2019/9/29

オーティス・ラッシュが亡くなって一年  ブルース

早いものです。
オーティス・ラッシュが亡くなってから今日9月29日でちょうど一年です。

昨年、彼の訃報を聞いての書き込みです。

Otis Rushの訃報に接して (2018/10/4)
https://black.ap.teacup.com/sumori/1800.html

正直なんと言っていいのかわかりませんでした。

1年って早いですね。
これからも、折に触れて彼の音楽を聴き続けると思います。

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2019/9/26

訃報:Leigh "Lil Queenie" Harris 1954-2019  ニューオーリンズ

ニューオーリンズのシンガー、リル・クイーニーが9月21日、ノースキャロライナ州ルーラルヒルの自宅にて亡くなりました。65歳。2016年、ステージ4の乳ガンと診断され闘病中でした。

当初は入院して化学療法を受けていましたが、その後打ち切り自宅でのホスピスケアに切り替えていたそうです。

ロックっぽいものからジャズまで歌いこなすパワフルな歌い手でした。

2005年のハリケーン・カトリーナで被災し、ノースキャロライナへ避難。そちらで結婚もし、新天地での活動に加えて、時折ニューオーリンズに戻ってステージに立つこともあったようです。

彼女について詳しくは2016年の以下書き込みをご覧下さい。

闘病中のリル・クイーニーに支援を!(2016/6/29)
https://black.ap.teacup.com/sumori/1697.html

ニューオーリンズへの愛情が詰まった彼女の代表曲を聴いて追悼したいと思います。

My Darlin' New Orleans (Lil Queenie And The Percolators)
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タグ: 訃報 R&B ロック

2019/9/18

9/28はルイジアナ・サタデー・ナイト!  ニューオーリンズ



ニューオーリンズには、ボウリング場とコンサートホールが一体化したその名も「ロックンボウル」という奇妙なライヴハウスがあり、開店から30年が経ち、既に地元シーンでは欠かせない名物店となっています。ザディコ、R&B、ブルースなどなどルイジアナ土着音楽のライヴが展開される傍らで、ほろ酔いの客がボウリングに興じる様は新参者には新鮮を通り越しある意味衝撃的で、かの有名なナショナル・ジオグラフィックス誌で世界の秘境として紹介されたほどのスポットなのです。

そんな秘境を無謀にも東京で再現しようと、新橋地下室のオヤジが立ち上がりました。都内の笹塚ボウルを借り切り場内にステージを設置。こんな人たちどこから連れてきたの?と思わず声がもれるようなベタベタなルイジアナ・サウンドを感じさせる国内のバンドを集結させ、お届けするこのLouisiana Saturday Night In Tokyo。これを逃したら、まず次の機会はありません。

ライヴとボウリングだけではありません。ルイジアナ名物料理で有名な江古田Hello Old Timerが出張出店。ライヴの合間にはDJがご機嫌な音楽をかけまくる予定です。

摩訶不思議なルイジアナのディープな世界 in 笹塚。今夏の締めくくりにその深みにはまって見ませんか?

以下、主催側の紹介文です。

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ルイジアナにはボウリング場とライヴステージが同居した老舗ボウリング場があり、夜な夜な地元アーティストが熱いステージを繰り広げ、お客さんは踊って呑んで食べて、仲間とボウリングの腕前を競いあったり、お土産買って帰ったり。実に楽しそうなパーティを楽しんでいます。こんな楽しそうなパーティ、東京でもやりましょう

■ルイジアナ サタデーナイト イン 東京
■9月28日(土) 18:00 OPEN
■場所:笹塚ボウル(京王線笹塚駅徒歩1分)
http://sasazukabowl.com/
■ADV \3,500+1DRINK DOOR \4,000+1DRINK
(ボウリングは1ゲーム500円+靴代400円が必要となります)
■出演
THE ROCKIN’ BARITONES(R&B)
ロッキン・エノッキー(Gu. Vo.
浦朋恵(Bs. Vo.
菅野 SPEEDY 良平(B.
荒井伝太(Pf.
石川ミナ子(Ds.
ZYDECO KICKS (ZYDECO)
★MADAME HIROMI & HEE HAW WOO BOYS(CAJUN)
LOS ROYAL FLAMES (SWAMP POP)
DJ
★文屋章
★二見潤
FOOD
HELLO OLD TIMER
SHOP
PIQUANT

お問合せ・ご予約
ARATETSU UNDERGROUND LOUNGE
080-7514-2755
bigchief.aratetsu@gmail.com
www.aratetsu-under.com
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2019/9/14

The Weight Band来日公演レポート  ロック

ザ・ウェイト・バンド。再結成後のザ・バンドを支えたギタリスト、ジム・ウィーダーが中心となって結成されたザ・バンドへのトリビュート・バンドです。彼らが来日をしたので見に行きました。

ザ・バンドの主要メンバーが他界し、活動休止から20年も経った今、トリビュート・バンドの来日と言われても正直全然ピンとこなかったのが率直なところです。見に行こうと思ったのは、ゲストにリトル・フィートのポール・バレアとフレッド・タケットがゲスト出演するからでした。

という訳で当初主役にあまり興味がなかったのですが、彼らのCDを聴いて、がぜん楽しみになって来ました。そのCD「The World Gone Mad」はザ・バンドの精神をしっかりと引き継いだサウンドを展開しつつも、主にオリジナルの新曲で構成されていて、演奏力はもちろん、曲のクオリティもかなり高いものだったのです。これ、かなりお勧めです。

一方、ポール&フレッドは、2012年のリトル・フィートの来日以来、久しぶりの来日でした。2015年には2人での来日が一度は決まったものの、ポールの体調不良のためキャンセルに。ポールは近年C型肝炎、肝臓ガンで活動の制限を余儀なくされてきたので、正直もう来日は無理だと思っていました。来てくれただけでありがとうなのです。

無理やり2組を1つにくっつけた感もあるこの公演。まずは、ポール&フレッドが登場。2人ともストラト系のエレキを持ち、フィートの”Down On The Farm”からスタートしました。ポールは見た目はやはりやつれた感じがしましたが、スライド・ギターの音もよく、まだまだ演奏はいけます。ヴォーカルにはかつての力強さはないものの、ブルージーな味わいを出していました。

ローウェル・ジョージのソロ・アルバムに収録された”Honest Man”(のちにフィートとしてもローウェル追悼アルバムで演奏)は、フレッドがリード・ヴォーカルを取りました。彼は、演奏する前に、この曲を書いた際のエピソードを紹介。アーカンソーの墓地を散歩していて”John Smith, Honest Man”という墓標を見つけ、LAに帰ってローウェルにそのことを話したら、彼は翌日には歌詞を書いていたそうです。ホーン・セクションの入ったファンキーなイメージの強いこの曲ですが、2人だけでやってもオリジナル・バージョンの雰囲気とさほど変わりませんでした。そこは流石です。

"Sailin’ Shoes”はザ・ウェイト・バンドのブライアン・ミッチェルがアコーディオンで加わり、渋いアコースティックなサウンドで決めました。続いてバンド全員が出てきてフィートの”Willin’”へ。やはりフィートと言えばこれですよね。

ここまで開始後30分あまり、もうこんな山場が来てしまっていいものでしょうか。ジーンと来てしまいました。

しかしフレッドは変わらないですね。30年くらい前と全く同じではないかと思うほど元気です。

ポール&フレッドはステージをいったん降り、ザ・ウェイト・バンドの部へ。ザ・バンドの曲を中心とした選曲に彼らのCD収録曲も織り交ぜながらの展開。ザ・バンドの曲ではリックが歌った曲はベースの人が歌い、リヴォンが歌った曲はドラマーが歌うなど、完全に役割作りができているのが律儀だなと思いました。キャラとしては別に似ているわけでも、モノマネをしているわけでもないんですが。

ザ・バンドではリード・ヴォーカルを取らなかったロビー役(ジム・ウィーダー)とガース役(マット・ザイナー)も別の曲で歌いました。全員がリード・ヴォーカルを取るってなかなかないですよね。

ブライアンが途中、「ニューオーリンズのピアニストたち、特にマック・レベナック(ドクター・ジョン)に捧げる」と言ってプレイした”Such A Night”。これは意外でしたが、いいドクター・ジョン追悼だったのではないでしょうか。

アンコールではバンドの面々と一緒にポール&フレッドも再び登場。”Dixie Chicken”のイントロが流れると客席も大いに沸きました。そして、"The Weight"に突入。1番の歌詞を歌ったのはなんとポール!2番以降はバンドの面々が順番に歌いましたが、ポールが入ったため、歌の役回りはザ・バンドとは異なっていました。

当然、この曲でフィナーレと思いましたが、曲が終わるとウィーダーが「もう1曲聴きたい?」と客席に問いかけ、透かさず、"I Shall Be Released"へ。他の公演では"The Weight"で締めていたようなので、これは最終公演ゆえのおまけだったのでしょう。

「ビッグ・ピンク」収録のしっとりとした雰囲気だとラストにはどうかな?という感じもありますが、ここではバンドの面々が"The Weight"同様交代で歌い、より明るくプレイしてくれました。思わぬサプライズでした。

終わってみれば公演時間110分という二部制のこの会場では異例の長さ。間違いなく、僕がここで見た公演の中では最長記録です。

1983年のザ・バンドの初来日公演を思い出しながら楽しませてもらいました。

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THE WEIGHT BAND
with special guests: Paul Barrere and Fred Tackett
Sun., September 1, 2019 (2nd set)
Billboard Live Tokyo
19:30-21:20 (encore 20:55- )

=Paul Barrere & Fred Tackett=
1. Down on the Farm (Barrere-vo)
2. Candyman Blues (Barrere-vo)
3. Honest Man (Tackett-vo)
4. Sailin’ Shoes (Barrere-vo) with Brian Mitchell on accordion

=Paul Barrere & Fred Tackett with the Weight Band=
5. Willin’ (Barrere-vo)

=The Weight Band=
6. Stage Fright (Rogers-vo)
7. Common Man (Bram-vo)
8. Such A Night (Mitchell-vo)
9. Tears of Rage (Zeiner-vo)
10. World Gone Mad (Weider-vo)
11. Deal (Mitchell-vo)
12. Up on Cripple Creek (Bram-vo)
13. Chest Fever (Zeiner-vo)

-encore-
=Paul Barrere & Fred Tackett with the Weight Band=
14. Dixie Chicken (Barrere-vo)
15. The Weight (Barrere, Mitchell, Zeiner, Rogers, and Bram-vo)
16. I Shall Be Released (Mitchell, Zeiner, Rogers, and Bram-vo)

[Personnel]
Jim Weider - guitars, mandolin, vocals
Brian Mitchell - keyboards, organ, accordion, vocals
Matt Zeiner - keyboards, organ, vocals
Albert Rogers - bass, vocals
Michael Bram - drums, vocals
Paul Barrere - guitars, vocals
Fred Tackett - guitars, mandolin, vocals

【来日公演日程】
8月29日(木)ビルボードライブ大阪 1st Stage 18:30 / 2nd Stage 21:30
8月31日(土)ビルボードライブ東京 1st Stage 16:30 / 2nd Stage 19:30
9月1日(日)ビルボードライブ東京 1st Stage 16:30 / 2nd Stage 19:30
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