アメリカというところは全般的に食い物は決してうまくない。でも、ニューオーリンズはその中でも例外中の例外。こんなに食い物のうまい街は、アメリカどころか世界を探してもそうないだろう。フランスの植民地時代に入ってきたフランスの食文化に地元のオリジナルのカラー、その他イギリス系文化など色々な要素が加わり、他にはない独特な食文化が形成されている。これは、別に食べ物に限ったことではないが。独自の立派な文化を持ったところにはおいしい食べ物も根付くということなのだろうか?
ここの料理には、ガンボ、ジャンバラヤ、ゆでザリガニ、キャットフィッシュ(なまず)などいろいろあるが、海の幸がふんだんに使われているものが多い。特にカキはおいしいので、、ちょっと以下のレストラン紹介もカキに偏っている。すまんです。でも、うまいだもん。
111 University Place
New Orleans, LA 70112
Phone: 504-525-4083
すっかりはまって毎日1回は食べに行ってた、レストラン。店員からは、「常連」と呼ばれるに至った。でも、そうしたくなる程安くてうまい店なのだ。24時間やっているのも嬉しい。
場所は、フレンチ・クオーターからみるとキャナル通りを渡って向こう側になるが、FQ内の店とは較べものにならないほど安いし、味もこっちの方がいいと思う。この店で特にうまかったのが生ガキで、1ダースが$4.95。FQ内の主要な店だと$6.50はする。ただし、ハーフシェル・レストランは、生ガキに関しては入荷してないときもあった。常連だから1ダースを頼むといつもおまけして13個つけてくれた。
ここの店員はとにかく人懐っこくて、親しく接して貰った。デザートをサービスで出してくれたりしたときもあった。でも、人懐っこすぎて、ほっといて欲しくてもそうはさせない雰囲気が漂っているので、1人になりたい気分のときは避けましょう。
メニューは、ポー・ボーイからキャットフィッシュ、ザリガニ、ガンボにジャンバラヤなんでもあるが、皆うまい。ジャズフェス期間中は、"Jazz Fest Specials"なんていう特別メニューも用意されている。値段は、計算違いかと思うほど安い。大食いで通ってる俺が、動けない!と音をあげる程食べてもせいぜい$20.-。それもAbitaビールを1、2本、お通し代わりに生ガキを半ダース食らってその値段なのだ。FQ内だったら絶対その倍近くすると思う。
観光客らしい人が少なく、店内がすいているのも落ち着いていい。地元のタクシー・ドライバーご用達の店らしい。そんな感じの客が多い。尚、隣はレストランと同じ経営のジャズ・バー(Piccadilly Lounge)になってて、ライブ演奏が聴ける。レストラン側から建物の中でつながっているので、ちょっと覗いてくることも出来る。24時間ゆえに、いつでも朝食メニューが食べれるのもいいなぁ。
メニュー例
・Red Beans & Rice With Smoked Sausage | $4.25 | |
・A Creole Sampler (Gumbo, Red Beans & Jamabalaya with Salad) | $5.25 | |
・Catfish Po-Boy Sandwich | $5.50 | などなど |
St. Peter St.
New Orleans, LA
あの有名なプリザベーション・ホールの隣にある。空が仰げる中庭席もあり雰囲気はいいが、やはり抜群の立地条件ゆえか値段は安くない。カキ料理、シーフード系を中心としたメニュー。僕が行った時は、結構混んでた。
724 Iberville Street
New Orleans, LA
Phone: 522-5973
地元のオイスター・バーでは、一番有名どころだろう。バーボン通りからちょっと入ったFQ内の便利なところにある。ジャズフェス期間中はいつも人が並んでいた。前にニューオーリンズに来たときにも入ったが、そのときはそんなに混んでなかったのだが。
混むだけあって、カキはうまい。カキフライも生ガキもよかった。でも、ガンボ、ジャンバラヤなどの料理もあるが、こっちの方は味は普通かな?FQ内にしては値段は安め。結構店内はガンガン音楽が鳴っていて、騒々しい。店内は奥行があり意外と広い。
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