アコギに焦点を当てたブルース本!
ブルースに関する本や雑誌は、海外では色々出ているけど、日本語のものがもっとあってもいいのに...そう思っている方、いませんか?そんなあなたに、是非手に取ってもらいたいのが、この「ブルース・ギター・ブック」です。
今ジャンルを超えて広く支持されているアコースティック・サウンドと、地道にファンを広げつつあるジャグバンドをテーマの中心に据えた本書は、インタビュー、ディスク紹介から、楽器/機材の徹底検証、スコア/ソングブックの掲載と、リスナーからプレイヤーまで幅広い読者が楽しめる記事が満載です。
吾妻、小出両氏による巻頭対談は、両氏のキャラクターがよく出ていて、なるほどと思うやら、思わず笑ってしまうやらの面白さ。また、20人以上のライターによる「アコースティックCDベスト10」では、勝手気ままに選ばれた数多くの名盤たちに、選者の個性がみてとれるのがまた面白い。
また、戦前の古い音楽であるジャグバンドが、今日本で人気を得ている秘密に迫る特集では、ジャグバンドを知らなかったあなたもきっと、これを読めば触手が伸びること間違いなし(?)です。
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