中心にハウリン・ウルフのカバーなども織り交ぜながら、元気なサウンドを展開しました。年配な出演者が多めな中、初夏ちゃんのバンドは華やかでよかったですね。

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有山岸(有山じゅんじ&山岸潤史)

あとは特に楽しみだったが、有山岸。有山さんと山岸さんのステージでのやり取りは、まるで漫才のボケと突っ込みのようで、会場は笑いに包まれていました。”I’ll Fly Away”をやり出したときなんか、山岸さんが有山さんに「あ、そこコードちゃう!さっきちゃんとやってたやん!」とツッコミを入れ、有山さんははははと大笑い。

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有山じゅんじ

でも、演奏内容はさすがでしたね。夕暮れの空に響き渡るアコースティック・ギターの気持ちのいいこと。"梅田からナンバまで”では、客席もみんなで歌っていました。考えてみれば、2人とも別々に見たことは何度もありますが、有山岸は初めてだったなぁ。いいライヴでした。

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有山岸
Japan Blues Festival, Aomori
Sat., July 25, 2015
18:00-19:00

[Setlist]
I'm Gonna Sit Right Down And Write Myself A Letter
上を向いて歩こう
I'll Fly Away
Hook Me Up
バッドジャンキーブルース
買い物にでも行きまへんか
梅田からナンバまで
残しとこう
Moon River
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で、ジミー・バーンズは、プレイした曲目こそ東京公演とさほど変わらなかったものの、ドラムスとベースが入ったことにより勢いが増し、ダイナミックなサウンドになりました。また、彼のステージは途中に休憩が入り、後半は東京公演にはいなかったゲスト・ヴォーカリスト、キャサリン・デイヴィスがフロントに立つ形となりました。彼女は、ココ・テイラーを彷彿させる力のこもった歌いっぷりで会場を沸かせました。

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Jimmy Burns

ココの"Wang Dang Doodle"から、アルバータ・ハンターの古風なナンバー"I Got Myself A Workin' Man"、スピリチュアル"Just A Closer Walk With Thee"まで歌いこなす懐の深さを見せてくれました。

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Katherine Davis & Jimmy Burns

最終日ラストは、毎度のお約束なのでしょうが、他の出演者も戻ってジャム・セッション・タイム。アップテンポで”I Ain’t Superstitious” を決め、賑々しくフェスはお開きとなりました。

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フィナーレのジャム

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Jimmy Burns with Shun Kikuta Band
Fri., July 24, 2015
19:15-21:40

[Setlist]
Whole Lotta Lovin'
The Sky Is Crying
No Consideration
Miss Annie Lou
For Your Precious Love (Otis Redding)
Leaving Here Walking

-With Katherine Davis
Tell Mama
Going Fishing
Bumble Bee
Hey Bartender
I Got Myself A Workin' Man (Alberta Hunter)
Wang Dang Doodle
Just A Closer Walk with Thee
Rock This House
-encore
Summertime

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Jimmy Burns with Shun Kikuta Band
Sat., July 25, 2015
19:15-21:28

[Setlist]
Shake for Me
No Consideration
Miss Annie Lou
For Your Precious Love

-With Katherine Davis
Rock This House
Going Fishing
Blues with A Feeling
Wang Dang Doodle
Just A Closer Walk With Thee
Hey Bartender
-encore
I Ain't Superstitious
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今年で実に13回を数えるこのフェス。今後も続いてほしいなぁと思います。

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All photos by Masahiro Sumori. All rights reserved.


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Japan Blues Festival 2015写真集
https://www.flickr.com/photos/sumori/sets/72157656928673632

フェスティバル・タイムスケジュール
http://black.ap.teacup.com/sumori/1634.html

開催概要
http://black.ap.teacup.com/sumori/1626.html




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