2017/2/8
スペンサー・ウィギンズ来日決定! R&B/ソウル
サザン・ソウルの隠れた大物、スペンサー・ウィギンズ(Spencer Wiggins)の来日公演が決定しました。遂に!という言葉がぴったりです。それも弟のパーシーも一緒となればなおさら。キャンディ・ステイトンの来日も実現した今となっては、まだ日本の地を踏んでいない最後の大物の一人でしょう。
1942年メンフィス生まれ。幼少期からゴスペルの影響を受けて育ち、1964年にゴールドワックス・レーベルからデビュー。傘下のレーベル、バンドスタンドUSAも含めると5年間で8枚のシングルをリリースしました。”Take Me Just As I Am”、”Soul City USA”、そしてアリサ・フランクリンのカヴァー”I Never Loved A Woman (The Way I Love You)など、スペンサーの実力を発揮したソウルの名作が多く生まれています。1969年にレーベルの経営が傾くと、オーナーのクイントン・クランチは、スペンサーのレコード契約をフェイムに譲渡。しかし、ここでは2枚のシングルをリリースするにとどまりました。
その後、メンフィスからマイアミに移住し、ゴスペル歌手として活動していたようですが、近年またソウルの世界に帰ってきていました。
比較的最近の映像としては2009年にイタリアのポレッタ・ソウル・フェスに出演した際のものをインターネットで見ることができます。ゴールドワックスの頃を思い起こさせる歌いっぷり。元気です。
http://www.lepida.tv/video/porretta-soul-festival-22a-edizione-2009spencer-wiggins
Porretta Soul Festival 22a Edizione. 2009.Spencer Wiggins
特に70年代以前からソウルを聴いているヴェテラン・ファンには彼の来日を熱望していた人が多いのではないでしょうか?ビルボードライブのアンケートの「呼んでほしいアーティスト」に彼の名前を書き続けていた人は僕の周りだけでも結構います。もちろん、僕もその一人ですが。ビルボード、久々の大金星です。
パーシーは、スペンサーのと比較すると作品は少ないですが、1960年代にアトコ、RCAなどからシングルをリリースしています。近年では、僕が先に2016年のベスト・アルバムの1枚に選んだボーキーズのアルバム「Heartaches By The Number」にほぼ全面参加。元気な歌声を聴かせました。
スペンサーは、現在75歳。今回の来日は年齢から考えても最初で最後になる可能性もあります。バックをつけるのはメンフィスのハイ・サウンドを彩ったハイ・リズム・セクションのホッジズ兄弟(ギターのTeenieは亡くなっているのでCharles Hodges-keyboards、Leroy Hodges-bassの2人)というこれ以上ない豪華なメンバーでの来日です。ティーニー・ホッジズの代わりという訳ではないのでしょうが、ギターには新世代のソウルマン、イーライ”ペーパーボーイ”リードがゲストという形で参加します。彼もきっと歌うのでしょうね。
東京2夜のみというのがもったいないですが、お見逃しなく。
スペンサー・ウィギンス
featuring パーシー・ウィギンス & ホッジズ・ブラザーズ(Hi Rhythm Section)& イーライ "ペーパー・ボーイ" リード
"Memphis Soul Spectacular"
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail2&event=10402&shop=1
4/17(月)
1stステージ開場17:30 開演19:00
2ndステージ開場20:45 開演21:30
4/18(火)
1stステージ開場17:30 開演19:00
2ndステージ開場20:45 開演21:30
サービスエリア 9,500円
カジュアルエリア 8,000円
Personnel
スペンサー・ウィギンス / Spencer Wiggins(Vocals)
パーシー・ウィギンス / Percy Wiggins(Vocals)
チャールズ・ホッジズ / Charles Hodges(Keyboards)
リロイ・ホッジズ / Leroy Hodges(Bass)
イーライ・"ペーパーボーイ"・リード / Eli "Paperboy" Reed(Guitar)
デリック・マーティン / Derrick Martin(Drums)
その他メンバー未定
ちなみに、ドラムズのデリックってシル・ジョンソンやヘンリー・グレイの来日のときも来たピョンピョン飛び跳ねる元気なにいちゃんですね。僕が勝手に「カエルのおもちゃ」と命名したあのパフォーマンスもまた見ることができるのか...w。
DISCS
The Goldwax Years (Kent CDKEND 262)
ゴールドワックスのシングル+未発表音源計22曲(1964年〜1969年録音)
Feed The Flame: The Fame and XL Recordings (Kent CDKEND 340)
フェイムの2枚のシングル、それにフェイムがゴールドワックスから契約を譲り受けた際にフェイムに渡ったゴールドワックスの未発表音源を収録(1969年〜1973年録音)
1942年メンフィス生まれ。幼少期からゴスペルの影響を受けて育ち、1964年にゴールドワックス・レーベルからデビュー。傘下のレーベル、バンドスタンドUSAも含めると5年間で8枚のシングルをリリースしました。”Take Me Just As I Am”、”Soul City USA”、そしてアリサ・フランクリンのカヴァー”I Never Loved A Woman (The Way I Love You)など、スペンサーの実力を発揮したソウルの名作が多く生まれています。1969年にレーベルの経営が傾くと、オーナーのクイントン・クランチは、スペンサーのレコード契約をフェイムに譲渡。しかし、ここでは2枚のシングルをリリースするにとどまりました。
その後、メンフィスからマイアミに移住し、ゴスペル歌手として活動していたようですが、近年またソウルの世界に帰ってきていました。
比較的最近の映像としては2009年にイタリアのポレッタ・ソウル・フェスに出演した際のものをインターネットで見ることができます。ゴールドワックスの頃を思い起こさせる歌いっぷり。元気です。
http://www.lepida.tv/video/porretta-soul-festival-22a-edizione-2009spencer-wiggins
Porretta Soul Festival 22a Edizione. 2009.Spencer Wiggins
特に70年代以前からソウルを聴いているヴェテラン・ファンには彼の来日を熱望していた人が多いのではないでしょうか?ビルボードライブのアンケートの「呼んでほしいアーティスト」に彼の名前を書き続けていた人は僕の周りだけでも結構います。もちろん、僕もその一人ですが。ビルボード、久々の大金星です。
パーシーは、スペンサーのと比較すると作品は少ないですが、1960年代にアトコ、RCAなどからシングルをリリースしています。近年では、僕が先に2016年のベスト・アルバムの1枚に選んだボーキーズのアルバム「Heartaches By The Number」にほぼ全面参加。元気な歌声を聴かせました。
スペンサーは、現在75歳。今回の来日は年齢から考えても最初で最後になる可能性もあります。バックをつけるのはメンフィスのハイ・サウンドを彩ったハイ・リズム・セクションのホッジズ兄弟(ギターのTeenieは亡くなっているのでCharles Hodges-keyboards、Leroy Hodges-bassの2人)というこれ以上ない豪華なメンバーでの来日です。ティーニー・ホッジズの代わりという訳ではないのでしょうが、ギターには新世代のソウルマン、イーライ”ペーパーボーイ”リードがゲストという形で参加します。彼もきっと歌うのでしょうね。
東京2夜のみというのがもったいないですが、お見逃しなく。
スペンサー・ウィギンス
featuring パーシー・ウィギンス & ホッジズ・ブラザーズ(Hi Rhythm Section)& イーライ "ペーパー・ボーイ" リード
"Memphis Soul Spectacular"
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail2&event=10402&shop=1
4/17(月)
1stステージ開場17:30 開演19:00
2ndステージ開場20:45 開演21:30
4/18(火)
1stステージ開場17:30 開演19:00
2ndステージ開場20:45 開演21:30
サービスエリア 9,500円
カジュアルエリア 8,000円
Personnel
スペンサー・ウィギンス / Spencer Wiggins(Vocals)
パーシー・ウィギンス / Percy Wiggins(Vocals)
チャールズ・ホッジズ / Charles Hodges(Keyboards)
リロイ・ホッジズ / Leroy Hodges(Bass)
イーライ・"ペーパーボーイ"・リード / Eli "Paperboy" Reed(Guitar)
デリック・マーティン / Derrick Martin(Drums)
その他メンバー未定
ちなみに、ドラムズのデリックってシル・ジョンソンやヘンリー・グレイの来日のときも来たピョンピョン飛び跳ねる元気なにいちゃんですね。僕が勝手に「カエルのおもちゃ」と命名したあのパフォーマンスもまた見ることができるのか...w。
DISCS
The Goldwax Years (Kent CDKEND 262)
ゴールドワックスのシングル+未発表音源計22曲(1964年〜1969年録音)
Feed The Flame: The Fame and XL Recordings (Kent CDKEND 340)
フェイムの2枚のシングル、それにフェイムがゴールドワックスから契約を譲り受けた際にフェイムに渡ったゴールドワックスの未発表音源を収録(1969年〜1973年録音)
1