ジミー・ロジャーズ

1924 - 1997





Jimmy Rogers

フェントンに続いてジミーも...。久々の来日予定が中止になっていたジミー・ロジャーズ(本名James A. Lane)が12月19日の午前6:15、シカゴの病院で亡くなりました。73歳でした。死因は、結腸ガンの手術後の合併症とのこと。(ガンだったんですね、結局。「腫瘍」と伝えられていたのですが。)彼の来日に関して以下のようにこの欄で伝えてきましたが、そこまで病状が深刻とは思わなかったので、ショックも大きいです。合掌。

ジミーの遺族は、妻のドロシーそれに息子が3人、娘が5人、孫が17人います。葬儀 は、シカゴで12月27日に予定されているそうです。
(12/20/97記)


7年ぶりの来日目前のジミー・ロジャーズに関するニュース。11月7日、アメリカのブルースのメーリング・リストBLUES-Lに、彼が結腸ガンで手術を受けるとの情報が流れた。ぬぁーにぃ!?12月11日から日本公演が始まるのに、これはもう絶望的?真相はどうなのだろうかと思って情報を募っていたところ、今日になってより詳しい情報が入ってきました。

今から1週間位前というから11月の上旬、ロジャーズは胸に痛みを覚えたので病院に検査に行ったところ、肺気腫と診断された。その検査の際に、結腸に腫瘍が見つかったのだそうだ。今日現在既に腫瘍の除去手術は終わっていて、ロジャーズは起き上がって病院内を歩いたりしていて、経過は順調とのこと。11月15日頃までには退院するそうだ。これは、シカゴのWBEZ局のDJ、ナイルス・フランツが、ロジャーズの息子のジミーDレイン(ロジャーズのバンドのギタリストとして来日にも同行することになっている)と話して聞いた情報です。

とりあえず、そうたいしたことではなかったようでまずは安心なのですが、何せ来日目前。遥々日本まで旅が出来るのかまだわからないけど、そこら辺はきっと来日公演のプロモーター、チョコレート・クリーム・プロダクションズが状況を確認してくれるだろうと思います。

何せ、今日生きているシカゴ・ブルースの人たちの中では、今となっては最重要人物のひとりだし、久々の来日なので是非無事に日本の地を踏んでもらいたいものです。パークタワーで、生で"Walking By Myself"聴きたいよぉ。尚、励ましのお便りは以下の彼の病室まで。(といっても、すぐに退院しそうだけど。)

Holy Cross Hospital
2701 W. 68th Street
Chicago, IL 60629
Attn: J. Lane

んなわけで、とりあえず気になるジミー・ロジャーズの最新情報でした。僕が9月にロングビーチ・ブルース・フェスで彼を見たときは(上の写真)、以前と較べてかなり痩せていて驚いたけど元気そうだったので、一層今回のこの入院の情報にはギクッとしました。早く元気になって下さいね。(97.11.11)




やはり来日は無理でした。一度は「予定通り来日」とマネジメントは言っていましたが、そこまで病状は軽くはなかったようです。彼の来日がなくなって、パークタワー・フェスティバルのラインアップに穴が空いてしまったわけですが、かわりに急遽フィリップ・ウォーカーが決まりました。久しぶりの来日ですし、期待したいところです。と同時に、ジミー・ロジャーズの全快も祈りましょう。
(11/27/97追記)



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