2018/8/17

ああ、アレサ。。。  R&B/ソウル

危篤という情報が流れて数日が経ちましたが、ああついにアレサ・フランクリン他界。

76歳とはまだ早すぎです。先日元気に来日したカーラ・トーマスと同じ1942年生まれです。公式には発表はされていないものの、ガンだったようですね。

Aretha Franklin, the Queen of Soul, has died
https://edition.cnn.com/2018/08/16/entertainment/aretha-franklin-dead/index.html

アレサと言えば色々聴きまくったので、初めて聴いた曲がなんだったのか、いつだったのかもいまや思い出せないです。

ふと思い出したのが、ずっと前にバンド仲間と一緒に旅行中に彼女の「Young, Gifted & Black」を聴いていたら、"April Fools"のコーラスが「♪さいとうくーん、さいとうくーん!」と聞こえてきて、それでもうその場一同、猛烈な斉藤くんダンスの嵐になったのでした。

その後改めて聴いてみると、そんなにそう聞こえるわけでもないんですが(笑)、そのときはバンドでハイになっていたのか、酒のせいか、もうそれはそれは騒乱状態で。。。あの曲はいまだ自分的には斉藤くんの歌ということになっています。でも、名曲ですね。

あと、「Soul '69」というアルバムを初めて聴いたときは鳥肌が立つほどすげーなと思いました。"River's Invitation"とか、カバー曲もこんなにアレサ色でこんなにもブルージーに、ソウルフルに歌えるんだなと、アレサのすごさを実感したのでした。

映画「Musle Shoals」にもアレサのエピソードが出てきていましたよね。今一度見返してみたいです。

アレサは何としても一度生で見てみたいアーティスト最高峰だったのですが、叶わないうちにあっちの世界に行かれてしまいました。

残念、本当に残念です。
他にも思い出話は思い出せば色々ありますが、取り急ぎご冥福をお祈りします。
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2018/6/7

見逃せないソウル系ライヴ!  R&B/ソウル

この夏から秋にかけて、ソウル系の要注目のライヴが続きます。
まずはカーラ・トーマス。かつてオーティス・レディングと共作アルバムを作ったこともある50年以上のキャリアを持つヴェテランですが、御年75歳にしてソロ名義では初来日となります。1988年に父親ルーファス・トーマスと来日、60年代には在日米軍基地での公演ならばやったことがあるとか。今回はフジロックへの出演のための来日で、その後東京と大阪で公演を行います。更に!今回の来日メンバーには妹のヴァニースに加え、ハイ・レーベルを支えたリズム・セクション、ホッジズ兄弟も同行します。これはすごいことだと思います。ホッジズ兄弟は昨年4月にスペンサー・ウィギンズの初来日公演に同行して以来の来日となります。

しかもそのホッジズ兄弟、そのわずか3ヶ月後、今度はウィリー・ハイタワーのバックバンドという形で再度来日します。ハイタワーは、遂に!遂にやってくる!と大声で叫びたくなる快挙です。かつてフェイム、ファイヤーなどのレーベルから作品をリリースした彼は1940年、アラバマ州生まれのサザンソウルシンガー。フェイム時代の"Walk A Mile In My Shoes”など、素晴らしい歌声を聴かせます。

フル・メンバーは6/7時点ではまだ発表されていませんが、スティーヴ・クロッパー(gt.)が同行することが決定しています。これもまた豪華ですね。

そして、9月にはカーティス・メイフィールドがかつて在籍したことで知られるシカゴのヴォーカル・グループ、インプレッションズの初来日が決まりました。正直僕などは「まだやっていたのか?」と思ってしまいましたが、メンバーを見るとフレッド・キャッシュ、サム・グッデンというオリジナルメンバー2人が今回の来日のラインアップには含まれています。彼らももうお年なので、恐らく今回の来日は最初で最後になるものと思われます。

先月のリロイ・ハトソンの初来日公演も、もしかしてインプレッションズ来日の布線だったのか?ハトソンもかつてこのグループでリードを取った経歴を持っています。

他にも気になるライヴはいろいろありますが、とりあえずこの3本は必見かと思います。


◾︎カーラ・トーマス
Carla Thomas & "The Memphis All Star Review" Featuring The Hodges Brothers (Hi Rhythm Section) and Vaneese Thomas
2018/7/28(土)苗場・フジロックフェスティバル(Field of Heavenステージ)

2018/7/30(月) - 7/31(火)ビルボードライブ東京
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=10898&shop=1
7/30(Mon)1st Stage Open 17:30 Start 19:00 / 2nd Stage Open 20:45 Start 21:30
7/31(Tue)1st Stage Open 17:30 Start 19:00 / 2nd Stage Open 20:45 Start 21:30
Service Area : \10,800 / Casual Area : \9,800

2018/8/2(木)ビルボードライブ大阪
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=10899&shop=2
8/2(Thu)1st Stage Open 17:30 Start 18:30 / 2nd Stage Open 20:30 Start 21:30
Service Area : \12,000 / Casual Area : \11,000

[Personnel]
Carla Thomas - vocals
Vaneese Thomas - vocals
Charles Hodges - Hammond B-3 organ, keyboards)
Leroy Hodges - bass
Berneta Miles - background vocals
Argie Phine Martin - background vocals
Luis Valle - trumpet
Andy Wulf -saxophone
Scott Sharrard - guitars
Steve Potts - drums


◾︎ウィリー・ハイタワー
Memphis Meets Muscle Shoals featuring Willie Hightower, Steve Cropper&Hi Rhythm
[2018/06/26追記]
この公演は一旦延期となりました。「アーティストの都合」とのことで詳細は不明ですが、再度日程を調整し来日するようです。延期決定前に購入した人には一旦払い戻しがされるそうです。新たな日程がでましたら、改めてここに情報を掲載します。


[2018/07/11追記]
再調整した新日程が発表されました。ほぼ一週間後です。本当に都合がつかなかっただけなんですね。

2018/10/22(月) - 10/24(水)ビルボードライブ東京
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=11024&shop=1
10/22(Mon)1st Stage Open 17:30 Start 19:00 / 2nd Stage Open 20:45 Start 21:30
10/23(Tue)1st Stage Open 17:30 Start 19:00 / 2nd Stage Open 20:45 Start 21:30
10/24(Wed)1st Stage Open 17:30 Start 19:00 / 2nd Stage Open 20:45 Start 21:30
Service Area : \12,000 / Casual Area : \11,000

2018/10/20(土)ビルボードライブ大阪
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=11025&shop=2
10/20(Sat)1st Stage Open 15:30 Start 16:30 / 2nd Stage Open 18:30 Start 19:30
Service Area : \12,000 / Casual Area : \11,000


2018/10/25(木)ビルボードライブ大阪
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=11130&shop=2
10/25(Thu)1st Stage Open 17:30 Start 18:30 / 2nd Stage Open 20:30 Start 21:30
Service Area : \12,000 / Casual Area : \11,000

2018/10/27(土)、29(月) 30(火)ビルボードライブ東京
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=11128&shop=1
10/27(Sat)1st Stage Open 15:30 Start 16:30 / 2nd Stage Open 18:30 Start 19:30
10/29(Mon)1st Stage Open 17:30 Start 19:00 / 2nd Stage Open 20:45 Start 21:30
10/30(Tue)1st Stage Open 17:30 Start 19:00 / 2nd Stage Open 20:45 Start 21:30
Service Area : \12,000 / Casual Area : \11,000


◾︎ジ・インプレッションズ
The Impressions
2018/9/11(火)、9/13(木)ビルボードライブ東京
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=11068&shop=1
Service Area : \10,000 / Casual Area : \9,000
9/11(Tue)1st Stage Open 17:30 Start 19:00 / 2nd Stage Open 20:45 Start 21:30

2018/9/15(土)ビルボードライブ大阪
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=11070&shop=2
Service Area : \10,800 / Casual Area : \9,800
9/15(Sat)1st Stage Open 15:30 Start 16:30 / 2nd Stage Open 18:30 Start 19:30

[Personnel]
Fred Cash - vocals
Jermaine Purifory - vocals
Joe Herrera -trumpet
Reggie Pace - trombone
Matt Rippetoe - saxophone
Bill Dempsey - keyboards
Zach Cutler - guitar
Eliot Seppa - bass
Marty Bouchard - drums
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2018/1/31

訃報:Denise LaSalle 1939-2018  R&B/ソウル

デニス・ラサールが2018年1月8日、テネシー州ジャクソンにて亡くなりました。78歳でした。

病名などは不明ですが、昨年10月に入院し右脚の切断手術を受けていました。しかし、逆境にも関わらず、本人は元気だと伝わってきていただけに、新年早々の訃報は一層残念に思いました。

1939年にミシシッピ州のデルタ地域で生まれたデニス。1967年チェスより"A Love Reputation"でレコード・デビューを果たしました。その後1971年に彼女の最大のヒット曲となる"Trapped by a Thing Called Love"をリリースします。

1980年代に入るとミシシッピのマラコ・レーベルと契約。多くの作品を同レーベルより世に送り出しました。

ブルースとソウルを跨いでの活躍でしたが、最後の来日となった2010年のビルボードライブ公演では、ブルースを中心に謳っていたのが思い出されます。

これまで来日は1980年、2004年、2010年の計3回。1986年にも来日が一度は決定したものの、その際はテロを恐れてデニスがツアーをしたくないという理由でキャンセルとなっています。

2010年の来日公演については、当ブログでレポートを掲載しているので、リンクを貼っておきます。

Denise LaSalle、6年ぶりの来日公演レポート(2010/11/27)
http://black.ap.teacup.com/sumori/529.html

リック・ホールに続き、新年から寂しいニュースでした。
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2018/1/9

訃報:Rick Hall 1932-2018  R&B/ソウル

新年早々、フェイム・スタジオのオーナーの、リック・ホールの訃報が飛び込んで来ました。1月2日にアラバマ州の自宅にて亡くなったそうです。85歳でした。近年は老人ホームで過ごしていましたが、クリスマスのために自宅に戻っていたそうです。

彼はパフォーマーではありませんでしたが、プロデューサー、レコーディング・エンジニア、ソングライターとしてソウル、R&Bの名作を多く世に送り出しました。アラバマ州北部の田舎町、マッスルショールズを世界的に有名な音楽の中心地に仕立てあげたのは彼の功績です。

歴史は1959年、ホールと彼のバンド仲間のビリー・シェリルがトム・スタフォードからの誘いを受け、音楽の出版社とスタジオを設立したことから始まります。この出版社/スタジオはアラバマ州フローレンスにあったスタフォードの父親経営のドラッグストアの2階にオフィスを構え、Florence Alabama Music Enterprise(略称:FAME)と命名されました。しかし、まもなくホールは2人と対立しフェイムは事実上頓挫してしまいます。

この挫折を乗り越え、ホールが再びマッスルショールズの地でスタジオの経営者として立ち上がり、フェイムの歴史が事実上ここからスタートすることとなりました。

1961年、アーサー・アレキサンダーがフェイムで"You Better Move On"をレコーディング。これがビルボードチャートの24位を記録するヒットとなります。この曲は海を超えてイギリスにも届き、ローリングストーンズがカヴァーしたことによって更に知られることとなりました。

1966年には、リック・ホールはアトランティックと手を組み、ウィルソン・ピケット、アレサ・フランクリンといった大物がフェイムにレコーディングにやってくるようになりました。しかし、その3年後、1966年にはホールはアトランティックと袂を別つこととなります。フェイムのスタジオ・ミュージシャンたちはアトランティックの支援を受けてマッスルショールズ・サウンド・スタジオを設立。音楽ビジネスの流れはそちらに持って行かれ、フェイムの全盛期は終わりを告げたのですが、その後もフェイム・スタジオは今日までレコーディング・スタジオとして存続していきました。近年では、昨年リリースとなったグレッグ・オールマンの遺作「Souther Blood」がここでレコーディングされています。今後も、ホールの息子ロドニーの経営で続いていくことでしょう。

2013年には、マッスルショールズを歩みを取り上げた映画「黄金のメロディ〜マッスル・ショールズ〜(原題:Muscle Shoals)」が公開されました。ここでリック・ホールとフェイムのことも詳しく取り上げられているので、ぜひ見てほしいと思います。この映画のあと、ホールに再び注目が集まり、2014年にはグラミー賞も受賞することになりました。

映画「Muscle Shoals」
http://black.ap.teacup.com/sumori/1464.html

山あり谷ありの人生で、リック・ホールは多くの素晴らしいサウンドを世界に発信してくれました。ひとりの音楽ファンとしてこれは感謝の気持ちしかありません。
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2017/6/20

Lawrence "Boo" Mitchellインタビュー  R&B/ソウル

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Lawrence "Boo" Mitchell


先にここでも告知しましたが、映画「約束の地、メンフィス 〜テイク・ミー・トゥー・ザ・リバー〜」の国内上映が始まりました。

そのプロモーションのために来日したロイヤル・スタジオのプロデューサー、ローレンス"ブー"ミッチェルにさる6月15日、インタビューをしました。

幼少期から父親ウィリー・ミッチェルの仕事を目の当たりにし、ミュージシャンたちと触れ合って来た彼の話は一言一言が面白く、映画への興味もより一層湧いて来る内容となっているんではないかと思います。

当初はインタビューはこのブログに掲載する予定でしたが、長くなるので、ブルース銀座本体の方に載せました。多少体裁は整えましたが、インタビュー丸ごと、ノーカットでお届けします。

お楽しみ下さいね。

メンフィスのハイ・サウンドを生み出した伝説的なロイヤル・スタジオを経営するプロデューサー
ローレンス“ブー”ミッチェル・インタビュー
http://bluesginza.web.fc2.com/jj/boo.html
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タグ: Memphis soul R&B
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