2017/12/31

2017年に見たライブ  音楽全般

2017年もあっという間に大晦日です。僕が1年間に見たライブです。2017年は計38本のライブを見ました。ニューオーリンズのフェスなどに出かけた2016年と違って、近場のみだったので、その分は小少なめです。

そんな中で一つだけ選べと言われれば、デビュー後50年以上経ってまさに奇跡の来日を果たしたスペンサー&パーシー・ウィギンズを選びます。特にスペンサーは、だいぶ老け込み明らかに全盛期を過ぎていましたが、歳月が経ったからこその深みに感動しました。あとは、渋谷センター街をパレードして楽しませてくれたトレメ・ブラスバンドも最高でした。2017年最後のライブはラテンソウルの大物ジョー・バターン。昨年LIVE MAGIC!でのステージがよかったので、かなり期待はしていたのですが、期待をはるかに上回る圧倒的なステージでした。あれで75歳ってすごいです。彼を支えた日本のバンドも完璧でした。

来年もいいライブにたくさん出会えますように。2017年も本ブログを見ていただいてありがとうございました。

sumoriが2017年に見たライブ
1月7日(土)19:00 スリム・ゲイラードさんまつり 新橋Aratetsu Underground
1月18日(水)20:00 Lee 中野Bright Brown
3月19日(日)10:00 西荻ラバーズフェス 杉並・桃井原っぱ公園
4月7日(金)19:30 TOKYO MEXICAN PARTY! 晴れたら空に豆まいて
4月8日(土)13:00 横浜ジャグバンドフェスティバル 横浜VIVRE、THUMBS UPなど
4月13日(木)19:30 Micke Bjorklof & Blue Strip Blue Mood
4月14日(金)19:30 Shime & Hiroshi 中野坂上LODI
4月18日(火)21:30 Spencer & Percy Wiggins ビルボードライブ東京
4月22日(土)19:00 The Gate Brothers 新橋Aratetsu Underground
4月23日(日)Earth Day Tokyo(渋さ知らズ) 代々木公園
5月13日(土)20:30 Zydeco Kicks 池袋FREE FLOW RANCH
5月18日(木)19:00 David Hidalgo & Marc Ribot 渋谷クラブクアトロ
5月19日(金)19:30 W.C.カラス& Chihana 中野坂上LODI
6月12日(月)19:30 ギター・パンダ 三鷹バイユーゲイト
7月17日(月)14:00 長崎村の海びらき 南長崎ターナーギャラリー
7月22日(土)Hee Haw Woo Boys 新橋Aratetsu Underground
7月24日(月)19:30 Nellie "Tiger" Travis & Mike Wheeler Motion Blue Yokohama
7月27日(木)21:00 Dirty Dozen Brass Band ブルーノート東京
7月31日(月)21:30 Elvin Bishop ビルボードライブ東京
7月30日(日)19:30 Danny Kortchmar & Friends ビルボードライブ東京
8月12日(土)19:30 Preservation Hall Jazz Band ビルボードライブ東京
8月13日(日)16:00 Big Western 上野不忍池水上音楽堂
8月19日(土)第8回 すみだストリートジャズフェスティバル 錦糸公園、他
9月2日(土)Treme Brass Band(パレード) 渋谷センター街
9月3日(日)16:20 Tokyo Jazz 渋谷けやき広場ステージ
9月30日(土)18:00 Gatemania 2017 元住吉Powers2
10月6日(金)19:00 Garland Jeffreys 新宿・ディスクユニオン(ロック館)
10月8日(日)13:00 小金井ジャズフェスティバル2017 JR武蔵小金井駅北口商店街
10月10日(火)19:30 Garland Jeffreys Motion Blue Yokohama
10月19日(木)19:00 Jackson Browne オーチャードホール
10月27日(金)19:30 Chime(Shime+Chihana) 中野坂上LODI
11月11日(土)19:00 Bluegrass Police 中野坂上LODI
11月12日(日)12:50 Festa In Vinyl 練馬大泉町・白石農園
11月18日(土)20:00 Neil Billington 中野Bright Brown
11月24日(金)19:30 倉井夏樹&斉藤渉 中野坂上LODI
11月25日(土)19:00 Neil Billington 中野Sweet Rain
12月9日(土)19:00 W.C.カラス 中野坂上LODI
12月23日(土)20:00 Joe Bataan 晴れたら空に豆まいて
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2017/12/26

BLUES & SOUL RECORDS誌 139号はファッツ・ドミノ大特集号!  BSR誌

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ブルース&ソウル・レコーズ139号が12月25日に発売になりました。

ファッツ・ドミノが10月24日に亡くなったことを受け、当初予定されていた特集の一つ(オーティス・レディング没後50年)が急遽ファッツの追悼特集に差し替えられました。巻頭特集は、先日リリースとなったローリング・ストーンズのBBC音源を収録したCD「ON AIR」。彼らがここで演奏しているR&Bの名曲をオリジナル・アーティストのレコーディングを収録した付録CDとともに振り返ります。

ファッツ・ドミノ特集は、詳細なディスコグラフィーを含む30ページに渡る渾身の内容です。僕は、今回この特集冒頭のファッツの人生を振り返る記事「ロウワー・ナインス・ウォードから世界の舞台へ─愛嬌あふれるロックンロール・スターの生涯」を担当しました。ファッツを知っている人でも、彼が歩んだ人生について、特に全盛期以後のことは意外と知らないことが多いのではという気がします。ぜひ読んで彼のことを改めて知る機会にしてもらえればと思います。

あと、僕はこのブログでも度々取り上げたニール・ビリントンのインタビュー記事を書きました。彼については、先月のツアーで来日は4回目となりましたが、今まで自己名義の作品がなく、単独での来日は今回が初でしたので、まだまだ知られていないことが多いと思います。

彼を紹介したいという思いから、編集部にこのインタビュー記事を提案したところ、掲載してもらいました。非常に話し好きなニール。インタビューは、気がついたら1時間以上に渡って、ニールは饒舌にしゃべりまくりました(笑)。残念ながら誌面スペースの都合で、記事中で紹介できたのはほんの一部ですが、彼の人となりは充分に伝わるのではと思います。現在60代と若くはないですが、今後の活躍がますます期待できる人だと思います。近いうちに新譜も作ると言っていますので、要注目です。

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BLUES & SOUL RECORDS NO. 139
2017年12月25日発売
定価: ¥1,800+税
http://books.spaceshower.net/magazine/m-bsr/bsr-139

表紙 ファッツ・ドミノ

巻頭特集 ザ・ローリング・ストーンズ『オン・エア』を聴く
ストーンズが1963〜65年にラジオ放送用に残した音源集『オン・エア』が発売された。そこには彼らが今も愛し続けるブルース/ロックンロール/リズム&ブルースのカヴァーが数多く収録されている。彼らに大きな刺激を与えたアーティストたちを知ろう。

【付録CD】Come On
チャック・ベリー、ボ・ディドリー、マディ・ウォーターズ、ジミー・リード、ソロモン・バークら、ザ・ローリング・ストーンズ『オン・エア』に収録されたカヴァー曲のオリジナル版を収録。これらを聴いてストーンズは前へ進んだのだ。

1. CHUCK BERRY: Come On
2. BO DIDDLEY: Cops And Robbers
3. CHUCK BERRY: Route 66
4. TOMMY TUCKER: Hi-Heel Sneakers
5. BUSTER BROWN: Fannie Mae
6. RAY CHARLES: I’m Moving On
7. SOLOMON BURKE: If You Need Me
8. RUFUS THOMAS: Walking The Dog
9. LITTLE WALTER: Confessin’ The Blues
10. JIMMY REED: Ain’t That Loving You Baby
11. MUDDY WATERS: I Just Want To Make Love To You
[音源提供/ユニバーサル・ミュージック、ワーナーミュージック・ジャパン、Pヴァイン]

追悼特集 ファッツ・ドミノ
2017年10月24に亡くなったニューオーリンズのR&Bシンガー/ピアニスト、ファッツ・ドミノ。1950年代から60年代初頭にかけてヒットを飛ばし続けたドミノはビートルズら数多くのアーティストに影響を与えた。彼の音楽は今年3月に亡くなったチャック・ベリーと同じく、歴史に刻まれ、これからも愛され続けるだろう。ファッツ・ドミノの生涯、その音楽を伝える追悼大特集。

★ロウワー・ナインス・ウォードから世界の舞台へ─愛嬌あふれるロックンロール・スターの生涯
★ヒットの裏の名手たち─ファッツ・ドミノ・サウンドを支えた革新的楽団
★ファッツ・ドミノの10曲─数あるヒット曲の中からとくに愛されてきた曲を選び解説
★サウス・ルイジアナに溢れるドミノ愛─スワンプ・ポップの生みの親になったファッツ
★ファッツ・ドミノ・アルバム・ガイド─大ヒットを連発した時期から晩年までオリジナル・アルバムを完全ガイド。さらに数多く残されたライヴ音源・映像も紹介。[パート1]インペリアル期 [パート2]ABCパラマウント/マーキュリー/リプリーズ他 [パート3]ライヴ・アルバム

【その他の主な記事】
●ベスト・アルバム2017─2017年必聴アルバムを編集部が選出
●[特別寄稿] 有吉須美人 シカゴ・ブルース殿堂入りに寄せて
●[インタヴュー]ニール・ビリントン/ニュージーランドのハーモニカ名手
●凄まじい重圧感で迫る人種差別のリアリティ─映画『デトロイト』
●[追悼]セデル・デイヴィス─「俺には演奏するしかない」と歌い続けたブルースマン
●[語りたい逸品]CD『ISAAC HAYES / THE SPIRIT OF MEMPHIS 1962-76』/アイザック・ヘイズのスタックス時代アンソロジー
● 新作アルバム・リヴュー─メイヴィス・ステイプルズ/ヴァン・モリソン/オリジナル・ブルース・ブラザーズ・バンド 他

【連載】
☆ 好評連載 トータス松本 1本のカセットから 第23回 身近に感じる“ソウルの兄貴”─アル・グリーン
☆ なんてったってインディ・ソウル 蔦木浩一×齋藤雅彦
☆ フード・フォー・リアル・ライフ 〜歌詞から見るブルース&ソウルの世界/中河伸俊
☆ 小出 斉の勝手にライナーノーツ「V.A. / Blues Avalanche」
☆ リアル・ブルース方丈記/日暮泰文
☆ 鈴木啓志のなるほど! ザ・レーベル VOL.68 「Montel / Michelle」
☆ ゴスペル・トレイン「A.W.ニックス師」/佐々木秀俊+高橋 誠
☆ BLUES IS MY BUSINESS no.215/吾妻光良
☆ いづみやの曲追い酩酊談/佐々木健一
☆ 原田和典の魂ブチ抜き音楽
☆ 文聞堂書房〜古書掘りコラム/出田 圭
☆ ICHIのチタリン・サーキット最前線
☆ International Music Stroll〜世界の音楽にぷらりと出会おう/ワダマコト
☆ モアリズム ナカムラの20××年ブルースの旅 第20回「“音楽探検家”ナカムラ(モアリズム)」[最終回]
☆ ニッポンの。国内アーティスト新譜紹介/妹尾みえ
☆ ブルース&ソウルが流れる店/轟美津子/加藤千穂
☆ Ain’t That Good News 国内ライヴ/イヴェント情報ほか
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2017/12/25

訃報:妹尾隆一郎 1949-2017  ブルース

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妹尾隆一郎
(2017年10月8日、小金井ジャズフェスティバル)
(c)Photo by Masahiro Sumori.

ブルース・ハーモニカ奏者のウィーピイング・ハープ・セノオこと妹尾隆一郎氏が12月17日、入院先の大阪市内の病院で亡くなりました。68歳でした。

1960年代後半より約50年に渡りブルース・ハープ一筋で日本のブルース界を牽引してきたまさに第一人者。妹尾隆一郎を抜きにして日本のブルースの歴史は語れないと思います。

1949年6月17日、大阪生まれ。大学生の頃にポール・バターフィールドを聴いて衝撃を受け、ハーモニカを演奏するようになったそうです。当時の日本では、ブルースのハーモニカを演奏する人は珍しく、草分け的存在でした。

1972年のB.B.キング初来日時に前座で出演。1974年には、ウィーピング・ハープ・セノオ&ヒズ・ローラーコースターを結成。その後、BLUES FILE、Seno-Teraなどでも活躍しました。

近年は胃がんを患い、しばし演奏活動を休止していましたが、今秋復活。小金井ジャズフェスティバル、福生ブルースフェスティバル、ジロキチなどいくつかの公演を行って元気な姿を見せました。本格的な復活に向けて弾みをつけたかに見えましたが、12月に入って腸閉塞のため再び入院。17日22時10分に亡くなってしまいました。

妹尾さんとは、1995年、デトロイトのハーピスト、リトル・サニーが来日した際、一緒にインタビューをしたことがありました。正確に言うと、ハーピスト同士の対談というブルース&ソウル・レコーズ誌の企画で、僕はその通訳として同席したのでした。妹尾さんは色々言いたいことがあったんだと思いますが、前のめりに自分からどんどんサニーに話しかけていて、殆ど僕は所々助け舟を出す程度で、傍観していたように記憶しています。今となってはいい思い出ですが。(記事は同誌No. 4に掲載されています。)

僕は、妹尾さんの演奏は幾度となく見ていると思いますが、初めて見たのは1988年のジャパン・ブルース・カーニバルに登場したローラーコースターだったと思います。10月8日の小金井ジャズフェスティバルで久しぶりに見ることができましたが、この日は闘病明け最初のステージ。しかし、そんなことを感じさせない元気な佇まいでしたし、演奏にも力強さを感じました。それから僅か2ヶ月で亡くなるとは正直信じられない思いです。

ひとつよかったとすれば、最後まで元気に演奏する姿をファンの目に焼き付けて去っていったということでしょうか。

ご冥福をお祈りしたいと思います。

追悼掲示板も立ち上がりましたので、コメントを寄せてください。

妹尾隆一郎追悼掲示板
http://9220.teacup.com/ryu_senoh/bbs

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妹尾隆一郎公認サイトのからの発表
http://www.geocities.jp/weepingharp_senoh/
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2017/12/17

JuneYamagishi ✕ KenKen 「Funk on Da Table」  ニューオーリンズ

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パパ・グロウズ・ファンクが活動を停止してもう4年程になりますが、その中心で活躍したジョン・グロウと山岸潤史が、ダンプスタファンクの現ドラマーでビヨンセとの活動でも知られるニッキ・グラスピ、金子マリの息子でベーシストのKenKenと日本ツアーを行います。

ニッキは、2012年のダンプスタファンクの来日公演でもその実力と存在感で大いにライヴを盛り上げました。パパグロでも日本ツアーを行った山岸、ジョン・グロウについては説明は不要でしょう。強力な個性のぶつかり合うファンキーなライヴになりそうです。日程は以下の通りです:

JuneYamagishi & KenKen
「Funk on Da Table」
featuring Nikki Glaspie & John "Papa" Gros


【ツアー日程】
2月9日(金) 大阪:梅田CLUB QUATTRO 開場18:00 開演19:00
2月10日(土) 京都:磔磔 開場17:30 開演18:30
2月11日(日) 名古屋:ReNY limited 開場17:30 開演18:30
2月13日(火) 東京:渋谷CLUB QUATTRO 開場18:00 開演19:00

【発売情報】
《大阪公演》
・QUATTRO WEB先行 12月23日(土)〜12月25日(月)受付
・e+ pre-order  1月6日(土)〜1月8日(月)受付
一般発売日1月13日(土) 
●クアトロ店頭、チケットぴあ (Pコード:103-370)、e+、ローソンチケット (Lコード:56431)
問い合わせ:梅田クラブクアトロ 06-6311-8111

《京都公演》
・チケットぴあ先行プレリザーブ(WEB抽選)
 12月16日(土)11:00〜12月18日(月)11:00 (Pコード102-977)
一般発売日12月23日(土) 
●磔磔店頭、チケットぴあ、e+/
問い合わせ:磔磔 075-351-1321

《名古屋公演》
一般発売日12月23日(土) 
●ReNY limited店頭、チケットぴあ、e+、ローソンチケット
問い合わせ:ReNY limited 052-262-5513

《東京公演》
・QUATTRO WEB先行 ・e+ pre-order 1/6〜1/8
一般発売日1月13日(土) 
●クアトロ店頭、チケットぴあ、e+、ローソンチケット (Lコード)
問い合わせ: 渋谷クラブクアトロ TEL:03-3477-8750

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●チケットぴあ TEL0570-02-9999
●e+(http://eplus.co.jp/)/
●ローソンチケット TEL. 0570-084-005

全箇所 前売:\5,500 *整理番号入(ドリンク別)
企画制作:株式会社アップライト・プロダクション
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2017/12/15

訃報:Robert "Bilbo" Walker 1937-2017  ブルース


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デビュー作
「Promised Land」(1997年)

ブルース・ギタリスト/シンガー、ロバート”ビルボ”ウォーカーが11月29日、ガンのためカリフォルニア州で亡くなりました。80歳でした。彼はブルースの本場、ミシシッピ・デルタのクラークスデイル近郊の農場に生まれましたが、近年はカリフォルニア州のベーカーズフィールドで綿花畑などの農業を営みつつ、音楽活動を行っていたそうです。土地は変わってもミシシッピ流の暮らしは続けていたんですね。一時期はシカゴに住んでいたこともあり、今は亡きマックスウェル・ストリートで演奏していたらしいです。

彼のブルースは、マディ・ウォーターズやマジック・サムなどを彷彿させる、往年のミシシッピ〜シカゴのストレートなブルース・サウンドを基調としていましたが、ときにソウルっぽいものを混ぜ込んできたりと、意外と守備範囲は広いところも見せていました。彼がアイドルとしていたのは、チャック・ベリーで、かつてはチャック・ベリーJr.という芸名で活動したこともあったそうです。

80歳と年は食っていましたが、1997年のアルバム「Promised Land」(Rooster Blues)でレコード・デビューするまでは、恐らくデルタ界隈でしか知られていない存在だったのではないかと思います。デビューしたのが60歳ということになりますから、超遅咲きですね。それ以降、名前が知られるようになり、ツアーにも出るようになりました。アルバムは、1998年の「Rompin' & Stompin’」(Fedora)、2001年の「Rock The Night」(Rooster Blues)と計3枚出ています。

アルバムは暫くご無沙汰だったものの、近年も精力的に活動していたようで、昨年はクラークスデイル郊外に自分のジュークジョイントWonderlight Cityを開店し、カリフォルニアに住みながらも、しばしば故郷に戻りギグをこなしていたようです。同年、イスラエルへのツアーも行っています。

米Living Blues誌2013年12月号(#228)では、彼は表紙を飾り、巻頭記事でフィーチャーされています。

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Living Blues #228

10月6日には、アーカンソー州ヘレナのキング・ビスケット・ブルース・フェスティバルに出演し元気な姿を見せたと言いますが、それが最後のステージとなってしまいました。11月になってガンに侵されていることが発覚し、facebook上に彼の医療費を支援するための募金サイトが立ち上がりましたが、その矢先に訃報が入ってきました。

チャック・ベリーをやっても、マディをやっても、彼らよりもずっと粗削りで、いい意味での垢抜けなさが味となっていた彼。惜しい人を亡くしました。一度見てみたかったです。RIP。


ダンサーのお姉さんを付けたパフォーマンスもいい感じです。


チャック・ベリー・スタイルも聴けます。


自分のお店でプレイしています。
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