2016/4/28
ジャズフェス中日も今日でおしまい ニューオーリンズ
明日4月28日からジャズフェス後半4日間が始まります。中日二日目の26日は、午前中に自転車に乗ってセントクロード橋を超え、カトリーナで甚大な被害を受けたロウワー・ナインス・ワードまで行ってきました。被災間もない2006年に行って以来10年ぶりです。

ファッツ・ドミノ宅
まず、ファッツ・ドミノのおうちに行ってみましたが、ここは周囲も含めてきれいになっていましたね。しかし、裏通りを進んでみると、特に決壊した用水路の堤防近くになるとまだまだ空き地だらけ。空っぽになったまま未だ放置された家もちらほらありました。まだまだ復興したと言える状況からは遠いようです。

放置されたままの家

空き地もまだ多かったです
一方で新しい家もそこそこ建っていて、白人の住人らしき人も見かけました。通りを歩いている人の殆どはアフリカ系ではありましたが、この地域も変わりつつあるのかも知れないですね。
午後は、ポンチャートレイン湖を超えて、アビータビールのパブでビールとランチを。ついついおいしいので飲み過ぎました(汗)。

長ーい橋を渡って向こう岸へ
27日は、ウォッシュボート・チャズ主催のチャズフェスへ。当初は会場が使えないのでやらないという話だったのですが、使えるようになったということで、開催の運びとなりました。しかし、会場は今後売却され、なくなってしまうようで、今回が最後のフェスだということです。

こんな感じののんびりとした会場です。
Truck Farmと呼ばれるその会場は、広めの裏庭という感じで、そこにステージや売店を作ってのフェスは、ジャズフェスのような大々的なものと違い、大きめなホームパーティといったおもむき。地面には芝がはえ、頭上には木が生い茂り、なんだか心地よいゆるーい空間でした。食べ物や飲み物のブースも数は多くないけど、おいしいものがあり、ジャズフェスと比べれば良心的な値段です。サンドイッチや生ガキ、マルガリータ、ビールなど舌鼓をうちました。

ウォッシュボード・ロデオ
そんなところで、まだ人が少ない正午からチャズのバンド、ウォッシュボード・ロデオがフェスの先陣を切って演奏を始めました。カントリー色も入った気持ちいいサウンドで、会場の雰囲気にもよく合います。彼らがやったメイン・ステージと端の方にある小さなサブステージの2つが用意され、交互にやることでノンストップで音楽を提供できる仕組みになっていました。
しかし!メインのステージで次のバンド、サボトゥアーズが演奏している最中に雨が降り出したと思ったら、あっという間に豪雨に。雷も鳴り、音楽はいったん中止をせざるを得ない状況となりました。初めて聴くバンドでしたが、エルヴィスの"Don't”をレゲエ調に料理をするなどなかなかいい演奏をしていたので、非常に残念。

大粒の雨に雷もガンガン鳴っていました。
あまりのすごい雨に、お客さんは殆どみな売店のあるひさしの下に移動し、飲み物を飲みながらひたすら雨があがるのを待つ状況。そんな中、次のアクト、TBCブラスバンドがお客さんのひしめき合うひさしの下に現れ、楽器を取り出し方と思うと、元気よく演奏し始めました。さすが、機動力のあるブラスバンドらしい対応です。これには多いに盛り上がりました。

TBCブラスバンド
彼らのセットが終わった頃には雨も殆ど止み、ステージの方でフェスは続行しました。多種多様な音楽性のバンドが出ていましたね。そしてどのバンドにも、チャズがゲストで飛び入りするんです。さすがチャズフェスというだけはありますね(笑)。
途中、ラファイエット・スクウェアでやっているカーミット・ラフィンズのフリーコンサートが気になり、いったん会場をあとにしてそちらへ移動。そこでここも大いに盛り上がっていました。ジャズフェスのセット同様、プリンスのPurple Rainをやり、ゲストに菊池はるかさんやヴォーカリスト(名前を聞きそびれた)が出てきたりと見せ場も多く、さすがカーミットだなと思わせました。

ラファイエット・スクウェアでは
大勢の観衆がカーミットの演奏を聴いていました
チャズフェスに戻ると、ハッピー・トーク・バンドが始まったところでした。彼らは一度見てみたかったので、間に合ってよかった!ヘヴィでレイドバックした独特のサウンドは、この日のライヴでも健在でした。チャズもどのステージにも出ていて忙しそうでしたが、ギターのアレックス・マクマレーも半分くらいは彼が参加するバンドだったのではないでしょうか。ずっと出ずっぱりですごいなぁ。
そして、メイン・ステージの締めはニューオーリンズ・クレズマ・オールスターズ。以前とだいぶメンバーが変わったようですが、イケイケなノリは変わらず、気がつけば、お客さんは輪になって狂ったように踊りまくっていました。

ニューオーリンズ・クレズマ・オールスターズ
雨には参ったけど楽しい一日でした。
で、ジャズフェスに備えてもう寝ます。
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ファッツ・ドミノ宅
まず、ファッツ・ドミノのおうちに行ってみましたが、ここは周囲も含めてきれいになっていましたね。しかし、裏通りを進んでみると、特に決壊した用水路の堤防近くになるとまだまだ空き地だらけ。空っぽになったまま未だ放置された家もちらほらありました。まだまだ復興したと言える状況からは遠いようです。

放置されたままの家

空き地もまだ多かったです
一方で新しい家もそこそこ建っていて、白人の住人らしき人も見かけました。通りを歩いている人の殆どはアフリカ系ではありましたが、この地域も変わりつつあるのかも知れないですね。
午後は、ポンチャートレイン湖を超えて、アビータビールのパブでビールとランチを。ついついおいしいので飲み過ぎました(汗)。

長ーい橋を渡って向こう岸へ
27日は、ウォッシュボート・チャズ主催のチャズフェスへ。当初は会場が使えないのでやらないという話だったのですが、使えるようになったということで、開催の運びとなりました。しかし、会場は今後売却され、なくなってしまうようで、今回が最後のフェスだということです。

こんな感じののんびりとした会場です。
Truck Farmと呼ばれるその会場は、広めの裏庭という感じで、そこにステージや売店を作ってのフェスは、ジャズフェスのような大々的なものと違い、大きめなホームパーティといったおもむき。地面には芝がはえ、頭上には木が生い茂り、なんだか心地よいゆるーい空間でした。食べ物や飲み物のブースも数は多くないけど、おいしいものがあり、ジャズフェスと比べれば良心的な値段です。サンドイッチや生ガキ、マルガリータ、ビールなど舌鼓をうちました。

ウォッシュボード・ロデオ
そんなところで、まだ人が少ない正午からチャズのバンド、ウォッシュボード・ロデオがフェスの先陣を切って演奏を始めました。カントリー色も入った気持ちいいサウンドで、会場の雰囲気にもよく合います。彼らがやったメイン・ステージと端の方にある小さなサブステージの2つが用意され、交互にやることでノンストップで音楽を提供できる仕組みになっていました。
しかし!メインのステージで次のバンド、サボトゥアーズが演奏している最中に雨が降り出したと思ったら、あっという間に豪雨に。雷も鳴り、音楽はいったん中止をせざるを得ない状況となりました。初めて聴くバンドでしたが、エルヴィスの"Don't”をレゲエ調に料理をするなどなかなかいい演奏をしていたので、非常に残念。

大粒の雨に雷もガンガン鳴っていました。
あまりのすごい雨に、お客さんは殆どみな売店のあるひさしの下に移動し、飲み物を飲みながらひたすら雨があがるのを待つ状況。そんな中、次のアクト、TBCブラスバンドがお客さんのひしめき合うひさしの下に現れ、楽器を取り出し方と思うと、元気よく演奏し始めました。さすが、機動力のあるブラスバンドらしい対応です。これには多いに盛り上がりました。

TBCブラスバンド
彼らのセットが終わった頃には雨も殆ど止み、ステージの方でフェスは続行しました。多種多様な音楽性のバンドが出ていましたね。そしてどのバンドにも、チャズがゲストで飛び入りするんです。さすがチャズフェスというだけはありますね(笑)。
途中、ラファイエット・スクウェアでやっているカーミット・ラフィンズのフリーコンサートが気になり、いったん会場をあとにしてそちらへ移動。そこでここも大いに盛り上がっていました。ジャズフェスのセット同様、プリンスのPurple Rainをやり、ゲストに菊池はるかさんやヴォーカリスト(名前を聞きそびれた)が出てきたりと見せ場も多く、さすがカーミットだなと思わせました。

ラファイエット・スクウェアでは
大勢の観衆がカーミットの演奏を聴いていました
チャズフェスに戻ると、ハッピー・トーク・バンドが始まったところでした。彼らは一度見てみたかったので、間に合ってよかった!ヘヴィでレイドバックした独特のサウンドは、この日のライヴでも健在でした。チャズもどのステージにも出ていて忙しそうでしたが、ギターのアレックス・マクマレーも半分くらいは彼が参加するバンドだったのではないでしょうか。ずっと出ずっぱりですごいなぁ。
そして、メイン・ステージの締めはニューオーリンズ・クレズマ・オールスターズ。以前とだいぶメンバーが変わったようですが、イケイケなノリは変わらず、気がつけば、お客さんは輪になって狂ったように踊りまくっていました。

ニューオーリンズ・クレズマ・オールスターズ
雨には参ったけど楽しい一日でした。
で、ジャズフェスに備えてもう寝ます。
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