2010/7/2
映画「Soul Power」を見て来ました R&B/ソウル
遅ればせながら、先月から公開されている映画「ソウルパワー」を見て来ました。アフリカのザイールで行われたフェスのドキュメンタリー。このフェスのB.B.キングの演奏はDVD化されていますが、その他の演奏はこの映画が2008年に発表されるまでお蔵入りになっていたもの。
吉祥寺バウスシアターの爆音上映だったせいもあって、すごい迫力。DVDソフトも出てるけど、やっぱ音楽映画は劇場で見るべし。全然違う。全身でグルーヴを浴びないとね。冒頭のJBから思わず興奮のあまり立ちあがって拍手しそうになってしまいました(笑)。この熱い演奏を聴いて何も感じない人はきっと脳みそがいかれています。
1974年、ザイール(現コンゴ民主共和国)の首都キンシャサでの開催が決まったモハメド・アリvs.ジョージ・フォアマンのボクシング・マッチにあわせて、アメリカとアフリカの黒人ミュージシャン達が集結し、3日間に渡って繰り広げた音楽祭。試合はフォアマンのドタキャンによって延期となってしまいましたが、音楽祭は決行。
映画前半は、アメリカのミュージシャンやプロモーターにとって未知の世界だったアフリカでのイベント開催までの苦難の道のりと、後半は怒濤のライブシーン。
JBを筆頭にB.B.キング、ファニア・オールスターズ、クルセーダーズ、ミリアム・マケバなど、音楽性も様々なラインアップながら、熱く高揚したフェスの中で全てのサウンドが一体感を持って響いていたようにでした。ライブシーン冒頭のスピナーズが登場したところで、そのあまりのかっこよさ、のりのよさに感極れり。もう最高。ファニアwithセリア・クルスもラテンのリズムの熱さにゾクゾクしたし、クルセーダーズもベースラインから、ギターからかっこいいこと。ギターはラリー・カールトン。若い!一昨年だったか来日したときに会ったので、そのときの印象とあまりにも違って、ちょっとびっくり。そりゃそうだ30年以上経ってるんだもんね。
JBだって歌もさることながら、動きがすごい。90年代でも「まだまだ元気」なんて思ってみてましたが、この若いJBは全然別物でした。あのステップ、脚のスプリット、すごい!
映画は93分ですが、ドキュメンタリーの部分もあるので、演奏シーンは多分1時間弱。1アーティストあたり基本的に1曲で、もっと見たいという気持ちもありましたが、それぞれ一番おいしいところを抽出してつないだ内容は、映画の流れとしては文句なし。全くだれないし、ずっとテンションはあがりっぱなしです。でも、これとは別に残りの音楽映像も何らの形でリリースしてほしいですね。
やっぱ、公開されているうちに映画館で見るべし、なのです。
ぜひぜひ、どうぞ!
映画『ソウル・パワー』公式サイト
http://www.uplink.co.jp/soulpower/
ソウルパワー ザイール'74、伝説の音楽祭 (Soul Power)
アメリカ/93分/2008年/カラー/
監督・制作:ジェフリー・レヴィー=ヒント
出演:モハメド・アリ、ジェームス・ブラウン、B.B.キング、ビル・ウィザーズ、ミリアム・マケバ、セリア・クルース&ファニア・オールスターズ、ザ・スピナーズ、シスター・スレッジ、ザ・クルセーダーズ、トリオ・マジェシ、ドン・キング 他
字幕監修:中田亮(SHOUT!/オーサカ=モノレール)
配給・宣伝:アップリンク
吉祥寺バウスシアターの爆音上映だったせいもあって、すごい迫力。DVDソフトも出てるけど、やっぱ音楽映画は劇場で見るべし。全然違う。全身でグルーヴを浴びないとね。冒頭のJBから思わず興奮のあまり立ちあがって拍手しそうになってしまいました(笑)。この熱い演奏を聴いて何も感じない人はきっと脳みそがいかれています。
1974年、ザイール(現コンゴ民主共和国)の首都キンシャサでの開催が決まったモハメド・アリvs.ジョージ・フォアマンのボクシング・マッチにあわせて、アメリカとアフリカの黒人ミュージシャン達が集結し、3日間に渡って繰り広げた音楽祭。試合はフォアマンのドタキャンによって延期となってしまいましたが、音楽祭は決行。
映画前半は、アメリカのミュージシャンやプロモーターにとって未知の世界だったアフリカでのイベント開催までの苦難の道のりと、後半は怒濤のライブシーン。
JBを筆頭にB.B.キング、ファニア・オールスターズ、クルセーダーズ、ミリアム・マケバなど、音楽性も様々なラインアップながら、熱く高揚したフェスの中で全てのサウンドが一体感を持って響いていたようにでした。ライブシーン冒頭のスピナーズが登場したところで、そのあまりのかっこよさ、のりのよさに感極れり。もう最高。ファニアwithセリア・クルスもラテンのリズムの熱さにゾクゾクしたし、クルセーダーズもベースラインから、ギターからかっこいいこと。ギターはラリー・カールトン。若い!一昨年だったか来日したときに会ったので、そのときの印象とあまりにも違って、ちょっとびっくり。そりゃそうだ30年以上経ってるんだもんね。
JBだって歌もさることながら、動きがすごい。90年代でも「まだまだ元気」なんて思ってみてましたが、この若いJBは全然別物でした。あのステップ、脚のスプリット、すごい!
映画は93分ですが、ドキュメンタリーの部分もあるので、演奏シーンは多分1時間弱。1アーティストあたり基本的に1曲で、もっと見たいという気持ちもありましたが、それぞれ一番おいしいところを抽出してつないだ内容は、映画の流れとしては文句なし。全くだれないし、ずっとテンションはあがりっぱなしです。でも、これとは別に残りの音楽映像も何らの形でリリースしてほしいですね。
やっぱ、公開されているうちに映画館で見るべし、なのです。
ぜひぜひ、どうぞ!
映画『ソウル・パワー』公式サイト
http://www.uplink.co.jp/soulpower/
ソウルパワー ザイール'74、伝説の音楽祭 (Soul Power)
アメリカ/93分/2008年/カラー/
監督・制作:ジェフリー・レヴィー=ヒント
出演:モハメド・アリ、ジェームス・ブラウン、B.B.キング、ビル・ウィザーズ、ミリアム・マケバ、セリア・クルース&ファニア・オールスターズ、ザ・スピナーズ、シスター・スレッジ、ザ・クルセーダーズ、トリオ・マジェシ、ドン・キング 他
字幕監修:中田亮(SHOUT!/オーサカ=モノレール)
配給・宣伝:アップリンク
0