2008/5/25
B.B.キングの新作ライブ ブルース
先日B.B.キングの新作ライブCD(その名もB.B. King Live)を聴きました。そういえば、彼のライブも随分長い間見てないなぁ。日本に来なくなって久しいしね。
B.B.の作品はライブも含めて沢山出ているし、曲目を見るといつものって感じだったのでそんなに期待もしていなかったんですが、聴いてちょっと複雑な気持ちになりました。
彼も今年の誕生日を迎えると83歳。かなりのご高齢です。聴いて思ったのは、声が随分衰えたなということ。以前の張りのあるシャウトは、どこへやら。いかにもおじいさんの声になってしまいました。全体のサウンドはいつものB.B.ですが、少なくとも彼の声は今まで聴いたことのあるB.B.とは違っていました。
もちろん、83歳にしては元気だと思うし、いまだにこうやって活動してアルバムを出し続けている事自体すごいことであることは言うまでもないと思います。ギターもまだまだ弾けます。そういう意味では嬉しい新作でした。
でも、B.B.もすっかりおじいちゃんになったのね。と思うと一抹の寂しさがありました。弱々しくなってしまったということでは、晩年のジョン・リー・フッカーもこんな感じだったなとふと思いました。彼は83歳で亡くなってしまいましたが。
B.B.にはこれからも元気で活動を続けてほしいと思います。でも、無理はしないでね。
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