2008/5/2

5/2(金)、今日もジャズフェス  ニューオーリンズ

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雨が降っても構わず盛り上がるフェイドードー・ステージの観客
(Sunpie's Tribute to Clifton Chenier)

今日観たもの:
The Bluerunners (Fais Do-Do)
007 (Jazz & Heritage stage)
Belton Richard & the Musical Aces (Fais Do-Do)
Theryl "Houseman" deClouet (Congo Square)
Glenn David Andrews (Jazz & Heritage stage)
Tuba Woodshed feat. Kirk Joseph & Matt Perrine (Jazz Tent)
Jumpin' Sansone's Harmonica Revue (Blues Tent)
John Boutte (Jazz Tent)
Art Neville (Acura stage)
Trombone Shorty & Orleans Avenue (Congo Square)
Chubby Carrier (Fais Do-Do)
Sunpie's Tribute to Clifton Chenier (Fais Do-Do)

今日は雨の予報でしたが、朝は曇りところどころ晴れといった天気。ちょっと昨日よりも怪しい雲が多いのが、やはり雨は来るのかと思わせました。

この日観たものの中で特によかったのは、アート・ネヴィルとサンパイのクリフトン・シェニエ・トリビュートかな。

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Art Neville with Aaron Neville

アートは、珍しくミーターズでもネヴィル・ブラザーズでもない、ソロ名義での出演に何をやるのだろうと思っていたら、初期のソロ時代の選曲を中心に50〜60年代のニューオーリンズR&Bサウンドを聴かせてくれました。ギターにはウルフマン・ワシントンが入り、ブルージーなギターで活躍していましたよ。途中なんと、最終日のネヴィル・ブラザーズを待たずして、アーロン・ネヴィルがゲストで登場。"Tick Tock"と"Oh Wee Baby"(だったかな?ちょっと怪しい)の2曲をデュエットしました。他は"Cha Dooky-Do"や、なぜかスティーヴィ・レイ・ヴォーンの"Pride & Joy"とかやりました。ラストはやはりこれ"Mardi Gras Mambo"。いやぁ、こんなの聴けると思っていなかったので、嬉しかったなぁ。欲を言えば"All These Things"も聴きたかったけど。

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Sunpie with Sonny Landreth

サンパイは、シェニエ・トリビュートということで、ロッキン・デュプシーJr.、サニー・ランドレス、レオン・サム、バックウィート・ザディコ、C.J.シェニエといった豪華メンバーをそろえて、レビュー形式で熱いライブをやってくれました。始まるちょっと前から雨がぱらつくあいにくの状況でしたが、客はお構いなしに雨に打たれながら踊り狂っていました。時折雨が激しく降り出すと帰って、盛り上がるような感じ。時間を15分くらいオーバーして、7時10分までたっぷりとやりました。ロッキン・デュプシーJr.はずっとラブボードで出ずっぱり。盛り上げ役ですね。サニーは控えめに後ろでバッキングをしていましたが、随所でフィーチャーされていました。メインのステージではスティービー・ワンダーがやっていた頃ですが、裏でもこんな贅沢なライブをやってるんですから、ジャズフェス、侮れません。いや、でもスティービーも観たかったけどね。日本でもみれるし。でもこれはここじゃないと観れないよ、多分。

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で、この日はいつも通り11時ちょっと前くらいに会場入りし、まずは子供たちとキッズテントへ。ワークショップでワイヤー細工を作って遊びました。そのあと、本日の1発目、ブルーランナーズをみにフェイドードー・ステージへ移動。朝一からかなり盛り上がっていました。

その後、レッド・ビーンズ&ライスなど飯を買い込んで、007のライブへ。ティンメンなどで知られるアレックス・マクマレーのやっているバンドのひとつですが、今まで聴いたことがなかったのです。まったりとしたレゲエで、これを聴きながら、のんびりと飯を食いました。

ライブも終盤に入ったところで抜け出して、ベルトン・リシャールをみに行きました。ケイジャンの大御所は、淡々と演奏していました。いい音していたけど、曲間とか妙にしらけた雰囲気が漂っていました。この人、淡々としすぎてあまり客を乗せるのはうまくないみたい。

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Kirk Joseph and Matt Perrine

続いて向かったのは会場の一番端にあるジャズテント。カーク・ジョセフとマット・ペローンのチューバ対決です。そこへ向かう途中、ハウスマン・デクロウがやっていたので、ちょっとだけみました。近年体調を崩していたらしいですが、確かに以前と比べてやつれてようにみえました。でも、歌声は悪くはなかったですよ。曲はなんだっけ?なんかのカバーだったなぁ、たしか。

グレン・デイヴィッド・アンドリューズも途中で見かけた程度。Mardi Gras In New Orleansのテーマにのって登場したところで、彼はマイクを握りしめて、客を煽る煽る!。のっけからえらい熱くなっていました。

チューバ対決は終盤をちょこっとだけ観ることが出来ました。カークは今年の始めに倒れて入院したので、その後大丈夫なのか?と気になっていましたが、全然大丈夫のようでした。普通にバリバリ吹いていましたよ。見た目も元気そうでした。

彼らのライブが終わった後もジャズテントに残り、次のジョン・ブッテもみました。でも、隣のブルーステントでやっていたジョニー・サンソンのハーモニカ・レビューも気になっていたので、少し抜け出してそっちも見に行きました。

ジョン・ブッテは先日もインストア・ライブを観たばっかりでしたが、この日のライブはちゃんとしたバンドがついていたので、やっぱりよかったです。新作のタイトル曲、"Good Neighbor"で盛り上がっていたなぁ。この曲はあと数曲ではポール・サンチェスも登場しました。
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John Boutte

このあと観たのが前述のアート・ネヴィル。雨が降り出したのは4時40分頃。トロンボーン・ショーティーをみていたら突然ザーッと来ました。そらは青空と黒雲でまだらになっていて、雲はどんどん動いています。雨は長続きはせず、しばらくすると止み、晴れ間が覗きました。先週と違って、雨の量はさほど多くなく、降っては止みが繰り返されました。

サンパイのライブを見終わってこの日のライブ鑑賞は終了。出口に向かって歩いていたら、アキュラ・ステージから"Superstition"が聞こえてきました。あ、スティービーだ!6:45までの予定なのに、まだやっている。。。あとでインターネットのニュースをみたら、アーマ・トーマスが飛び入りしたらしいです。みたかったな。でも、サンパイのライブがよかったので、満足です。
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2008/5/1

ジャズフェス後半一日目  ニューオーリンズ

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ニューオーリンズのジャズフェス、後半が始まりました。

今日観たもの
Lafayette Rhythm Devils (Fais Do-Do)
New Orleans Rhythm Conspiracy (Congo Square)
Ernie Vincent & the Top Notes (Blues Tent)
Music Maker Revue (Eddie Kirkland) (Blues Tent)
Topsy Chapman's Tribute to Dinah Washington (Jazz Tent)
Geronimo Hunters Mardi Gras Indians (Jazz & Heritage Stage)
The Golden Wings (Gospel Tent)
Porter-Batiste-Stoltz (Acura Stage)
Kermit Ruffins & the Barbecue Swingers (Gentilly Stage)
Randy Newman (Gentilly Stage)
Betteye Lavette (Blues Tent)
The Earth Tones (Kids Tent)
Deacon John (Gentilly Stage)
C.J. Chenier (Fais Do-Do)

昨晩遅くまでポンデロサ・ストンプを観ていて、寝不足でしたが、何とか11時ちょっと前くらいに会場に到着。

この日は、一日いい天気に恵まれました。平日木曜日ということで、客は少なめでしたが、この日はスクール・デイということで、子供たちの団体がたくさん来ていました。

3日間の中休みの間に主催者側では、水浸しになった会場の復旧作業を急ピッチで進めていると新聞報道でみましたが、大きな水たまりがあったところには、芝生までしいてありました。でも、こんなことしてもすぐにまたはがれてしまう気が...。

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Randy Newman

この日は、今回の7日間の中で一番楽しみにしていたランディ・ニューマンのライブがありました。定刻通り4時にジェンティリー・ステージに登場したランディーはひとりでグランド・ピアノに向かい、弾き語りだけで1時間15分のステージをこなしました。いや、もう最高。Short People、I Love L.A.、Rednecks、Political Science、Sail Awayなどなど、聴きたい曲は殆どやってくれたし、新曲もいくつか披露。曲間に挟む皮肉たっぷりのしゃべりは、彼の健在ぶりを示すには充分でした。

前日、ドクター・ジョンと映画のサントラのレコーディングを行ったと言っていましたが、ステージ袖でライブを鑑賞する人々の中によくみるとそのドクターもいました。

締めはLouisiana 1927。それまで皮肉的なおふざけコメントを連発していたランディーも被災後のニューオーリンズの状況について、「先日ナインス・ワードにも行ったけど、本当にひどいね」と状況を嘆いている様子。ニューオーリンズは世界で最も好きな場所と言っていました。でも、最後に「マルディグラもジャズフェスもいいけど、ほかにやることがもっとあるはずなのにねー。あ、でもそんなことを言うと君たちが落ち込んじゃうからやめとこう」とやはり、皮肉屋さんなのでした。

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Betteye Lavette

彼のライブとバッティングしていて観れないとあきらめていたベティー・ラヴェットのライブは、ランディー終了後ダッシュで移動し、最後の部分をみることができました。予定時間をオーバーしてやっていたので、3曲、20分くらいはみれたでしょうか。すごい熱唱で存在感がありましたよ。独特のオーラを感じました。やっぱり今乗っている人だなぁと納得。

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Topsy Chapman

今日観たもののうち、Music Maker RevueからKermit Ruffinsまではつまみぐい中心。その中で、トプシー・チャップマンは一度みてみたかったので、しばらく落ち着いて鑑賞しました。ダイナ・ワシントンのトリビュートとのことでしたが、ダイナの有名曲を連発するのかと思いきやそういうわけでもなく、自分の世界を展開していたように思います。コーラス・ワークがよかったです。

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Eddie Kirkland

エディー・カークランドは、アコースティックで渋いブルースを聴かせていました。ジョン・リー・フッカーの初期のレコーディングで共演している彼。今も現役で元気でやっている事自体すごいことです。

今日は好天で、食もお酒もすすみました。しかし、明日、明後日とまた雨の予報です。なんとか、もちこたえてほしいものです。
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