2009/4/22

最近聴いたニューオーリンズ新譜  新譜情報

ニューオーリンズではフレンチクオーター・フェスが終わり、あさってからジャズフェスが始まりますね。
僕は今年は東京で指をくわえているしかないのですが、今年も行く知人が何人かいるので様子を教えてもらおうと思います。

この時期はニューオーリンズものの新譜ラッシュですが、最近聴いたものについてちょっと書いてみたいと思います。

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・Glen David Andrews / Walking Through Heaven's Gate (Threadhead Records)
http://cdbaby.com/cd/glendavidandrews
http://www.glendavidandrewsband.com/gate.htm
James Andrewsのいとこにあたる若手シンガー、トロンボーン奏者で、このアルバムは昨年11月にトレメ地区の教会でレコーディングされたゴスペル・アルバムです。黒人の教会の熱い雰囲気がムンムン伝わってくるライブ・アルバムで、これはやられました。グレンの歌もとても力が入っています。例えばブルース・ブラザーズの映画の中でジェイムズ・ブラウンが教会で歌うシーンがありまよね。あんな感じをイメージしてもらえると、そう遠くはないと思います。でも、これはニューオーリンズ。バンドにホーンセクションがガンガン絡んでくるあたり、いかにも、です。ゲストで、トロンボーン・ショーティー、ポール・サンチェス、それにジョン・ブッテが登場します。ブッテは1曲、Battle Hymn of the Republicを歌っていますが、コーラス隊も入ったライブなので、彼のアルバムに収録されているバージョンと比べて全然迫力が違います。この一曲だけでも聴く価値ありです。

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・John Boutte/Paul Sanchez / Stew Called New Orleans (Threadhead Records)
http://cdbaby.com/cd/bouttesanchez
http://www.johnboutte.com/music.htm
昨年、ジョン・ブッテとポール・サンチェスは別々にアルバムを出しましたが、お互いのアルバムに参加しあっていたし、ライブでも共演していたので、デュオ名義でのアルバムを作るのは自然な流れなんでしょう。雰囲気的にはジョンの前作「Good Neighbor」の延長線にある音です。でも、ポールとジョンの共作の曲がメインで、歌も曲毎に2人でリードを分け合っているので、より共作色が強いです。この2人で来日でもしてくれたら歓喜しちゃうんだけどな。

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・Luther Kent / The Bobby Bland Songbook (Vetter Communications)
http://cdbaby.com/cd/lutherkent
http://lutherkent.com/
ルーサーの新譜は久々ですね。ゲスト参加などはあったけど、オリジナル・アルバムとしては1999年の「Down In New Orleans」以来ではないかと思います。

ルーサーに大きな影響を与えたとされるボビー・ブランドのカバー集で、アレンジと指揮にワーデル・ケゼルグが参加しています。ワーデル、元気なんですね!バンドはトリックバッグ名義ではありませんが、11人の管を含む大編成のバンドはトリックバッグの路線です。まったりとゴージャスな気分にさせる内容です。

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・John Scofield / Piety Street (Emarcy)
http://www.amazon.co.jp/PIETY-STREET-ジョン・スコフィールド/dp/B001NDR6HI/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=music&qid=1240333343&sr=8-2
この人、普段は全然守備範囲外なんだけど、ニューオーリンズ録音でジョージ・ポーターJr.、ジョン・クリアリー、シャノン・パウエル、ジョン・ブッテが参加しているとあってはやはり聴きたくなります。ゴスペル色が強いのでニューオーリンズR&B的なものを期待すると少し違うかも知れませんが、充分ニューオーリンズしてます。ジョン・クリアリーが大部分の曲を歌っていて、ジョン・ブッテはゲスト的に3曲に参加。日本盤はボーナス・トラックが1曲追加で、これもブッテが歌っていますので、彼のファンは日本盤を買った方がいいでしょう。このサウンドだとジョンスコさんのアルバムであることを聴いていて忘れてしまう感じ。「このギター、目立ってるね。誰が弾いてんだっけ?なんて言ってしまう始末。失礼!」

しかしまぁ、ここ最近ジョン・ブッテ活躍してますね。ファンとして嬉しい限り。この他Rabadashから出たばかりのTom McDermottのアルバム「New Orleans Duets」にも参加しています。そっちはサム・クックの"Cupid"を歌っていて、これも結構いいですよ。アルバム全体としても、色んな人が登場して面白い1枚です。
http://cdbaby.com/cd/tmcdermott
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アラン・トゥーサンの新譜ももう出てますね。聴かなきゃ。
皆さんもニューオーリンズもの、いかがですか?
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