![]() ブルースにとって原点なるミシシッピーの地。サン・ハウス、ロバート・ジョンソンなどをはじめ多くの伝説のブルースマンを、世に輩出している。そして、今日のミシシッピーのブルースを語るとき、欠かせないのがこのビッグ・ジャック・ジョンソンだ。フランク・フロスト、サム・カーとともにジェリー・ロール・キングスとして活動したことでも知られる彼は、ミシシッピーのブルース・パワーを感じさせてくれるギタリストである。
1997年にはジェリー・ロール・キングスの来日が決定し、ビッグ・ジャックも日本の地を踏むものと期待されたが、寸前にバンドを脱退しておりファンをがっかりさせた。そしてそれから約5年、遂に実現する来日である。2002年2月になってから、新作"The Memphis Barbecue Sessions" (M.C. Records MC-0045)をリリース。それに合わせたツアーということで、まさにタイムリーだ。本格的なツアーで日本を訪れるのはこれが初めてとなる。 ビッグ・ジャックといえば、その巨漢が繰り出すミシシッピーのドブルースという印象が強いが、ストーリーテラー的な側面をもっていたり、ソウルっぽいナンバーもうまかったりと、懐の深さも魅力的だ。新作は、珍しいオール・アクースティックという設定なので、このようなスタイルをステージで披露してくれるのかもしれないと考えると、ますます楽しみになってくる。 RLバーンサイドとロバート・ジョンソンだけがだけがミシシッピー・ブルースではない。ビッグ・ジャックを観れば、それが実感できるだろう。
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