2018/12/13
映画「サイドマン:スターを輝かせた男たち」公開 ブルース
マディ・ウォーターズとハウリン・ウルフ。
ともにシカゴ・ブルース全盛期の頂点に君臨した、言ってみればその道の東西横綱です。
ブルース・ファンでなくとも、その名前は聞いたことがある人は多いでしょう。彼らには、ライヴにレコーディングに、そのサウンドを彩った、名手たちが付いていました。ジェイムズ・コットンやヘンリー・グレイなど、彼らのバンドから巣立ち、ソロ・アーティストとして活躍したミュージシャンも少なくありません。
「サイドマン:スターを輝かせた男たち」(原題 Sidemen: Long Road To Glory)は、マディ、ウルフのバンドで活躍した味のある名手3人(ヒューバート・サムリン-guitar、ウィリー・ビッグアイズ・スミス-drums、パイントップ・パーキンズ-piano)にスポットライトをあてた映画です。
以前、大スターのサポート役として活躍した女性シンガーたちに焦点を当てた「バックコーラスの歌姫たち」という映画がありました。これは、そのブルースオヤジバージョンと言ってもいいかもしれないです。
彼らを敬愛したロック・ミュージシャンたち、共演者たち、そして本人たちのコメントや、演奏などを通じ彼らの魅力と素顔に迫ります。出演するのはエリック・クラプトン、キース・リチャーズ、ボニー・レイット、デレック・トラックス&スーザン・テデスキなど錚々たるメンツ。
ビーコン・シアターでのオールマン・ブラザーズとヒューバートの共演映像や、パイントップとウィリーがグラミー賞を受賞するシーンなどは映画のハイライトと言えるでしょう。
3人とも2011年に他界してしまいましたが、今彼らの功績が再び映画という形で注目を集めるとはなんとも嬉しいじゃないですか。
12月22日(土)、新宿K'sシネマで上映開始、その後各地でのロードショーが予定されています。
題名 | サイドマン:スターを輝かせた男たち (原題 Sidemen: Long Road To Glory) |
監督 | スコット・ローゼンバウム |
出演 | パイントップ・パーキンズ/ウィリー“ビック・アイズ”スミス/ヒューバート・サムリン/グレッグ・オールマン/ジョー・ボナマッサ/シュミーカ・コープランド/ロビー・クリーガー/ジョー・ペリー/ボニー・レイット/ケニー・ウェイン・シェパード/ティム・レイノルズ/スーザン・テデスキ/デレク・トラックス/ジョニー・ウィンター/ポール・ネルソン/ボビー・ラッシュ/スコット・シャラード/ウォーレン・ヘインズ/エリック・クラプトン/キース・リチャーズ and more |
作品データ | 2016年/アメリカ/英語/80分 |
配給 | CURIOUSCOPE |
公式サイト
http://www.curiouscope.jp/sidemen/
http://www.sidemenfilm.com/
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