2020/4/30

BLUES & SOUL RECORDS 153号発売  BSR誌

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ブルース&ソウル・レコーズ誌の最新号、153号が発売になりました。今回からロゴを一新しイメージを変えています。旧ロゴは2007年6月発売の76号から使っていたものでしたので、かなり久しぶりのイメチェンですね。それと同時に、本誌のウェブページのURLも変更になっています。

今回の特集はサム・クックです。これはサムが1957年から1960年にかけて残したKEENレーベルのボックスが出たのを機にした特集です。サムの特集は68号以来となります。この号と次号の2回に渡る大特集です。KEENレーベルを完全な形でカバーしたCDは過去にも出たことがありますが、今回のものはそれより格段に音がいいそうです。買わねば、、、と思ったらこれ限定版なんですね。既にオンラインではアマゾンやタワーなどでは在庫がないようです。うー。

まー、それはさておき、この特集、サムの歩みを振り返るサム・クック・ストーリーからアルバムやシングルをカラー写真入りで取り上げたガイドなどかなり力の入った特集です。

この他、巻末にはいつものライヴ・イベントのリストが掲載されていますが、これは4月6日時点での情報。コロナ自粛の中、その後多くのイベントがキャンセルになっています。淋しい限りですが、早い再開を期待したいと思います。

この号では、僕はヘンリー・グレイの追悼記事と海外ニュースを書きました。よかったら読んでみてください。

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BLUES & SOUL RECORDS NO. 153
2020年4月25日発売
定価: 1,600円+税
https://bsrmag.com/magazine/bsr153/

★ しなやかに、果敢に跨いだ越えるべき境界線 サム・クック・ストーリー Part 1
★ 今こそとらえ直すべき“キーンのサム”
★ サム・クックのアルバム [キーン編]
★ サム・クックのシングル [スペシャルティ/キーン編]
★ CDセット『The Complete Keen Years: 1957-1960』
★ 教会をひっくり返した若き継承者 ソウル・スターラーズ時代のサム・クック
★ ソウル・スターラーズのアルバム[スペシャルティ期]
★ サム・クックの良き理解者 J.W.アレグザンダー
★ サムをポップ・フィールドへと導いた男 バンプス・ブラックウェル
★ キーンと関連レーベルのシングル
★ フェイマス/アンデックス・アルバム・ガイド
★ サムを助けたギタリスト/アレンジャー ルネ・ホール

【付録CD】You Send Me: The Legacy of Sam Cooke
サム・クックの人気曲のカヴァーや、サムの遺産を受け継いだシンガーたちを収録。

1. JESSE BELVIN: You Send Me
2. JESSE BELVIN: Summertime
3. L.C. COOKE: Do You Wanna Dance
4. L.C. COOKE: I'll Wait For You
5. Z.Z. HILL: Have Mercy Someone (aka Somebody Have Mercy)
6. Z.Z. HILL: Nothing Can Change This Love (I Have For You)
7. CLAY HAMMOND: Do Right Woman
8. CLAY HAMMOND: I'll Make It Up To You
9. THE SIMS TWINS: I've Got To Win Your Love (For Me)
10. THE SIMS TWINS: Bring It On Home Where You Belong
11. WILLIE ROGERS: Tennessee Waltz
12. WILLIE ROGERS: That's When I'll Stop Loving You

【その他の主な記事】
● ジョン・リー・フッカー発掘音源出る
● 世界初CD化多数! T.K.レコーズ再発シリーズ9タイトル
● 注目作をじっくり鑑賞する「語りたい逸品」コーナー
 *書籍 日暮泰文 著 『ブルース百歌一望』
 *CD 『STUFF / ROLLING COCONUT REVUE JAPAN CONCERT 1977』
 *LP 『JMMY SWEENEY / WITHOUT YOU』
 *CD 『NAT KING COLE / HITTIN’ THE RAMP: THE EARLY YEARS』
● [追悼]ヘンリー・グレイ
●[新作アルバム・リヴュー]ロバート・クレイ/サニー・ランドレス/J.P.ロビンソン/トンプソンズ 他

【連載】
☆ 永井ホトケ隆 新連載「Fool’s Paradise」スタート!
☆ なんてったってインディ・ソウル 蔦木浩一×齋藤雅彦
☆ フード・フォー・リアル・ライフ 〜歌詞から見るブルース&ソウルの世界/中河伸俊
☆ 小出 斉の勝手にライナーノーツ「SAM MYERS / Down Home In Mississippi」
☆ リアル・ブルース方丈記/日暮泰文
☆ 鈴木啓志のなるほど! ザ・レーベル VOL.82 「Fuller / Tigertown」
☆ ゴスペル・トレイン「ブラザー・セシル・ショウ」/佐々木秀俊+高橋 誠
☆ BLUES IS MY BUSINESS no.229/吾妻光良
☆ いづみやの曲追い酩酊談/佐々木健一
☆ 原田和典の魂ブチ抜き音楽
☆ 文聞堂書房〜古書掘りコラム/出田 圭
☆ ICHIのチタリン・サーキット最前線
☆ International Music Stroll〜世界の音楽にぷらりと出会おう/ワダマコト
☆ ニッポンの。国内アーティスト新譜紹介/妹尾みえ
☆ ブルース&ソウルが流れる店/轟美津子
☆ Ain’t That Good News 国内ライヴ/イヴェント/来日公演情報ほか
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2020/4/27

ボビー・ラッシュ、新型コロナ(?)から復帰宣言  ブルース

ボビー・ラッシュが新型コロナウイルス感染症らしき症状で自宅療養中であることをfacebook上で公表していましたが、4月22日付の書き込みで、自ら復帰宣言をしました。心身ともに状態はよく、医者からも問題なしとお墨付きを得たそうです。

4月9日の書き込みでは「検査結果は出ていないものの、熱、身体の痛み、食欲不振、咳、体力の減少などCOVID-19に一致する症状が出ている」としていました。

4月17日付けのThe New Tri-State Defender紙の記事では、4月20日まで強制隔離措置が続くとしており、その間彼の自宅にはミシシッピ州から毎日2食の配達があるとのことでした。

結局、復帰宣言でも新型コロナが陽性だったのかについては明言していないのですが、隔離されていたことからすれば陽性だったということなのでしょう。

ボビーもかなりのご高齢(諸説ありますが、80歳代なかばくらいと思われます)なのでとても心配でした。なにはともあれ無事回復してよかったです。三月末まではオンラインで動画を配信するなど、音楽活動を続けていたボビー。今の状況からすると暫くはツアーを行うのは難しいと思いますが、今後の活動にも期待したいです。
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2020/4/22

【緊急!】Help Offbeat Magazine  ニューオーリンズ

ニューオーリンズの音楽雑誌、オフビートが新型コロナウイルス感染症の流行で存亡の危機に瀕しています。3月11日にルイジアナ州に非常事態宣言が出された直後、同誌は印刷版の発行を見合わせる決定をしましたが、ライヴハウスの閉鎖に加え、ジャズフェスなどの大きなイベントのキャンセルが相次ぎ、収入の大部分を占めていた広告収入が途絶えてしまいました。

過去30年以上に渡りニューオーリンズの音楽シーンの情報を発信し、盛り立ててきた功績はとても大きく、この雑誌がなくなってしまうと大げさではなくニューオーリンズの音楽が潰れてしまうほどのインパクトがあると思います。

ジャン・ラムジー編集長は昨日ビデオメッセージを公開し、緊急の寄付を呼び掛けています。音楽ファンの皆さん、ぜひ少額でもいいので、寄付をお願いしたいと思います。



ハリケーン・カトリーナの直後にも同誌は資金的に危機に陥りましたが、今回はそれを超える状況のように思えます。

昨年僕がジャンさんを訪ねて話を聞いたとき、彼女は「この仕事は自分の音楽愛に動かされてやっている。そろそろ歳を取ったので志を持った人に譲って引退したいところだけど、儲けは全くなくきつい仕事なので、そう簡単にはいかない」と言っていました。少ないスタッフで頑張ってきたのに、こんな状況で終わらせてしまってはもったいないです。

寄付はオンラインで簡単にできますので、ぜひぜひよろしくお願いします。

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2020/4/19

新型コロナの影響拡大  ニューオーリンズ

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行がとんでもないことになってきました。ご承知の通り、日本でも全国に緊急事態宣言が出されて、エンターテインメントどころではない状況となってしまいました。ここまで深刻な状況になるとはちょっと前までは思ってもみなかったというのが正直なところ。一刻も早くこのような状態から脱したいものです。

ニューオーリンズでは、10月に延期になったばかりのジャズフェスが正式に中止になってしまいました。7月のエッセンスフェス、10月のヴードゥー・フェスも中止。

ラトーヤ・キャントレル・ニューオーリンズ市長は4月14日の記者会見で「2020年中に大きなイベントを開催するのは勧められない。2021年に集中すべきだ。」とコメントしました。結局、ジャズフェスは10月の日程を決める間もなく中止に追い込まれたことになります。仮に事態が終息に向かったとしても、暫くは完全な終息にはならないという判断なのでしょう。



それは日本も同じでしょうね。オリンピックが延期になった今、今年の夏フェスなどの開催はかなり難しいのだろうと思います。

ギグの機会を失った国内外のミュージシャンによるオンラインの演奏配信が増えてきましたね。オンラインだと遠方の人たちの配信も見ることができるので嬉しい反面、最近はあまりにも多すぎて、情報についていけません(涙)。海外は時差もあるので、なかなか見られないのが残念。でも、だいたいは録画配信で見ることができるのでありがたいです。生で見るのは特別感がありますが、やはりなかなか都合をつけるのは難しいですから。

ニューオーリンズのFM局、WWOZでは、フレンチクオーターフェスやジャズフェスがなくなってしまった代わりに、過去のこれらのフェスの音源やスタジオライヴ音源を大放出して放送し始めました。WWOZは放送後2週間はアーカイヴで聴くことができるので、これは嬉しい。放送の詳細は公式サイトの下記ページで発表されるので、ぜひチェックしてみてください。

https://www.wwoz.org/calendar/live-broadcast

繰り返しになりますが、早く普通の生活に戻れますように!!
そしてみなさん、ご無事で!
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