2016/4/2

お騒がせしました  ブルース

昨日のブルース銀座閉鎖の書き込みに多くの反応をいただきました。ありがとうございました。

もちろんあれは、エイプリルフールのジョークでした。やめる理由など全くないですので、これからも続けます。一部の方にはご心配をかけてしまったようで、お詫び申し上げます。

特に、お詫びは我が心の師匠クラレンス"ゲイトマウス"ブラウンにもしたいと思います。あの世で「バカこいてんじゃねえ」とブツブツ言われているかも知れませんが、あなたの音楽は、それがブルースだろうが、ジャズだろうが、ケイジャンだろうが、ザディコだろうが、そんなジャンル分けは関係なく最高です。もちろん、これからもディスクガイドは継続しますし、更新もします。

もちろんリトル・ミルトンの"The Blues Is Alright"が右翼の歌というのも根も葉もないデタラメです。ブルースにも政治的な歌はありますが、そもそもがブルースはフォークなどと異なり、より個人的な思いをベースとした歌であり、政治的な内容でもどちらかというと「おいらのお金がなくて今晩のおかずも買えねえんだよ。どうしてくれるんだよ?大統領さんよ」といったような極めて自分本位な内容が多いのではと思っております(笑)。もちろん、全体として右翼がかっているなんてことはあるはずがありません。

20年前と比べてブルース・シーンが衰退しているのは事実だと思います。でも、先日の20周年の書き込みでも言いました通り、そういうときだからこそ、紹介すべき音、語るべき話題もあると思います。なので、衰退してきたからやめるなどというのは本末転倒、僕としてはあり得ないと思っております。そもそも日頃から僕は「自分が残る最後の一人のブルース・ファンとなってもブルースを聴き続ける」そう思って過ごしています。それくらいしつこい男です。

でもね、ブルース・シーンということでは盛り上がりが見られないと感じてしまうのも事実かと思いますが、ブルースって、深く他の音楽の入り込んでいると思うんですよね。昨晩だって、テデスキ・トラックス・バンドの武道館公演を観てきたのですが、1万人近い大聴衆を前に彼らは、ブルースの名曲"I Pity The Fool"や"The Sky Is Crying"をガツンとかまし、大受けでした。あの会場にいた人たちでいわゆるブルース・ファンという人は少ないかも知れないですが、ブルースという音楽は広く浸透しているのですよ。

それにしてもテデスキ・トラックス、素晴らしいライブでした。見るたびにバンドとしての成長を感じます。当初は新世代のオールマン・ブラザーズという感じでしたが、もう彼らとはかなり別物になってきました。男臭さ全開のオールマンに対し、彼らは対照的にテデスキという女性をフロントに出し、コーラス、ホーンセクションも入れて、よりファンキーに展開します。一言で言えば、オールマンがスライ&ザ・ファミリー・ストーン化したというか、そんな変貌を感じます。これからの彼らの活動がますます楽しみになりました。

というわけで、今後ともブルース銀座をよろしくお願いします!!!!

ブルース銀座 陶守正寛

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2016/4/1

ブルース銀座閉鎖のお知らせ  ブルース

先日20周年を迎えたばかりのブルース銀座ですが、この度ウェブサイトを閉鎖することを決めました。20年の大きな節目ということもあり、吹っ切れたというか、そろそろ潮時かなと思った次第です。せっかく新たなサーバに移した直後なのですが、近々丸々撤去します。

と言うのも、先日の20周年の書き込みでも触れましたが、この20年間でブルース・シーンの衰退は激しく、もはやブルースと限定すると大した話題がないという現状があります。それに加え、リトル・ミルトンが”Hey, hey! The blues is all right”!(おいおい、ブルースは全て右だぜ!)と雄叫びをあげていたことからも明らかな通り、ブルースという音楽はそもそもがプレイヤーもファンも皆そろって右翼掛かった音楽であり、近年の日本を始め世界の政治の右傾化と相まって、僕の中にむくむくと湧いてきた違和感がもうどうすることもできないほど大きくなってしまったのです。

僕は安保法制の反対を始め、福祉の拡充による貧富格差是正など、どちらかと言えば左翼思考であり、これ以上右翼的な勢力に迎合するのは我慢がならなかったのです。「ブルースなんていう音楽はクソだ!」と反骨精神をむき出しにしていた在りし日のクラレンス”ゲイトマウス”ブラウン師匠の気持ちが今更ながらわかった思いです。

そんなゲイト師匠のディスク・ガイドだけは、その反骨精神に免じて残そうかとも考えましたが、よくよく考えてみると

「そう言うあんたの音楽だって、端から聴けばただの古びたブルースじゃないか!」

と思い直し、そんな特例は無用という結論に達しました。もうブルースは懲り懲り。もうブルースCDの紹介なんてしませんし、金輪際聴きもしません。今までこのサイトを見ていただいて感謝しています。でも、このような状況で続けることはできないのです。近々、ブルースCDは全てヤフオクで売っ払います。もう見たくもありません。

ならば、「ブルース銀座」改め、反骨精神溢れる「ロック銀座」にしようと現在模索中ですが、それはなんとなく「浅草ロック座」の二番煎じのようで躊躇しています。でも、近々結論を出します。なんらかの音楽発信活動は続けるでしょう。というのも、12小節ジャムを永遠と繰り返すためなら何でもする。誰とも組む。こんな無責任な勢力に負けるわけにいかないんです。抑止力は大きく損なわれてしまうんですよ、皆さん。

お騒がせしますが、何卒よろしくお願いします。
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