2019/3/7

Japan Blues Festival 2019開催情報  ブルース

青森で開催される恒例のJapan Blues Festival、今年の日程が7月13日(土)と発表されました。今となっては毎年開催されるブルースフェスで、来日アーティストが出演するものはこのフェスが恐らく唯一だろうと思います。今年の開催で実に17回目を数えます。全盛期と比べると規模は縮小されていますが、これだけの長きに渡り続けている主催関係者の思いには頭が下がります。

今回来日するのはトロンゾ・キャノンとノラ・ジーン・ブルーソの2人であることが発表されました。また、近年はこのフェスで来日アーティストのバックを務めている菊田俊介が、彼のバンドTHE BLUES COMPANYが今年もトロンゾとノラ・ジーンのバックを務めることを自身のブログで明らかにしました。

青森以外にも何都市かで、彼らのスピンオフ・ライヴもやるそうです。例年通りだと、来日勢+THE BLUES COMPANYということで首都圏を含む数カ所を回ることになるのでしょう。

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トロンゾ・キャノン(Toronzo Cannon)は、シカゴで生まれ育ったギタリストで、今年51歳。2016年にアリゲーターからリリースされた4作目「The Chicago Way」(Pヴァイン・レコードから日本盤も出ています)は、コンテンポラー・サウンドも取り入れた独自のスタイルで大いに注目を集め、翌年のブルース・ミュージック・アワードで4部門のノミネートを受けました。2007年、39歳のときにソロ・デビューと遅咲きですが、それ以前はジョアンナ・コナーやロニー・ベイカー・ブルックスらのバンドで活躍していました。現在、シカゴのシーンで最も熱い存在の一人でしょう。
https://www.toronzocannon.com/
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Toronzo Cannon (Photo by Paul Natkin)

ノラ・ジーン・ブルーソ(Nora Jean Bruso)は往年のココ・テイラーを彷彿させるソウルフルでブルージーな女性シンガーです。ミシシッピ州グリーンウッドで生まれ育ち、19歳のときシカゴに移住して活動を開始しており、来日時点で63歳。ミシシッピからシカゴに移住というパターンは彼女の世代では珍しいのではないでしょうか。そういう経歴もあるのでしょうが、トラディショナルな雰囲気も醸し出す土臭いブルースを聴かせます。2004年の「Going Back To Mississippi」を含め、2枚のアルバムを出しています。
http://www.norajeanblues.com/
https://www.facebook.com/NORA-JEAN-BRUSO-1544728652474302/
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Nora Jean Bruso (photo credit: Purely Digital)

2人ともおそらく初来日だろうと思います。

まだ、詳細は明らかになっていませんが、会場や開催時間などは昨年と同様なのでしょう。2人以外の出演者を含む詳細の発表を待ちたいと思います。

主催者からの発表
https://twitter.com/jbf2015aomori/status/1102201758141550592

菊田俊介ブログ
https://ameblo.jp/shunkikuta/entry-12444347188.html

Japan Blues Festival公式サイト(3/6現在、今年のフェス情報は未掲載)
http://aomori-jbf.com/

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【過去のジャパンブルースフェス情報】
2018年開催概要 https://black.ap.teacup.com/sumori/1788.html
2016年開催概要 http://black.ap.teacup.com/sumori/1695.html
2015年開催概要 http://black.ap.teacup.com/sumori/1626.html
2015年ライブレポート http://black.ap.teacup.com/sumori/1640.html
2015年写真 https://www.flickr.com/photos/sumori/albums/72157656928673632
2014年開催概要 http://black.ap.teacup.com/sumori/1521.html
2013年開催概要 http://black.ap.teacup.com/sumori/1410.html
2013年ライブレポート http://black.ap.teacup.com/sumori/1432.html
2013年写真 https://www.flickr.com/photos/sumori/sets/72157634794585490/
2012年写真 https://www.flickr.com/photos/sumori/albums/72157630895659894
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2019/3/3

トロントのブルースマン、Sugar Brown来日決定  ブルース

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Sugar Brown

トロント在住のブルースマン、シュガーブラウン(ケンカワシマ-harp, guitar, vocals)が来日します。かつてシカゴのシーンでロッキン・ジョニーとテイルドラッガーのバンドなどで活躍した彼。現在は、トロント大学で助教授を務めながら、音楽活動をしています。
来日は2010年以来9年ぶりで、日本各地のミュージシャンとの共演という形でギグを行う予定です。

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SUGAR BROWN JAPAN TOUR 2019

5月11日(土) 東京 中野Bright Brown
東京都中野区中野5-59-9 湯澤第二ビル2F
Tel. 080-3024-4685
http://brightbrownnakano.wixsite.com/brightbrown

5月12日(日) 福岡 博多B.B.Kenchan
福岡市中央区舞鶴1-8-30 PRISMO21ビル4階
Tel. 092-741-0266
http://www.bb-kenchan.com/

5月14日(火) 広島Live cafe Jive
広島県広島市中区薬研堀2-13
Tel. 082-246-2949
http://livecafe-jive.com/

5月15日(水) 大阪 南森町Chicago Rock
大阪市北区天神橋2-5-15 ヴィヴァンテ南森町B1
Tel. 06-6356-0772
http://chicagorock.sakura.ne.jp/

5月16日(木) 大阪 庄内LOOSE
大阪府豊中市庄内西町2-7-31 B1
Tel. 06-6331-3641
https://www.facebook.com/shonai.loose/

5月17日(金) 名古屋OTIS'
名古屋市中区新栄2-1-4 松栄ビルB1
Tel. 052-262-5038
https://sinsakaeotis.jimdo.com/

〇5/19(日)東京 荻窪ROOSTER本店
東京都杉並区荻窪 5-16-15 井上ビル B1
Tel. 03-5347-7369
http://www.ogikubo-rooster.com/main/

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Sugar Brown シュガーブラウン
カナダのトロントを拠点とするブルース・ハーピスト、ギタリスト。トロント大学で助教授を務めながら、音楽活動を行う異色の存在だ。本名Ken Chester Kawashima。1971年、オハイオ州ボウリンググリーンに日本人の父親と韓国人の母親の間に生を受ける。1989年、シカゴに移住。シカゴ大学で歴史学を学びつつ、音楽活動を開始した。ギタリスト、ロッキン・ジョニーに誘われ、テイルドラッガーのバンド、レイジー・ボーイズにハーピストとして加入し、シカゴのブルース・シーンで活動を展開。また、ウィリー“ビッグ・アイズ”スミス、バレルハウス・チャック、ウィリー・ケントら、ブルース・ミュージシャンたちとの共演を重ねた。

1994年には来日をし、東京を始め各地で公演。東京のブルース・バンド、シカゴビートのメンバーを始め、日本のブルース・ミュージシャンたちとの親交を深めた。1998年には、東京レコーディングのCD「Low Side Blues」をリリースしている。

2001年には、トロントに移住。トロント大学東アジア研究学部の助教授に就任した。以後しばらく音楽活動からは遠ざかっていたが、2006年、大学での活動を続けつつ、再びプレイするようになった。以後地元でのギグはもとよりカナダ・ツアーも行い、各地のブルース・フェスティヴァルにも出演。2017年には、全米/カナダ各地から多くのミューシャンが参加するメンフィスのコンテスト、インターナショナル・ブルース・チャレンジで最終選考に進む快挙を見せた。

2018年、通算5作目となるCD「It’s a Blues World (Calling all Blues!)」をリリース。全曲オリジナルで、アコースティックからジャンプまで多彩なスタイルを見せた意欲作となっている。2019年、9年ぶりの来日ツアーが決定。5月11日の東京ブライトブラウン公演を皮切りに、全国5都市で7公演を行う予定である。

公式サイト http://sugarbrownmusic.com/

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【DISCOGRAPHY】
1994, Chicago, Blues at Twist's
1998, Tokyo, Low Side Blues
2011, Montreal, Sugar Brown's Sad Day
2015, Toronto, Poor Lazarus
2018, Toronto, It's a Blues World (Calling all Blues!)

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3/20/2019追記:来日ツアーのフライヤーを入手したので追加しました。
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