2014/5/31

Big Bad Voodoo Daddy来日間近  ブルース

もう来週だけど、ビッグ・バッド・ヴードゥー・ダディの来日公演があります。

1990年代に突如アメリカで起こったネオ・スウィング・ブームの火付け役は、ブライアン・セッツァーのオーケストラだったのでしょうが、このビッグ・バッド・ヴードゥー・ダディも間違いなく、ブームを盛り上げたバンド。

1989年代に南カリフォルニアでギターのスコッティ・モリスを中心に結成。90年代後半には大手キャピトル・レコードと契約し、3枚のアルバムをリリースしています。

1999年にはスーパーボウルのハーフタイムショーに出演するなど、勢いに乗った彼ら。本国での大ヒットに比べると、あまり日本では大きな話題になった記憶がないのですが、今回の来日はどういういきさつで決まったのでしょうね。突如決まった感じでしたが。彼らは2001年に一度来日しており、恐らく今回はそれ以来の日本公演なのだろうと思います。きっと、ご機嫌なスウィングを聴かせてくれることでしょう。

何か一曲と言えば、キャピトル1枚目に入っていた"Go Daddy-O"。

Big Bad Voodoo Daddy -- Go Daddy O -- Tonight Show
http://youtu.be/Ela0Flqsrk8

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【公演日程】
会場:ブルーノート東京
日程:2014年6月5日(木)〜6月7日(土)
 6月5日(木)、6日(金)
 [1st]開場5:30pm 開演7:00pm
 [2nd]開場8:45pm 開演9:30pm
 6月7日(土)
 [1st]開場3:45pm 開演5:00pm
 [2nd]開場7:00pm 開演8:00pm
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/big-bad-voodoo-daddy/

来日メンバー
Scotty Morris(vo,g,banjo)
Dirk Shumaker(b)
Glen “The Kid” Marhevka(tp)
Andy Rowley(sax)
Kurt Sodergren(ds)
Joshua Levy(p)
Anthony Bonsera(tp)
Karl Hunter(sax)
Alex Henderson(tb)

チケット:¥7,800(税込)

2014.6.6追記
残念ながらビッグ・バッド・ヴードゥー・ダディの来日公演はスコッティー・モリスの気管支炎のため、すべて中止になりました。公演初日がまず中止になり、その時点では2日目、3日目は予定通りと言っていたのですが、2日目の開演4時間前に全日程中止が発表されました。彼の早期回復と仕切り直しの来日が実現することを願いたいです。
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2014/5/27

AKB48事件で思うこと  音楽全般

AKB48のメンバーがノコギリで切り付けられた事件。これは衝撃的でした。個人的には、AKB48やアイドル歌手には興味はないけど、これはそういう狭い世界の問題とは違う。

アーティスト、タレントとファンの距離は近いことに越したことはないけど、やはりある程度人気が出てくると、現実的な問題として、どうしてもコンサートなどでは警備を厳しくする必要が出てくるし、距離感が生まれてしまうのが避けられない。AKB48に限らず、その距離感をどうやって縮めるか、関係者は色々苦心しているんだろうと思います。

僕の行くようなライブでも、終演後にアーティストと気軽に話せたり、サイン会があったり、写真を一緒に撮ったり、そういう場を大切にしているプロモーター、アーティストは多く、仮に大勢の人が押し寄せる可能性があっても、ファンとの触れ合いを優先に考えている例も少なくないと思います。

しかし、今回のような事件が仮に繰り返されるような事態となれば、そういう対応も変わらざるを得ないですよね。なんと言っても、安全を蔑にしたイベントなどあり得ないですから。

警備をきつくしないことでアットホームな雰囲気を出しているイベントも多いと思います。例えば横浜ジャグバンドフェスなどはいい例です。どこまでが客で、どこまでがミュージシャンなのか、あいまいなところで、皆で盛り上がるというああいう雰囲気のイベントが影響を受けることがあれば非常に悲しいことです。

出来れば警備なんてない方がいい。でも、今回の事件に関わらず、事件は起きてます。昨年はアメリカでブルース・フェスで演奏中のチェンバーズ・ブラザーズのレスター・チェンバーズが突如ステージ駆け上がった暴漢に殴られるという事件もありました。適正な警備、安全対策というものの難しさを感じます。

今回の一件で、委縮ムードが広がらなければいいのですが。
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2014/5/26

Mike Garner & Neil Billington at Foxhole  ブルース

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Mike Garner (gt.) & Neil Billington (hp.)

ニュージーランドからやって来たブルース・デュオ、マイク・ガーナーとニール・ビリントン。5月16日、吉祥寺のFoxholeというお店に見に行ってきました。

なんでも、この来日は2人の「是非日本でプレイしたい」という思いから実現したそうで、旅費は自腹なんだそうです。そのため、各公演ともチャージは2,000円と、地元ミュージシャンのチャージのレベルから見ても良心的な価格設定。今回のツアーのブッキングを担当したCKさんも、彼らのその心意気に感心し、ボランティアでお手伝いをすることになったのだとか。

日本では殆ど無名なので、客入りが心配ではありましたが、こじんまりとしたお店ながら、いい感じでお客さんが入っていました。ライヴは、予想以上に素晴らしかったです。
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Mike Garner (gt.)

1部は、マイクのアコギとニールのハープのみのデュオ・スタイル。しかし、その演奏はバラエティに富んでいました。ロバート・ジョンソンの"Kind Hearted Woman"などのカントリー・ブルースもやれば、クロマチック・ハープで"Georgia On My Mind"をやったり、「アルバート・キングのルンバ・ブルースだ」と言って"That Will Never Do"をやったり。締めは、なんとJ.ガイルズ・バンドの"Whammer Jammer"。ニールのハープは、アコースティック・セットなのを忘れてしまいそうな、前のめりな熱演でした。

後半は、日本のミュージシャンが加わってのエレクトリック・セッション。このお店がジャズバーであることから、ニールはジャズをやると言い、冒頭マイルズ・デイヴィスの"All Blues"とジャズ・スタンダードの"Body And Soul"をインストで披露。この人10穴のブルースハープもいいけど、クロマチックでジャズをやっても非常にはまっています。その後は、リトル・ウォルターの"Juke"や"Hoochie Coochie Man"などなど、客席からの飛び入りもあって、パーティー的なのりで盛り上がりました。完成度で言えば2人だけでやっている方が高かったけど、やはりブルースはセッションがいいなと感じました。マイクとニールも楽しそうでした。
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2部のセッション・タイム

僕は、以前マイクのCDは何枚か聴いていましたが、ニールの演奏は初めて聴きました。マイクとニールはここ2年程一緒にやっているそうです。とてもいいコンビでした。二人とも、ベテランらしい余裕と深みを感じると言うか、引き出しも多いので、飽きさせません。ニュージーランドのブルースと言ってもぴんと来ないかも知れないですが、アメリカのブルースマンに負けていませんよ。

また是非来てほしいですね。こじんまりとでも来日を重ねて、ファンベースが広がればいいなと思います。
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客席に乱入して熱演するニール


Mike Garnerディスコグラフィー(公式サイトより)
http://www.mikegarner.co.nz/recordings.html
※試聴もできますよ。
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2014/5/22

CHICAGO BLUES TODAY  ブルース

7月に東京・原宿で菊田俊介を中心とした下記のライブが開催されます。青森のジャパン・ブルース・フェスティバルのために来日するシカゴのシンガー、デミトリア・テイラーをフェスより一足先に東京に迎えてのセッション。特別ゲストにホトケさんも出ますよ。

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CHICAGO BLUES TODAY
Shun Kikuta and Chi-Town Friends
feat Demetria Taylor and Takashi "Hotoke" Nagai

*日時:2014年7月22日(火) 開場18:00 開演:19:00
*会場:原宿ミュージック・レストラン La Donna 
(地下鉄・明治神宮前駅5番出口から徒歩3分、JR原宿駅から徒歩7分)
料金:前売 5000円 + オーダー 当日5500円 + オーダー

*出演: 菊田俊介 デミトリア・テイラー 松本照夫 Lee(Rie "Lee" Kanehira) 片野篤
*特別ゲスト:永井“ホトケ”隆
*MC: Mike Koshitani
お問い合わせ:ラドンナ:03-5775-6775(予約受付中)












【出演者プロフィール】
クリックすると元のサイズで表示します菊田俊介(gt., vo.)

バークリー音楽大学卒業後にシカゴで活動開始。1990年代中期から次々にアルバム発表、シカゴのみならず日本でも多くのファンの注目を集める。パークタワー・ブルース・フェスティバル、ジャパン・ブルース・カーニバルに出演。2000年からはブルースの女王、ココ・テイラーのバンドのレギュラー・メンバーに抜擢。バディ・ガイ、ジュニア・ウェルズはじめB.B.キング、オーティス・ラッシュほか多くの伝説のミュージシャンと共演。国内アーティストとの交流も深い。この数年、アジアでのブルース普及にも力を注いでいる。

クリックすると元のサイズで表示しますデミトリア・テイラー
Demetria Taylor
(vo.)

エディ・テイラーを父に持ち、兄は来日経験もあるエディ・テイラーJr.。幼少時からブルースで育った、今の時代には珍しい生粋のブルース・シンガー。シカゴの人気クラブB.L.U.E.Sで行われた2010年度のシンガー・コンテストで優勝。翌11年、ブルース名門レーベルのデルマーク・レコーズからデビュー・アルバム『バッド・ガール』(Pヴァイン・レコード)リリース。同年に続いて2度目のLa Donna LIVE!

クリックすると元のサイズで表示します松本照夫(ds.)

1970年代初頭、我が国初の本格的ブルース・バンドとして注目を集めたザ・ウエスト・ロード・ブルース・バンドの一員としてシーンに登場。関西から全国へと活動の場を広め、ブルース/R&Bムーブメントをエクスプロージョンさせていく。名作アルバム発表、B.B.キングらと多くの海外アーティストとの交流、海外ツアー・・・。バンド解散後はランディ・クロフォード、上田正樹ほか多くのミュージシャンをサポート。90年代は金子マリのMAMAやHard Drive & Bluesで活躍。Blues File No.1にも参加した。現在は金子マリの5th Element Will、妹尾隆一郎、内海利勝のBlues Bustersでもパフォーマンスしている。我が国を代表するブルース・ドラマー!

クリックすると元のサイズで表示しますLee(Rie "Lee" Kanehira)(key.)

福岡県出身、同地在住の頃より地元のブルース・バンドの他、国内外の様々なブルース・ミュージシャンのサポートを行う。2年前から関東に拠点を移し、ソロやバンドなどで活動。今年の春にシカゴで、かねてから親交のあるミュージシャンとソロ名義のアルバムをレコーディング、『THE UNION MEETIN’』、7月リリース。また、6月発表の永井"ホトケ"隆の率いるblues.the-butcher-590213の新作『IN THE BASEMENT』にもゲスト参加している。

クリックすると元のサイズで表示します片野 篤(b.)

ニューヨークでジャズ・ギタリストの高内春彦に音楽理論を、ベース演奏技術及びグルーヴをグレッグ・ジョーンズに師事。マルチ・プレーヤーとして数多くのアーティストとのセッション、ツアー、レコーディング、ライヴを経験。2003年にAsMusicLink設立、ミュージック・スクール、音楽制作、レコーディング等を手がけている。SHUN KIKUTA BAND、ゴスペルのBROWN BLESSED VOICEなどでも活動、キーボードも得意としている。

クリックすると元のサイズで表示します永井“ホトケ”隆
(特別ゲスト; vo., gt.)

B.B.キング、ジョン・ベルーシ&ダン・エイクロイド、アルバート・キング、ロバート・クレイ、ミッキー・ベイカー、カール・ウェザスビーほか多くのソウル・ブラザーズと共演している我が国を代表するブルースマン、MR.HOTOKE。ブルース博士としても知られ、現在はパワフルにblues.the-butcher-590213(The Blues Power)を率いて活動。最新作は6月リリース『IN THE BASEMENT』!!1972年ザ・ウエスト・ロード・ブルース・バンドを結成、75年リリースのファースト・アルバム『BLUES POWER』は伝説の一作、「Tramp」は何100回聴いたことか・・・。バンド解散後の70年代後半、吾妻光良らとブルー・へヴンをスタートさせた。80年代はプロデューサーとしても活躍し、90年代にはソロ・アルバムを発表。森園勝敏らとtRICK bAGを組んだこともある。マイ・プロデュース・アルバム『RESPECT THE STONES』での「Midnight Rambler」は凄い。そして凄いといえば6月リリースのニュー・アルバム『IN THE BASEMENT』、力作なのだ。
(Notes by Mike Koshitani)
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2014/5/20

キッチンすもり  個人ニュース

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音楽と関係ない話ですみません。

昨日は、以前から気になっていた阿佐ヶ谷の定食屋「キッチンすもり」に行ってきました。

随分前におもむろに自分の名前をネットで検索した際に見つけたもので、どうやら相当昔からある知る人ぞ知る名店のよう。

自分の名前が看板に書いてあるなんてそれだけで、笑っちゃう。これはいつか行かねばと思っていたのでした。

ちょっとうちからは遠いので、行ってみてやってなかったら嫌なので、事前に電話をしてみました。

「はい、すもりです」

おぉ、電話をかけてそんな風に出る先は実家だけだと思っていました。
やっているそうなので、レッツゴー!

本当にいまや珍しい、昔ながらの定食屋さんでした。ぼくが頼んだのは、看板メニューの「すもり定食」。白身魚のフライとハンバーグがメインの定食。飾り気のない、普通の定食でしたが、これが結構美味しかった。ご飯もかなり大盛りで満足。野菜もたっぷり。

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すもり定食、700円也。
おかずに隠れてますがおしんこも付いてます。

店内の雰囲気もいたって普通で地味。でも、逆に今の時代こういう気取ったところのない昔懐かしい雰囲気のお店って貴重かも。

で、気になるお店の名前なのですが、これは僕のように名字ではなく、店主の故郷、新潟にある巣守神社から付けたのだそう。そうだったのか。でも、店名はひらがななので、まさに僕の名字と一緒。やっぱり笑えちゃう。自取りで写真を撮ってしまいました(笑)。

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キッチンすもり
東京都杉並区阿佐谷南1丁目46−11
電話: 03-3316-1543
営業時間 11:00-14:00, 17:00-21:30
定休日 日曜日
JR阿佐ヶ谷駅南口から徒歩5分くらい


[2017/09/01追記]
キッチンすもりは、2017年2月に突然閉店してしまったそうです。
もう建物自体取り壊されてしまったとか。名前が名前だけに身を切られるような思いです。
残念!
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