• 5月2日(木)夜


    IRMA THOMAS


    カバー・チャージ:$15

    Lion's Den
    2655 Gravier St.
    504-821-3745






    アーマ・トーマスの旦那さんが経営するライブ・ハウス。店内はそんなに広くはなく、アット・ホームな雰囲気が漂っている。従業員さんたちもとってもひとなつこい。こんな環境でアーマのライブが観れればもう言うことなし。気軽にアーマと話したりもできるし、サインだってしてくれる。なんか、ライブ・ハウスというよりは、「アーマのプライベート・パーティーにようこそ」っていう雰囲気だ。

    カバー・チャージがライブ・ハウスにしてはやや高いが(とはいっても、日本と較べたら全然安いけど)、これもレッド・ビーンズ&ライスのビッフェ食べ放題付きと聞けば納得というもんだ。ただし、このビッフェもなくなってしまったら、補充はされないのであるうちに食べておいた方がいい。僕は、既に食事をしてきて満腹であったにも係らず、欲ばって食ってしまった。

    この日は僕らがここに着いたのが10時半頃。前座を務めるラリー・ハミルトンが丁度終わったところだった。席はもう殆ど一杯。

    アーマは自分のバンド、プロフェッショナルズをバックに2ステージ。ステージが狭いせいか、ホーン・セクションがサックス1人しかいなかったけど。でも、こんなにアーマをそばで観れてしまうなんて感激です。客は結構年配の人が多かった。スローな曲で夫婦手を取り合って踊ってしまうところが粋。

    演った曲目はジャズフェス会場のときと似ていた。でもやはり2部目は、"Hip Shakin' Mama"、"It's Rainin'"、"Break-A-way"など昔のヒット曲連発でもう楽しいったらありゃしない。お決まりのセカンド・ライン・タイムは、狭い室内でもちゃんとやったし。アーマ自ら店の紙ナプキンを皆に配るんですよ。いいっしょ?

    この晩のショーが終わったのは1時過ぎ位かな?ニューオーリンズのライブ・ハウスにしては早い。帰りは、店員がタクシーも呼んでくれる。至れり尽くせりなのだ。

    こんないい雰囲気のお店だが、周囲はメチャクチャ治安の悪いところらしい。寂れた雰囲気の漂う地域だ。すぐ側に刑務所がある。なので、これは現地の人にも言われたが、ここへいくときは絶対タクシーなどで店の目の前まで行って降ろしてもらうこと。近くまで来たので歩くなどということは絶対しない方がいいらしい。ここの店の人が進んでタクシーを呼んでくれるのも、そういう地域にある店だから気を使っているのだろう。でも、行く価値は絶対あるよ。他のライブ・ハウスでは味わえないリラックスした雰囲気が味わえるから。



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