2016/6/30

BLUES & SOUL RECORDS 130号発売  BSR誌

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表紙 アルバート・キング

ブルース&ソウル・レコーズ130号が発売になっています。この号の特集は、アルバート・キング。B.B.キングもいいですが、アルバートほどインパクトのある個性的なブルースマンも他にいないと思います。彼のギター・プレイは、ワンパターンなフレージングで、決してうまいというものではないですが、一音聴けば彼と判る圧倒的な存在感と個性。エリック・クラプトンやスティーヴィ・レイ・ヴォーンなど、彼に影響を受けたギタリストは数多くいますが、彼らがアルバートのフレーズを弾いても、本人とは全く違うんですよね。やはりアルバートのプレイは彼しかできない。これは、決定的な魅力です。

アルバートは、ヴォーカルが弱いなどという人もいますが、それは違うと思います。確かに歌もうまいとは言い難いですが、狭い声域で絞り出すような歌声は、すごく心に響きます。これも、他者には真似のできない彼の個性です。

もう彼が亡くなってから20年以上が経ちますが、僕は幸運にも彼を計4回生で見ることができました。初めて見たときの感動はいまだに鮮明に覚えています。あー、本当にアルバートだ。紛れもないあの音だ!とそれだけで感動ものだったのです。こんな人はもう出てこないでしょう。

そんな彼を大々的に特集してくれるなんて嬉しいじゃありませんか。ディスクガイドはもちろん、彼の名曲のカヴァー集のCDも付いていますよ。

僕は、今回は、ジョニー・ウィンターのドキュメンタリー映画DVD「Down & Dirty」のリヴューなどを書いています。この映画は、晩年のジョニーにツアー中も密着してロケしており、来日した際の映像も出てきます。ジョニーの素顔を垣間見ることのできる貴重な内容です。

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ブルース&ソウル・レコーズ 130号
2016年6月25日発売
定価: ¥1,600+税

特集 アルバート・キング─ブルースを生き抜いた巨人
★ダイナミックさと優しさと100%のブルース・パワー
★人種の壁を越える
★無敵のペンタトニックとチョーキングの破壊力
★44才の大転機
★『Born Under A Bad Sign』を聴き込む
★アルバム・ガイド─オリジナル・アルバムから編集盤、発掘ライヴ音源まで
★デルタで触れたもの
★スウィングするセントルイス

【付録CD】A Tribute To Albert King: I Walked All Night Long
〈ボーン・アンダー・ア・バッド・サイン〉〈ザ・ハンター〉〈アイル・プレイ・ザ・ブルース・フォー・ユー〉など、アルバート・キングの代表曲から、アルバートに関連した楽曲のカヴァーを収録。オリジナルに忠実なものから、独自の解釈を施したものまで、多彩なヴァージョンをお楽しみください。

1. CHARLES WILSON: I Walked All Night Long
2. SHEMEKIA COPELAND: Wrapped Up In Love Again
3. PISTOL PETE: Born Under A Bad Sign
4. KOKO TAYLOR: The Hunter feat. ALBERT COLLINS
5. STEVE FREUND: Wild Woman
6. ARON BURTON: I'll Play The Blues For You
7. BONNIE LEE: Breakin' Up Somebody's Home
8. BILLY BRANCH & CARLOS JOHNSON: Don't Throw Your Love On Me So Strong
9. BIG TIME SARAH: Cadillac Assembly Line
10. BREWER PHILLIPS: Laundromat Blues
11. JIMMY DAWKINS: Down So Long
12. SHIRLEY JOHNSON: As The Years Go Passing By

【その他の主な記事】
● イーストサイド・キングス・フェスティヴァル──テキサス州オースティンの新名物ブルース・フェスが今年も開催決定!
●[インタヴュー]ドン・ブライアント「私の人生は素晴らしい旅路だったと思う。この旅がまだまだ終わらないで欲しいね」
●[インタヴュー]スティーヴ・クロッパー「もし俺たちがソウルの製法を形にしたのだとしても、そんなもの、皆にくれてやるよ」
●[追悼]ロニー・マック──ユニークなギター・トーンを放ったブルース・ロックの開祖
●[追悼]ビリー・ポール──ジャジーな唱法で異彩を放ったソウル・シンガー
●[追悼]リオン・ヘイウッド──“メロウ”を持ち味にしたマルチなソウルマン
●[語りたい逸品]書籍『ブルースと話し込む』
●[語りたい逸品]CD『JACK ASHFORD - JUST PRODUCTIONS』
●ロードショウ・オリジナル・マスター・コレクション──世界初CD化含む7タイトルが発売
● ブルーズ・ザ・ブッチャー2年ぶりの新録アルバム〜永井ホトケ隆に訊く
● 言葉がウキウキと躍る、稀有なストーリーテラー、コージー大内がライヴ・アルバムを発表
● 新作アルバム・リヴュー──ビッグ・ウォルター・トリビュート/ジョニー・ウィンター/モータウン 他


【連載】
☆ 好評連載 トータス松本 1本のカセットから 第14回 抑えられた凄み─カーティス・メイフィールド
☆ International Music Stroll〜世界の音楽にぷらりと出会おう/ワダマコト
☆ なんてったってインディ・ソウル 蔦木浩一×齋藤雅彦×編集部H
☆ フード・フォー・リアル・ライフ〜歌詞から見るブルース&ソウルの世界/中河伸俊
☆ 小出 斉の勝手にライナーノーツ「Henry Townsend / Tired Of Bein’ Misreated」
☆ リアル・ブルース方丈記/日暮泰文
☆ 鈴木啓志のなるほど! ザ・レーベル VOL.59 「Bobbin」
☆ ゴスペル・トレイン「バーミングハム・ジュビリー・シンガーズ」/佐々木秀俊+高橋 誠
☆ BLUES IS MY BUSINESS no.206/吾妻光良
☆ いづみやの曲追い酩酊談/佐々木健一
☆ 原田和典の魂ブチ抜き音楽
☆ 文聞堂書房〜古書掘りコラム/出田 圭
☆ ICHIのチタリン・サーキット最前線
☆ モアリズム ナカムラの20××年ブルースの旅 第10回「マラキン★ポン」
☆ ニッポンの。国内アーティスト新譜紹介/妹尾みえ
☆ ブルース&ソウルの聴ける店
☆ Ain’t That Good News 国内ライヴ/イヴェント情報ほか
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2016/6/29

闘病中のリル・クイーニーに支援を!  ニューオーリンズ

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Leigh "Lil Queenie" Harris
(Gofundmeのページより)

ニューオーリンズ出身のシンガー、リル・クイーニー(本名:レイ・ハリス - Leigh Harris)が今年に入ってから乳ガンと診断され、現在闘病中です。彼女の乳ガンはステージ4であり、骨、脳、リンパ節、肝臓に転移が認められるという非常に厳しい状況。彼女を支援するための募金サイトが立ち上がっていますので、ぜひファンの皆さんの募金をお願いします。

6月29日現在、目標額50,000ドルに対し、387人から26,916ドルが集まっています。

Little Queenie's Cancer Support
https://www.gofundme.com/ruwdsept

ニューオーリンズの近郊のオールド・メテリーに育ったレイは1978年、まだ10代の頃にキーボード・プレイヤーのジョン・マグニーとともにリル・クイーニー&ザ・パーコレーターズを結成、活動を開始しました。若い頃からその存在感は大きかったようで、1980年にニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジで公演を行うと、ニューヨーク・タイムズ誌は、彼女をジャニス・ジョップリンと比較し、絶賛したそうです。

ザ・パーコレーターズは1982年に解散しますが、当時、彼らがシングルとしてリリースした"My Darlin' New Oreans"は2010年、米HBOのドラマ「Treme」でエンディング・テーマに採用されています。ニューオーリンズの雰囲気が溢れ出ている名曲です。

バンド解散後、メンバーだったマグニーとギターのトム・マローンは、1987年にサブデューズを結成。今日も活動中です。レイは、ソロになり、Leigh Harris名義で作品をリリースし続けました。


Lil Queenie And The Percolators
My Darlin’ New Orleans

レイは1993年9月に来日し、神戸国際アーバンジャズフェスティバルに出演しています。尚、2012年にジョー・サンプル&クレオール・ジョー・バンドのラブボード奏者として来日したアレックス・マクドナルドは、彼女の息子です。

2005年、レイはハリケーン・カトリーナで被災し、長年住み慣れたニューオーリンズを離れ避難生活を余儀なくされました。現在は、ノースカロライナ州のルーラルホールに住んでいます。

レイのニューオーリンズの旧友、デビー・デイヴィスの呼びかけにより、老舗ジャズ・クラブ、スナッグ・ハーバーで、5月26日にベネフィット・コンサートが開催され、スペンサー・ボーレン、クランストン・クレメンズ、スーザン・カウシルらが参加したそうです。

ベネフィット・コンサートのレポート(Gambit誌)
http://www.bestofneworleans.com/blogofneworleans/archives/2016/05/26/a-benefit-for-musician-and-total-badass-leigh-little-queenie-harris

なんとか病気を克服して再び元気な姿を見せてほしいものです。
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2016/6/22

ジェイムズ・ブッカーの映画  ニューオーリンズ

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新鋭映画監督、リリー・ケバーによって制作されたジェイムズ・ブッカーのドキュメンタリー映画「Bayou Maharajah」。2013年にSXSW(サウス・バイ・サウスウェスト)でお披露目となって以来、米国各地で上映会などが企画されていたようですが、日本での公開はもとより、米国においても大々的なロードショーはなく、DVD化もされていませんでした。

しかし、2016年になって米国のiTunes Storeでダウンロードによるレンタルと販売が開始され、僕もようやく見ることができましたので、内容を紹介してみたいと思います。近々DVDリリースも予定されているようですが、そちらはまだ具体的な日付は発表されていません。注)

ずば抜けた才能を持ちながら、本当の意味でそれを開花させることなく、1983年に43歳の若さで亡くなったニューオーリンズのピアニスト/オルガニスト、ジェイムズ・ブッカー。この映画はその一風変わった、謎に満ちた実像に、関係者へのインタヴュー映像などを通じて迫ります。幼少期にブッカーにピアノを教えてもらったというハリー・コニックJr.は、"Sunny Side of the Street"を実演をしながら、いかにブッカーの弾き方が正気の沙汰でないほど難しいものであるかを解説し、またレディエーターズのベーシスト、レジー・スキャンランは、ブッカーとのギグを思い出しながら「彼は、演奏の最中に客の男性といちゃついていて(彼はゲイでした)、全くピアノの方には気が入っていないように見えるのに、プレイは驚くほど素晴らしかった」と語るなど、興味深いエピソードを披露しています。

彼が片目を失った経緯については、未だに謎とされており、「俺はこう聞いた」といういろんな人たちからの証言がまた、一層謎を深める結果となっています。「リンゴ・スターと喧嘩して目ん玉をくり抜かれた、彼の眼帯に星印が付いているのはそれが理由だという噂だ」というのはまことしやかけど、多分真実ではないんでしょうね。

インタヴューされている人はいずれもブッカーと親交の深かった人たちであるだけに、どの話しも彼の人物像がリアルに浮かび上がってくるようで、非常に引き込まれました。映画の中でインタヴューされている人たちについては以下に記載しましたが、エンドロールにクレジットされているリストには、これ以外の名前もたくさんあり、映画から漏れたインタヴューも多いのだろうと思います。DVD化されたあかつきには、そこら辺もボーナス映像でみたいですね。

ブッカーの演奏を記録した動画は決して多くないはずですが、ここでは1978年のヨーロッパ公演の映像や、ピアノソロの映像などが登場します。それに加え、インタヴュー映像や、数々の写真、当時のニューオーリンズの様子を記録した映像なども駆使し、彼が生きた時代のニューオーリンズの雰囲気をよく伝えています。

そして、ラストに登場するのは、彼のお葬式のシーン。1939年生まれなので、年齢的には今生きていたとしても全然おかしくないのですが、酒と麻薬に溺れ、晩年は肉体的にも精神的にも不安定な状況にあったというブッカー。あまりにも非凡な天才ゆえに、短命は宿命だったのかも知れません。しかし、その伝説的な存在がこうやって映像で提示されることは非常に嬉しいことです。残念ながら、日本語字幕の付いた版は今のところありませんが、ニューオーリンズ・ピアノが好きな人は是非見てもらいたい映画です。

米国版iTunesストアリンク
https://itunes.apple.com/us/movie/bayou-maharajah/id1094954398
※米国版iTunesストアから購入する場合は、日本版iTunesストアとは別のアカウントが必要です。設定方法についてはインターネット上に色々出ているので、検索してください。

「Bayou Maharajah」
A Mairzy Doats Production
Director: Lily Keber
Writers: Lily Keber, Aimée Toledano, Tim Watson
99 minutes

インタヴューで登場する人たち(登場順、肩書きは映画の中のもの)
Ron Cuccia - Jazz Poet
John Parsons - Maple Leaf Owner
Johnny Vidacovich - Drummer
Allen Toussaint - Songwriter / Producer
Charles Neville - Saxophonist
Harry Connick, Jr. - Pianist / Actor
Reggie Scanlan - Bassist
Elaine Parker-Adams - Classmate
Tom Stagg - New Orleans Music Historian
Dave Bartholomew - Producer / Band Leader
Curtis Graves - Politician / Bandmate
Irma Thomas - Soul Queen of New Orleans
John Boudreaux - Drummer
Bunny Matthews - Music Writer / Artist
Douglas Brinkley - Historian
Dr. John - The Night Tripper
Dave Johnson - Bassist
Joe Boyd - Music Producer
Harry Connick, Sr. - District Attorney, 1974 - 2003
Jim Scheurich - Drummer, Photographer
Hugh Laurie - Actor / Musician
Chris Rannenberg - Pianist
Robert Sacré - Music Professor(フランス語)
Helga Pfund - Blues Circle Member #175 (ドイツ語)
Andre Fonteyne - Music Writer(フランス語)
Lee Madere - Economist
Vernel Bagneris - Playwright / Musician
Russell Rocke - Toulouse Theater Owner
James Singleton - Bassist
Scott Billington - A&R / VP Rounder Records

以下、「Bayou Maharajah」よりクリックすると元のサイズで表示します

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注)DVDは2016年9月30日、英The Cadiz Recording Co.よりリリースとなりました。(CADIZDVD146)

55分におよぶインタビュー・ボーナス映像が収録されており、またパッケージはハードカバー本形式で24ページのカラーブックレットとなっています。本編映画はiTunes版と同じの内容のようです。映画本編には、英語の字幕を出すことが可能です。但し、ボーナス映像には字幕はありません。
http://www.cadizmusic.com/2007/?location=/web/Catalogue/CADIZDVD146
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2016/6/19

青森のJapan Blues Festival情報  ブルース


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Charlie Love
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Crystol Robin

今年14回目を数える青森市のJAPAN BLUES FESTIVAL。開催が来月に迫り、フル・ラインアップも明らかになっています。

ヘッドライナーのシカゴ勢の二人チャーリー・ラヴとクリストル・ロビンは、青森公演に先立ち、東京でも菊田俊介のバンドBLUES COMPANYと一晩限りのライヴを行います。そちらの情報もあわせて紹介します。

14th JAPAN BLUES FESTIVAL in Aomori 2016
日時: 7.22(金) 17:00〜21:00
   7.23(土) 12:00〜21:00
会場:青い海公園 特設会場
   (青森県青森市)
【無料駐車場】青森港新中央埠頭
入場無料

出演者:
Charlie Love (vo., gt. hp.)(from Chicago)
Crystol Robin (vo., piano) (from Chicago)
Shun Kikuta & Blues Company
Shoka Okubo Blues Project
B.B. Heads(from 青森)
どらぶるーす
theAstroBluenauts
Low-guns
OVER GROWN BOYS
Gypsy-G
ダイヤ◆バンド
Broken Cadies

公式ウェブサイト:http://aomori-jbf.com/
お問い合わせ:017-734-1311

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《東京公演》
Charlie Love/Crystol Robin
with Shun Kikuta & Blues Company
日時:7.20(水) 19:30
会場:汐留BLUE MOOD
チケット:¥6000(前売) / ¥6500(当日)
URL:https://blue-mood.jp/events/菊田俊介率いるblues-company&チャーリー・ラヴクリスト

Shun Kikuta & Blues Company
菊田俊介 (vo., gt.)
Marty Bracey (ds.)
Rie Lee Kanehira (key.)
片野篤 (b.)

◆Charlie Love チャーリー・ラヴ (シンガー、ギタリスト、ハーモニカ)
幼少の頃から両親の影響でブルースに触れ、マディ・ウォーターズ、ハウリン・ウルフ、リトル・ウォルター、BBキングなどの曲に合わせて父親がハーモニカを吹き、チャーリーと母親が歌ったり踊ったりする事で、ブルースに親しんでいた。
質屋でギターを手に入れたチャーリーは、どこに行くにもギターを持ち歩き、アルバイト先の従業員に聞かせたり、彼らのホームパーティで演奏して腕を磨いていった。
1970年代中期にレフティ・ディズやバディ・スコットなどシカゴ・ブルース界の重鎮に出会い、彼らの勧めで有名なブルース・クラブ、チェッカーボード・ラウンジのステージに立つ。以降パワフルな声にさらに磨きをかけ、サウスサイドのクラブで週に4日ほどレギュラー出演するようになる。
後にジェイムス・コットン、バディ・マイルス、ジュニア・ウェルズ、グレッグ・オールマンらとの共演を経て、チャーリー・ラヴ&シルキースムーズ・ブルースバンドを結成。
シカゴ・ブルースフェスティバルの常連となり、キングストン・マインズ、バディ・ガイズ・レジェンズ、ブルー・シカゴなどでレギュラー出演をする。
2002年バディ・ガイズ・レジェンズにてローリング・ストーンズのミック・ジャガーとロン・ウッド、オーナーのバディ・ガイと共演。
2004年デビュー・アルバム”So Happy I Could Cry”を発表。
2005年に発売されたアルバム”The Chicago Blues Harmonica Project”に参加、メイン・ミュージシャンとしてフューチャーされる。
2008年シカゴ・ブルースフェスティバルでBBキングのオープニングを務める。
2013年ノルウェー・クルーズラインに出演、同ライブの模様がライブ録音と録画される。
2014年バディ・ガイズ・レジェンズにて行われたシカゴ・ブルース・チャレンジ (CBC)で優勝。翌年シカゴ代表として、メンフィスで行われたブルース世界大会のインターナショナル・ブルース・チャレンジに出演。
同年、南アフリカのダーバン・インターナショナル・ブルースフェスティバルにアメリカのブルース大使として出演。
2016年7月ジャパン・ブルース・フェスティバルで来日予定。初来日になる。
※3/7の告知で「来日したことがある」と書きましたが、誤情報だったようです。訂正します。失礼しました。

◆Crystol Robin クリストル・ロビン(シンガー、ピアニスト)
イリノイ州ハーヴィー市生まれ。
教会とゴスペル音楽に深いルーツを持つ家庭に育ち、5歳でピアノを弾き始める。オスカー・ピーターソン、バド・パウエルなどのピアニストに親しみ、中でもオスカー・レヴァントがプレーするガーシュインの”ラプソディー・イン・ブルー”が当時のお気に入りだった。
ウーリッツァー・エレクトリック・ピアノのプロモーション・アーチストとして起用され、地元のショッピングモールなどに出演。
1988年アメリカン音楽大学に入学。ジャズとブルース・ピアノを学ぶ。
アース・ウィンド・アンド・ファイアーのツアードラマーでもあった義父アフィフィ・ウィリアムズの推薦もあり多くのブルース、ジャズ・アーチストと共演する。これまでに共演してきたのは、ビリー・ブランチ、 チック・ロジャース、デミトリア・テイラー、チャーリー・ラブ、エディ・C・キャンベル、 ケニー・ニール、 レス・ゲトリックス、菊田俊介など多数。
2013年チャーリー・ラブのバンドでノルウェー・クルーズラインでのライブ録音と録画に参加。ジェフ・ストーンのアルバム”Three Faces of the Blues”にも参加している。
バディ・ガイズ・レジェンズやキングストン・マインズ、ブルー・シカゴなどシカゴの有名ブルース・クラブにレギュラー出演している他、イタリア、フランス、オーストリア、スペイン、メキシコ、プエルトリコ、ドミニカ、バハマなど海外へのツアーにも精力的に参加し、現地のメジャーなフェスティバルやクラブに出演している。
2016年7月ジャパン・ブルース・フェスティバルで来日予定。初来日になる。

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【関連記事】
今年のJapan Blues Festival(2016/3/7)
http://black.ap.teacup.com/sumori/1678.html

Japan Blues Festival 2015レポート(2015/8/8)
http://black.ap.teacup.com/sumori/1640.html

Japan Blues Festival 2015開催概要 (2015/6/4)
http://black.ap.teacup.com/sumori/1626.html

今年もJapan Blues Festival、開催されるそうです。(2015/3/27)
http://black.ap.teacup.com/sumori/1609.html

Japan Blues Festival 2014開催(2014/4/9)
http://black.ap.teacup.com/sumori/1512.html

Japan Blues Festival 2013レポート (2013/8/15)
http://black.ap.teacup.com/sumori/1434.html

Japan Blues Festival 2013(青森)終了しました。 (2013/7/23)
http://black.ap.teacup.com/sumori/1432.html
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2016/6/18

ジャズフェス2016写真集  ニューオーリンズ

ニューオーリンズ・ジャズ&ヘリテージ・フェスティバル2016の写真集をflickrに作りました。前半と後半の2つに分けています。

Part 1. https://www.flickr.com/photos/sumori/albums/72157669243877042

Part 2. https://www.flickr.com/photos/sumori/albums/72157668804463170

あと、ジャズフェス・レポートのトップページも作りました。レポート自体は、このブログの記事にリンクが貼っていますが、新たにジャズフェスの入場料の推移のページを作っているのと、他の年のレポートにや写真集にも飛べるようにしています。

New Orleans Jazz & Heritage Festival 2016 (@Blues Ginza)
http://bluesginza.web.fc2.com/nojhf16/
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