2011/8/31

待望の来日!IRMA THOMAS  ニューオーリンズ

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Irma Thomas, 2006
New Orleans Jazz & Heritage Festival
Photo by Masahiro Sumori

ついに、アーマ・トーマスが日本にやって来ます。何と20年ぶりの来日。随分待った、と言うよりもう日本には来ないんだろうな、勝手に思ってました。以前何かのインタビューで「自分を安売りしてまでツアーに出ることはない」と言っていたのを見て、なかなか来日しないのは興行的に難しいんだろうなと察したのでした。

アーマと言えば説明不要かも知れないですが、ソウル・クイーン・オブ・ニューオーリンズと称される、ニューオーリンズの顔とも言えるシンガーです。ロック・ファンならばローリング・ストーンズがカバーした"Time Is on My Side"(1964年)で知った人も多いでしょう。トレイシー・ウルマンの"Break-A-Way"のオリジナル・アーティスト(1964年)としても有名です。

しかし、アーマはこのような昔のナンバーで知られるだけの過去の人ではありません。1970年代には不遇の時期もありましたが、1986年からは今日まで四半世紀に渡りラウンダー・レコードの看板アーティストの一人としてコンスタントに活動を続け、10枚のアルバムを発表。2006年の「After the Rain」はついにグラミー賞を受賞するに至りました。2009年にはデビュー50周年記念のベスト盤をリリースしています。

ソウルフルで貫禄のある歌声ながら、近年もデビュー当時の可愛らしさというか、瑞々しさを失っていません。

"Time Is on My Side"はストーンズのカバーにより知られるようになったものの、アーマ本人は特に代表曲とも思っていない節があり、ライヴでも歌われる頻度はそれほど高くないようです。では、彼女の代表曲は?というとその一つは1960年のデビュー曲でもある"Don't Mess With My Man (You Can Have My Husband)"、あるいはアラン・トゥーサンが書いた"It's Raining"、"Ruler of My Heart"あたりでしょうか?後者は、オーティス・レディングが"Pain in My Heart"と改名してカバーしました。ラウンダー時代で言えば、ライヴ・アルバムのタイトルにもなった"Simply the Best"も彼女の看板的な名曲です。

1987年に単独公演で初来日。1991年にガンボ・ジャンボ・カーニバルで再来日を果たすものの、以後来日は途絶えていました。やはり日本のファンとしてはついに!ついに!の来日なのです。

僕が知る限り、アーマはライヴをやるからには手を抜くようなタイプではありません。プロフェッショナルズという名前の自分のバンドを従えて、しっかりとしたショーを見せてくれます。来日公演も充分期待していいでしょう。今から楽しみです。

Welcome to Japan, Irma! We've been waiting for you!

IRMA THOMAS日本公演
2011年11月29日(火)ビルボードライブ大阪
 サービスエリア 9,400円 カジュアルエリア 7,900円
2011年12月1日(木)、2日(金) ビルボードライブ東京
 サービスエリア 9,500円 カジュアルエリア 7,500円

来日メンバー
アーマ・トーマス / Irma Thomas(Vocals)
キム・フィリップス / Kim Phillips(Keyboards)
ワーナー・ジョセフ・ウィリアムズ / Warner Joseph Williams(Keyboards)
アーサー・'V'・ベル / Arthur V. Bell(Guitar)
エミール・ホール / Emile Hall(Saxophone)
パーシー・ウィリアムス / Percy Williams(Trumpet)
ラリー・"チュー"・キャンベル / Larry "Choo" Campbell(Drums)

◆IRMA THOMAS公式サイト
http://www.irmathomas.com/

◆アーマ・トーマス:ディスク紹介
来日記念:アーマ・トーマスを聴いてみよう!


アーマの2009年のベスト・アルバム(新曲3曲入り)
「50th Anniversary Celebration」



初来日公演のチラシ(1987年)
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タグ: 来日公演 ソウル R&B
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