2019/6/25

BLUES & SOUL RECORDS 148号発売  BSR誌

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6月25日発売のブルース&レコーズ誌、憂歌団の内田勘太郎(gt.)とクロマニヨンズ、ハイロウズの甲本ヒロト(vo., harmonica)が組んだ新ユニット、ブギ連のアルバムリリース(2019年6月26日、アリオラジャパン BVCL-960)に合わせ、2人のインタビューとブルースの世界におけるギター&ハーモニカ・デュオのディスクガイドなどを特集しています。付録CDもギター&ハーモニカ・ブルース・デュオのセレクションとなっています。

今回はこの巻頭インタビューのほか、キングフィッシュ、ダン・ペン&スプーナー・オールダムなど、インタビュー記事が満載です。僕も先月来日したシュガーブラウンのインタビュー記事を書きました。またギター&ハーモニカ・デュオのディスクガイドにも4枚作品を紹介しました。ちょっと異色のものが中心ですが、どれも面白いデュオなので、興味を持ってもらえれば嬉しいです。

あと、本号の原稿締め切りのギリギリのタイミングで、ドクター・ジョンの訃報が入ってきました。僕が担当している海外ニュース欄は急遽、ドクター・ジョンの訃報記事一本としました。次号で改めて彼の特集が組まれる予定です。そちらもお楽しみに。

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BLUES & SOUL RECORDS NO. 148
2019年6月25日発売
定価: 1,600円+税
https://bsrmag.com/magazine/bsr148/

表紙 ブギ連

★ 巻頭スペシャル・インタヴュー ブギ連
内田勘太郎(ギター)、甲本ヒロト(ヴォーカル、ハーモニカ)による話題のユニット、ブギ連が登場! ファースト・アルバム『ブギ連』とブルースを語る。
★ アルバム『ブギ連』クロス・リヴュー
★ ブギ連から入るブルースの世界──アルバム収録曲の元となったオリジナル・ブルースを紹介

特集 ギター&ハーモニカ・ブルース・デュエット

★ ブルースのイメージを膨らますギター&ハーモニカ・デュオ
★ [名ブルース・デュオ1]スリーピー・ジョン・エスティス&ハミー・ニクスン
★ [名ブルース・デュオ2]ブラウニー・マギー&サニー・テリー
★ ギター&ハーモニカ・ブルース・デュエット アルバム・ガイド

【付録CD】Trouble In Mind - Guitar Harmonica Blues Duets
スリーピー・ジョン・エスティス&ハミー・ニクスン、ジュニア・ウェルズ&バディ・ガイら、ギター&ハーモニカによるブルース・デュエット名演を収録。

1. BUDDY GUY & JUNIOR WELLS: Catfish Blues
2. SLEEPY JOHN ESTES with HAMMIE NIXON: The Woman I Love
3. SLEEPY JOHN ESTES with HAMMIE NIXON: Love Grows In Your Heart
4. SLEEPY JOHN ESTES with HAMMIE NIXON: Airplane Blues
5. BIG JOE WILLIAMS with J.D. SHORT: Roll & Tumble
6. BIG JOE WILLIAMS with J.D. SHORT: Shetland Pony Blues
7. CAREY & LURRIE BELL: Key To The Highway
8. LITTLE SAMMY DAVIS with FRED SCRIBNER: That’s My Girl
9. BIRDLEGG with MIKE KELLER: Down In My Shoes
10. ORANGE JEFFERSON with THIERRY COGNEE: Hey Warden
11. EDDIE C. CAMPBELL with LURRIE BELL: Playing Around These Blues
12. BIG WALTER HORTON with EDDIE TAYLOR: Trouble In Mind

【その他の主な記事】
●[インタヴュー]話題のブルース新星クリストーン“キングフィッシュ”イングラム「50年後もブルースを弾いていたい」
●[インタヴュー]スペシャル対談 永井“ホトケ”隆×沼澤尚 ──ブルーズ・ザ・ブッチャー新作『ブルーズ・ビフォー・サンライズ』とアール・パーマーを語る
●[インタヴュー]ダン・ペン&スプーナー・オールダム[後編]「スタジオが私たちの遊び場だった」
●[インタヴュー]異色の経歴を持つブルースマン シュガーブラウン「自分のブルースを歌うべきだと思うよ」

●[モータウン60周年記念企画 6号連続掲載/第3回]
 *話題のマーヴィン・ゲイ『ユーアー・ザ・マン』を聴く
 *本誌ライターが選ぶ! モータウン・プレイリストB [森島繁美]
 *本誌ライターが選ぶ! モータウン・プレイリストC [高地 明]
 *モータウン重要“裏”人物伝[3] ジャック・アシュフォード

●[追悼]R&Bの怪人“ミスター・リズム” アンドレ・ウィリアムズ
 *人々を踊らせた鋭敏なダンス感覚──1960〜70年代の活動を追う
 *“ガレージR&B”で快進撃した第二の人生──1990年代以降の活動

●[語りたい逸品]CD『THE GOSPEL ACCORDING TO MALACO』──マラコ50周年企画、ゴスペルの75年を重要作で追う豪華CD8枚組ブック登場
● 今最も注目されている若手ブルース・シンガー、クリスタル・トーマスがチャック・レイニー&ラッキー・ピータースン参加の新作発表! 来日も決定!
● 新作アルバム・リヴュー──クリストーン“キングフィッシュ”イングラム/メイヴィス・ステイプルズ/ジミー・ヴォーン他

【連載】
☆ 好評連載 トータス松本 1本のカセットから 第32回 特別対談 ゲスト 青山春裕(The FAVE RAVES)[後編]
☆ なんてったってインディ・ソウル 蔦木浩一×齋藤雅彦
☆ 小出 斉の勝手にライナーノーツ「DOCTOR ROSS / The Harmonica Boss」
☆ リアル・ブルース方丈記/日暮泰文
☆ 鈴木啓志のなるほど! ザ・レーベル VOL.77 「Penthouse / Youngstown」
☆ ゴスペル・トレイン「ミシシッピ・マス・クワイア」/佐々木秀俊+高橋 誠
☆ BLUES IS MY BUSINESS no.224/吾妻光良
☆ いづみやの曲追い酩酊談/佐々木健一
☆ 原田和典の魂ブチ抜き音楽
☆ 文聞堂書房〜古書掘りコラム/出田 圭
☆ ICHIのチタリン・サーキット最前線
☆ International Music Stroll〜世界の音楽にぷらりと出会おう/ワダマコト
☆ ニッポンの。国内アーティスト新譜紹介/妹尾みえ
☆ ブルース&ソウルが流れる店/轟美津子
☆ Ain’t That Good News 国内ライヴ/イヴェント情報ほか

WEB版「blues & soul records」
https://bsr.excite.co.jp/
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2019/6/24

訃報:Dave Bartholomew 1918-2019  ニューオーリンズ

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デイヴ・バーソロミューが6月23日朝、心不全のためニューオーリンズ郊外メテリーのイースト・ジェファーソン総合病院で亡くなったそうです。彼の息子ロンが明らかにしました。100歳でした。

Dave Bartholomew, New Orleans composer who helped create rock ‘n’ roll, dies at 100 (Nola.com)
http://s.nola.com/A0aA6fR

昨年12月、100歳を祝う誕生日パーティーが設定されたものの体調を崩して入院してしまいました。その後、順調に回復しているとのことだったのですが。

バーソロミューはトランペッターとして活躍したのを始め、プロデューサー、バンドリーダー、ソングライター、アレンジャーなど幅広く活動し、ニューオーリンズの音楽シーンに、そして20世紀のポピュラー音楽シーンにも大きな足跡を残しました。

特に1949年にインペリアル・レコードのスカウトマンとしてファッツ・ドミノを見いだし、彼の相棒として1963年まで活動を共にしたことは彼の最大の功績でしょう。ファッツの大成功はバーソロミュー抜きには考えられません。

1991年には、バーソロミューは非演奏者部門でロックンロールの殿堂入りも果たしています。

個人的なことですみませんが、僕が初めてニューオーリンズを訪れた1988年、最初に見た人が彼でした。でも、彼を見ようと思っていた訳では全くなく、「かの有名なプリザヴェーション・ホールに行ってみたい」とそこに行ってみたら、バーソロミューがニューオーリンズ・ジャズ・バンドで演奏していたのです。チャージは当時のあのハコの通常チャージ、5ドルだったと思います。

最前列に座っていた僕の目と鼻の先でパワフルなプレイを展開したオヤジに「凄い人だな」と思ったのを覚えています。セットが終わった際に彼は「入口のところで俺のレコードを売っているから見ていって」と言うので、手に取ったらそこにはDave Bartholomew’s New Orleans Jazz Bandのアルバムが。「あー、彼がデイヴ・バーソロミューだったんだ」とそこで初めてわかったのでした。

1997年にジャズフェスでファッツ・ドミノを見た際はバーソロミューはバンドにはいませんでしたが、ステージ袖から見ていて、途中MCに紹介され、歓声に手を挙げて応えていました。でも、僕はそれを最後に彼の姿を生で拝むことはなかったです。

しかし、2010年にはHBOをドラマ「Treme」にアーマ・トーマスとともに出演するなど、90歳を超えたあとも以前のようなペースでの活動はしなくなったとは言え、お元気な様子でした。2013年にはアラン・トゥーサンの75歳の誕生日を記念したライヴの会場に現れ、ミュージシャンたちと記念撮影した様子が配信されました。2014年にもファッツ・ドミノのドキュメンタリー映画「The Big Beat」のプレミア試写会に姿を現し、ドクター・ジョン、ファッツ・ドミノとともに映画を鑑賞しています。もうその3人とも亡くなってしまいました。

ドクター・ジョンが亡くなったすぐあとというタイミング。続くときは続きますね。ご冥福をお祈りします。

バーソロミュー自身の作品はいろいろありますが、とりあえずこれかな。


ファッツ・ドミノの主要な作品の多くは彼が参加していて、ソングライターとして共作も多いですが、「The Big Beat」にも登場する1962年のフランスのアンティーブ・ジャズ・フェスティヴァルにファッツが出演した際の映像は、バーソロミューを始め、ハーブ・ハーデスティ、ロイ・モントレル当時のオールスター・メンバーが映っていて貴重です。画質は悪いですが。


前述のドラマ「Treme」出演時の映像。2010年公開。収録は恐らくその前年頃かと思われます。ピアノはアラン・トゥーサン、トロンボーンはビッグ・サムなど豪華なメンバーです。


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【関連記事】
デイヴ・バーソロミュー100歳の誕生日 (2018/12/25)
https://black.ap.teacup.com/sumori/1814.html

ファッツ・ドミノが亡くなりました (2017/10/27)
https://black.ap.teacup.com/sumori/1758.html

訃報: Herb Hardesty 1925-2016 (2016/12/13)
https://black.ap.teacup.com/sumori/1715.html
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2019/6/22

Toronzo Cannon、Nora Jean Bruso来日公演日程  ブルース

3月7日付の書き込みでお伝えしました通り、シカゴのブルース・シーンよりギタリストのトロンゾ・キャノン、そしてシンガーのノラ・ジーン(・ブルーソ)が青森のJAPAN BLUES FESTIVAL出演のため来日します。ともに初来日だと思います。

7月13日(土)にフェス出演のあと、「Japan Blues Festival 2019 Spin Off Tour」と題し、2人は菊田俊介(gt)とともに日本各地で4公演を行う予定です。

Japan Blues Festival 2019 Spin Off Tour
featuring Toronto Cannon & Nora Jean


7月13日(土) 青森・青森港新中央埠頭 特設会場(JAPAN BLUES FESTIVAL)
        11:30-21:00 入場無料 
        http://aomori-jbf.com/
7月14日(日) 宇都宮Beat Club
        開場18:00 開演18:30
        http://www.beatclub.jp/
7月16日(火) 松本GNU
        開場18:30 開演19:30
        前売4,500円 当日5,000円
        https://www.gnu-matsumoto.com/
7月17日(水) 横浜Motion Blue Yokohama
        開場18:00 開演19:30
        チャージ5,000円
        http://www.motionblue.co.jp/
7月18日(木) 堺・Lover Soul Blues Carnival 2019(三国ヶ丘FUZZ)
        開場18:00 開演18:30
        前売5,000円 当日5,500円
        http://www.mikunigaoka-fuzz.com/schedule/2019_0718

出演:
Toronzo Cannon (gt., vo.)
Nora Jean (Bruso) (vo.)
菊田俊介&BLUES COMPANY
 菊田俊介 (gt., vo.)
 Rie “Lee” Kanehira (p., vo.)
 Marty Bracey (ds.)
 片野篤 (b.)
※堺公演のみバンドはBLUES COMPANYではなく菊田俊介 (gt., vo.)、清水興(b.)、Marty Bracey (ds.)がバックを付けます。

トロンゾ、ノラ・ジーンのバイオ、JAPAN BLUES FESTIVALについては以下ご覧下さい:
Japan Blues Festival 2019開催情報(2019/3/7)
https://black.ap.teacup.com/sumori/1827.html
1

2019/6/21

Maria Muldaur、6年ぶりの来日公演  ブルース

独自のスタンスでブルース、ジャズ、R&Bなどアメリカーナ・ミュージックを歌い続けるシンガー、マリア・マルダー。彼女がちょっと久しぶりに来日をしました。

1960年代からイーヴン・ダズン・ジャグ・バンドなどで活躍し、そのキャリアはもう50年以上。1973年のソロ・デビューから数えてもゆうに40年以上というベテランです。今回の日本公演は2013年のジム・クウェスキン・ジャグバンドで来て以来6年ぶり。2010年にはダン・ヒックスと共演でビルボードライブに出演していますが、単独での来日は恐らく2008年にトムズキャビンが招聘して以来です。今回はビルボードライブ東京で2晩4公演のみという限定的な日程となりました。

僕が見たのは最終の6月9日セカンドセット。バンドは、ギター、キーボード、ドラムスの3人と極めてコンパクトな構成。うち2人は2006年の来日公演にも同行しているので、マリアとは古くからやっている人たちなのでしょう。ベースはどこ?と思ってしまいますが、キーボードのクリス・バーンズが右手でピアノ音を弾きながら、左手でベース音を弾くという技で一人二役をこなしていました。前回彼がマリアと来た際も同様だったのを思い出します。これがこの人の得意技なのでしょうね。ベースがいるに越したことはないにせよ、そこはうまいこと補っている感じではありました。

オープニングの定番"I’m A Woman"からスタートしました。会場はブルージーなムードに包まれ、早くもいい感じです。多少声が疲れ気味なのかな?と思わせましたが、高い声もちゃんと出ていましたし、力強さも充分。もう75歳ですが、足取りもしっかりしているし、そんなに歳を重ねたようには見えません。

続いて、彼女はドクター・ジョンが亡くなったことに触れ、「彼とはあちこちツアーして、多くを彼から学んだ。彼と一緒にレコーディングした曲をやる」と言い、アラン・トゥーサンの"Brickyard Blues”を歌いました。ニューオーリンズのブルー・ルー・バーカーの楽曲を取り上げたアルバム「Don’t You Feel My Leg」のリリースを受けての来日だったこともあるのでしょうが、今回はニューオーリンズ色が特に強かったように思います。

続いてやったのもトゥーサンの楽曲で”The Optimism Blues”。「最近覚えたお気に入り」と言っていました。マリアのアルバムにはまだ入っていないと思いますが、もしかすると次作に入るのかな?ポップで哀愁を持ったトゥーサンの楽曲は、マリアが歌うとまた味わいが深いですね。

もちろんブルー・ルー・バーカーの曲も忘れてはいません。新譜のタイトル曲”Don’t You Feel My Leg”を始め4曲を歌ってくれました。これらの楽曲で醸し出される古き良きアメリカの雰囲気はマリアの真骨頂。またアルバム「Louisiana Love Call」に収録されていたJJケールの”Cajun Moon”などは、夜にぴったりなしっとりとかつ艶やかなムードで聴かせました。

この日一番の熱唱は、パーシー・メイフィールドの”Please Send Me Someone to Love”とブレイクを入れて引っ張る”Don’t You Feel My Leg”でしょうか。後者はもちろん新譜にも収録されていますが、デビュー作でも歌っていたマリアの決め曲ですね。これがないとマリアのライヴという気がしません。

1ステージ70分ほど。もう少し聴きたかったようにも思いますが、マリアの健在ぶりを知るには充分なライヴでした。今回のライヴはどうやら、他のセットでも曲目は同じだったようです。次回は、もう少し他の曲も聴いてみたいですね。

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Maria Muldaur
Sun., June 9, 2019 (2nd set)
19:30-20:40

1. I’m A Woman
2. Brickyard Blues (Play Something Sweet)
3. The Optimism Blues
4. Leave My Man Alone
5. Loan Me Your Husband
6. Cajun Moon
7. Please Send Me Someone To Love
8. Never Brag About Your Man
9. Bessie’s Advice
10. It Ain’t The Meat (It’s the Motion)
11. Midnight At The Oasis
12. Don’t You Feel My Leg

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[Personnel]
Maria Muldaur - vocals
Chris Burns - keyboards
Craig Caffall - guitars
Adam Goodhue - drums

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【来日公演情報】
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=11485&shop=1

【過去の来日公演レポートなど】
2006年
https://black.ap.teacup.com/sumori/34.html

Maria Muldaur & Her Garden of Joy (2009年-新譜紹介)
https://black.ap.teacup.com/sumori/278.html

2010年 (with Dan Hicks)
https://black.ap.teacup.com/sumori/352.html

2013年 (The Jim Kweskin Jug Band 50周年記念ツアー)
https://black.ap.teacup.com/sumori/1403.html
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2019/6/18

Tedeschi Trucks Band来日公演レポート (2019)  ロック

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2019年、テデスキ・トラックス・バンドの来日ツアー、東京ドームシティー・ホールでの最終公演 (2019/6/16)をみました。

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彼らを見るのは3年ぶりでしたが、やはりデレク・トラックスのプレイは圧巻でした。しかし、これだけの大人数のバンドで度々来日している彼らは偉いと思います。この半分でも十分バンドとしては成り立つわけですが、音の厚みは、この編成だからこそ出せるもの。

コフィ・バーブリッジの後任、ゲイブ・ディクソンは前半は控えめに感じましたが、中盤でソロをとってから、後半ではBound for GloryやMidnight In Harlemなどで大いに活躍。コフィが亡くなってしまったのは残念ですが、バンドとしては後退した印象はありませんでした。

毎日セットリストを変更してくる彼ら。この日のセットでは新譜のタイトル曲からスタートしつつ、新旧織り交ぜた選曲を堪能しました。前日までやっていなかったAngel from Montgomeryを「父が好きだったこの曲を父の日にやる」とスーザンが言ってやってくれました。

圧巻は、アンコールのWith A Little Help from My Friends(ジョー・コッカー・バージョン)。スーザンのヴォーカルはこの日一番の力の入りようでした。思えば、3年前、東京とニューオーリンズで見た際もこの曲が締めだったのでした。

一方、マイク・マティソンは、最終日のせいか、かなり声が疲れていたんじゃないかなぁ。もともとハスキーな声の人ではありますが、それにしても声が潰れていて聴き苦しい感じでした。そのせいか、過去の公演より存在感を感じなかったのはちょっと残念。

Midnight in Harlemは、満月を映し出す演出もあり、非常に美しかった。最後に月が沈んでいくのもにくい!

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次回は、3年も待たせないでね。

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Tedeschi Trucks Band
Sun., June 16, 2019
Tokyo Dome City Hall
16:00-18:10

[Setlist]
1. Signs, High Times
2. Part of Me
3. Right on Time
4. When Will I Begin?
5. Keep on Growing
6. Key To the Highway
7. Swamp Raga
8. Midnight in Harlem
9. I Want More
10. Leaving Trunk
11. Volunteered Slavery
12. Hard Case
15. Angel from Montgomery
14. Sugaree
15. Bound for Glory
〜Encore〜
16. Made Up Mind
17. With A Little Help from My Friends

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