01. 嫁の里帰り またもやアルバム未収録の曲。私がライブでこの曲を聴くのは今回が2度目。内容は、嫁が3日間実家に里帰りするから、昼は家でたっぷりゴロゴロして夜はみんなで飲んじゃおう、終電なんか気にしなくてもいいぞ俺のウチに泊まればいい、ついでにエッチなヴィデオも借りちゃおう、それもイッキに5本まとめてネ！といったようなもの。吾妻氏はMCで「私は風紀には厳しい、風紀ベイビーという曲をかつて作ろうとしたがしかし、案の定いつものように途中で断念してしまった、トホホ..」と話して笑いを取っていたのだが....まったくけしからん。5本でなくてせいぜい3本程度でやめときなさい、もう若くないんだし。(^^;) 02. 中華Ｂａｂｙ ををっ！これが噂の中華Ｂａｂｙか！そういう曲があるということは以前から聞いてはいたが、現物を聴くのは今回が初めてだぞ！当然アルバム未収録。をを！ ドラムの岡地氏が手に安っぽい銅鑼を持ってスタンバイしているではないか！ わはは、凄い凄い、案の定西洋人の日本も中国もゴッチャ混ぜ的曲解東洋イメージのフレーズが大爆発し（以前にもファーストの"On a slow boat to china"［中国行きのスローボート］という曲で演っていたが、アレは村上春樹の本のタイトルにもなる位の有名なナンバーで、バッパーズのオリジナルではない）歌詞には中国語や中華料理の名前が頻繁に出てくるではないですか！ いやぁなかなか笑わせてくれますねぇこの曲は。曲中のカウントも”いー、ある 、いーあるさんすー！”で、エンディングは”つぁ〜い〜ちぇ〜んっ！”とかやってくれます。(^_^) ちなみに吾妻氏は最近香港に何度か行って、すっかり香港が好きになったらしい。一度雑誌か何かの仕事で、香港のブルース・シーンを探り、地元で活躍するブルースマンを探そうという企画で一度取材したことがあったらしいのだが、結局昼間はスタジオのオヤジをやっているなんとかチャンだかなんたらタムだかってな名前のヒト一人しか見つからず、その一人に「俺が香港で活動する唯一のブルースマンだ！」と豪語されてしまったためにすっかりメゲてしまって、やる気が失せたので代わりに電脳街廻ってでアヤしげなボードやソフトを漁ってそのまま尻尾巻いて帰国したことがあったそうな。今度はこの曲を引っさげて香港に殴り込み、ひいては返還後に中国大陸をも巻き込んでイッパツ当てたろぉじゃないの！と無謀な妄想をMCで語っておられました。(^^;)
03. Exactly Like you この3曲で、まず一人目のゲストが登場。大物ゲストと吾妻氏は豪語していたが、何のことはない、サード収録の"人間だって動物だい"で吾妻氏と掛け合い夫婦漫才をやっていたバッパーズの半専属歌手、日本の、いや東京の、いや杉並区高円寺方面のアニタ・オディこと(^^;;)服部恭子嬢通称キョンちゃんである。（なんでもキョンちゃんは会社の創立何周年記念とかで、最近”黒の舟歌”の自主制作シングルを出したそうで、会場でも売っていた）今日もキョンちゃんは黄色いタイトなチャイナ・ドレス姿で腰をクネらせて登場、セクシーに3曲を唱い上げて、ステージ上に妙齢のフェロモンをブチ撒いていた(^^;;)さらにはMCで見事にボケをかましまくり、場内はまたもや大爆笑。吾妻氏の酒を飲んでは「ああっ！お前、俺の酒を飲むなよぉっ！」と怒られると、すかさず「えぇっだって楽屋のお酒全部飲んじゃってあともうウーロン茶くらいしか残ってないんだもぉぅん」と返す....(--;) ちなみに演った曲は全部アルバム未収録で割とジャズ寄りのカヴァー・ソング。04の内容は、今日のデートは楽しかったねぇ、えっもう帰っちゃうの！表は寒いし泊まっていきなよぉ....と帰ろうとする彼女を引き留めるためにひたすら懇願し続けるという曲。（原曲は吾妻氏のつけたトホホな日本語詞以上にもっとキワドい内容らしい）またもや"動物"パターンの掛け合い夫婦漫才ソングと化す。
06. Ohh, Shoo, Bee この3曲で二人目のゲストが登場。案の定というか何というか、この方もバッパーズとの共演する機会の多い吾妻氏の旧友、元ウシャコダ "日本一のジャイヴ王"の異名を取る、藤井康一氏の登場だ。このヒトが出てくると、もう何というか会場中さらに輪をかけてお笑い一色状態と化してしまい、笑いのギアがイッキにトップまで放り込まれて殆ど収拾がつかなくなってしまう。しきりに自分のホープページの表紙に貼られているという写真のポーズをやっていた。根っからのお笑い芸人、あ、いやエンターティナーである(^^;) 07はこのヒトがゲストで出る他のライブでもしょっちゅう聴いたことのある、「オマエの体が桜色になるまで、揺すって揺すって揺すりまくっちゃうぜぇ！」という、お馴染みのスケベ・ソング。当然藤井氏のテナー・サックスもスケベチックにねちっこく迫ってくる。Are You Ready for the SUKEBE! (^^;) 08はアメリカの有名な同名テレビ番組のテーマソングであったスタンダード・ナンバー。ちなみに3曲ともバッパーズのアルバムには未収録である。 09. 極楽パパ あれ、この曲はセットリストに書いてあるけど演んなかったってことは時間なくって飛ばしかぁ！？ちなみに曲自体はセカンド収録のお笑い宗教ソング。 10. 秋葉原 今回は３ｒｄからの曲が異様に少なかったような気がするが、まさかこれを外すわけにはいくまい。秋葉原で逃げた彼女の消息を捜す男の唄。いつも歌詞の一節を変えるのだが、今回はインターネット・ネタで来るかと思ったら（ちなみに吾妻氏はかなりのパソコン・マニア［しかもＭａｃ嫌いの純血Ｗｉｎｔｅｌ派］で、近頃は雑誌等の連載記事でもインターネット・ネタをちょくちょく書いており、今回も秋葉原に行くと金遣ってしょうがないとMCでこぼしていた）なんと”STEPさん、なんで潰れたのォ〜、あの娘が〜無理を〜言ったかぁらぁ〜”とやってくれまして、一部の理系学生および理系サラリーマンのみの局所的な笑いを誘っておりました。（その他にも、白と黒といえばゲートウェイがなんたらかんたら、そんな理系にしかわかんねぇギャグ言ってどーすんだ！いや所詮私も理系ですから、抵抗のカラーコードはぁ赤青黒黄色....と、一人でボケツッコミやっておりました(^^;;)） そうこうするうちに、本編はエンディングとなった。 アンコール１ 01. ゴミの日来るまで 〜 Bongo Boogie ”ゴミ”はセカンドに収録のスローな4ビート・ナンバー。今日まで楽しかったけど、明日のゴミの日になったら君の思い出をゴミに出してさよならしなきゃなんないんだ、という内容に”なぁ〜に言ってんのォ！(^_^) ”という掛け合いが入るといった、おセンチなんだかお笑いなんだかよくわかんないオリジナル曲。そこからいきなり、同２ｎｄ収録の軽快なナンバーに突入。ベースの牧氏がウッド・ベースのボディをボンゴに見立てて叩きまくるという芸を披露。ちなみに牧氏と吾妻氏は、二人とも通風の持病があるそうで、牧氏がオシッコがよく出る薬、吾妻氏が尿酸を分泌しない薬を常用しているおクスリ仲間でもある、なにあなたも飲んでみたい？いや別にこれといってどうなるってことはないんですが....などとＭＣで言っていた。こんな内容のＭＣを平気でしてしまうバンドなど他のどこにも見あたりますまい....(--;;)ここではゲストの２人も乗りまくって乱入する。 アンコール２ 01. ？（ごめん、タイトル忘れました(^^;)） 吾妻氏のギター、ベース、ドラム、ピアノの4人だけ、軽い打ち合わせのみで始まった（ちなみに吾妻氏はまた曲のキーを忘れてメンバーに確認し、「いやぁ私はキーが苦手でねぇ(^^;;)」と訳の分からない発言で笑いを取っていた）ジョー・ターナーの曲（？）。先日の”極東一のハーピスト”こと妹尾隆一郎氏の、旧譜再発記念の高円寺Jロキチ(^^;) でのライブに、大阪出張から急遽戻ってゲストに駆けつけ、この曲を演奏した際、酒の酔いに疲労が重なって、とうとう演奏中にゲロを吐いてしまった(--;;)ということをMCで喋っていた。 ということで、今回も爆笑！抱腹絶倒ライブとなってしまいました。いやぁ、ここんとこ忙しくて、行きたいライブにも行けない状態が続いてストレス溜まりまくっててたもんで、心底楽しかったわぁ。(^_^) あぁ、もし私が制作会社のヒトならば、バッパーズのライブ・ヴィデオ（当然MC全部ありのノーカット版）作ってですね、全国の皆様にこの楽しさを垣間見せてあげたいものっす。未だかつて、バッパーズの演奏をテレビで確認したというのは2件のみ、それも吾妻氏が音声担当だった縁で出演したRock鳴館とかいう番組と、現MTV-Japanのあるチャンネルで、今は亡きCS局Power Channelで放送してたPANTAの番組だけらしいもんなぁ。そんなの一般ピープルは誰も見てねぇって(--;) つーことで、今後のライブの予定は、
だそうです。（JロキチとかQトロは吾妻氏本人がそう言っていたので....）皆様お誘い合わせの上、是非御来場下さい！ってすいませんまた宣伝しとけってAN嬢に頼まれたもんでつい....正直こっちゃぁ客増えるとチケット取り難くなるんで困るから、できれば皆様お誘い合わせにならずに好きなヒトしか来ないで下さい、放っといて下さいそっとしておいて下さい残した妻と子をよろしくお願いしますどうか捜さないでくださいって言いたいんだよなぁホントは...(--;)
   
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