2019/6/25

BLUES & SOUL RECORDS 148号発売  BSR誌

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6月25日発売のブルース&レコーズ誌、憂歌団の内田勘太郎(gt.)とクロマニヨンズ、ハイロウズの甲本ヒロト(vo., harmonica)が組んだ新ユニット、ブギ連のアルバムリリース(2019年6月26日、アリオラジャパン BVCL-960)に合わせ、2人のインタビューとブルースの世界におけるギター&ハーモニカ・デュオのディスクガイドなどを特集しています。付録CDもギター&ハーモニカ・ブルース・デュオのセレクションとなっています。

今回はこの巻頭インタビューのほか、キングフィッシュ、ダン・ペン&スプーナー・オールダムなど、インタビュー記事が満載です。僕も先月来日したシュガーブラウンのインタビュー記事を書きました。またギター&ハーモニカ・デュオのディスクガイドにも4枚作品を紹介しました。ちょっと異色のものが中心ですが、どれも面白いデュオなので、興味を持ってもらえれば嬉しいです。

あと、本号の原稿締め切りのギリギリのタイミングで、ドクター・ジョンの訃報が入ってきました。僕が担当している海外ニュース欄は急遽、ドクター・ジョンの訃報記事一本としました。次号で改めて彼の特集が組まれる予定です。そちらもお楽しみに。

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BLUES & SOUL RECORDS NO. 148
2019年6月25日発売
定価: 1,600円+税
https://bsrmag.com/magazine/bsr148/

表紙 ブギ連

★ 巻頭スペシャル・インタヴュー ブギ連
内田勘太郎(ギター)、甲本ヒロト(ヴォーカル、ハーモニカ)による話題のユニット、ブギ連が登場! ファースト・アルバム『ブギ連』とブルースを語る。
★ アルバム『ブギ連』クロス・リヴュー
★ ブギ連から入るブルースの世界──アルバム収録曲の元となったオリジナル・ブルースを紹介

特集 ギター&ハーモニカ・ブルース・デュエット

★ ブルースのイメージを膨らますギター&ハーモニカ・デュオ
★ [名ブルース・デュオ1]スリーピー・ジョン・エスティス&ハミー・ニクスン
★ [名ブルース・デュオ2]ブラウニー・マギー&サニー・テリー
★ ギター&ハーモニカ・ブルース・デュエット アルバム・ガイド

【付録CD】Trouble In Mind - Guitar Harmonica Blues Duets
スリーピー・ジョン・エスティス&ハミー・ニクスン、ジュニア・ウェルズ&バディ・ガイら、ギター&ハーモニカによるブルース・デュエット名演を収録。

1. BUDDY GUY & JUNIOR WELLS: Catfish Blues
2. SLEEPY JOHN ESTES with HAMMIE NIXON: The Woman I Love
3. SLEEPY JOHN ESTES with HAMMIE NIXON: Love Grows In Your Heart
4. SLEEPY JOHN ESTES with HAMMIE NIXON: Airplane Blues
5. BIG JOE WILLIAMS with J.D. SHORT: Roll & Tumble
6. BIG JOE WILLIAMS with J.D. SHORT: Shetland Pony Blues
7. CAREY & LURRIE BELL: Key To The Highway
8. LITTLE SAMMY DAVIS with FRED SCRIBNER: That’s My Girl
9. BIRDLEGG with MIKE KELLER: Down In My Shoes
10. ORANGE JEFFERSON with THIERRY COGNEE: Hey Warden
11. EDDIE C. CAMPBELL with LURRIE BELL: Playing Around These Blues
12. BIG WALTER HORTON with EDDIE TAYLOR: Trouble In Mind

【その他の主な記事】
●[インタヴュー]話題のブルース新星クリストーン“キングフィッシュ”イングラム「50年後もブルースを弾いていたい」
●[インタヴュー]スペシャル対談 永井“ホトケ”隆×沼澤尚 ──ブルーズ・ザ・ブッチャー新作『ブルーズ・ビフォー・サンライズ』とアール・パーマーを語る
●[インタヴュー]ダン・ペン&スプーナー・オールダム[後編]「スタジオが私たちの遊び場だった」
●[インタヴュー]異色の経歴を持つブルースマン シュガーブラウン「自分のブルースを歌うべきだと思うよ」

●[モータウン60周年記念企画 6号連続掲載/第3回]
 *話題のマーヴィン・ゲイ『ユーアー・ザ・マン』を聴く
 *本誌ライターが選ぶ! モータウン・プレイリストB [森島繁美]
 *本誌ライターが選ぶ! モータウン・プレイリストC [高地 明]
 *モータウン重要“裏”人物伝[3] ジャック・アシュフォード

●[追悼]R&Bの怪人“ミスター・リズム” アンドレ・ウィリアムズ
 *人々を踊らせた鋭敏なダンス感覚──1960〜70年代の活動を追う
 *“ガレージR&B”で快進撃した第二の人生──1990年代以降の活動

●[語りたい逸品]CD『THE GOSPEL ACCORDING TO MALACO』──マラコ50周年企画、ゴスペルの75年を重要作で追う豪華CD8枚組ブック登場
● 今最も注目されている若手ブルース・シンガー、クリスタル・トーマスがチャック・レイニー&ラッキー・ピータースン参加の新作発表! 来日も決定!
● 新作アルバム・リヴュー──クリストーン“キングフィッシュ”イングラム/メイヴィス・ステイプルズ/ジミー・ヴォーン他

【連載】
☆ 好評連載 トータス松本 1本のカセットから 第32回 特別対談 ゲスト 青山春裕(The FAVE RAVES)[後編]
☆ なんてったってインディ・ソウル 蔦木浩一×齋藤雅彦
☆ 小出 斉の勝手にライナーノーツ「DOCTOR ROSS / The Harmonica Boss」
☆ リアル・ブルース方丈記/日暮泰文
☆ 鈴木啓志のなるほど! ザ・レーベル VOL.77 「Penthouse / Youngstown」
☆ ゴスペル・トレイン「ミシシッピ・マス・クワイア」/佐々木秀俊+高橋 誠
☆ BLUES IS MY BUSINESS no.224/吾妻光良
☆ いづみやの曲追い酩酊談/佐々木健一
☆ 原田和典の魂ブチ抜き音楽
☆ 文聞堂書房〜古書掘りコラム/出田 圭
☆ ICHIのチタリン・サーキット最前線
☆ International Music Stroll〜世界の音楽にぷらりと出会おう/ワダマコト
☆ ニッポンの。国内アーティスト新譜紹介/妹尾みえ
☆ ブルース&ソウルが流れる店/轟美津子
☆ Ain’t That Good News 国内ライヴ/イヴェント情報ほか

WEB版「blues & soul records」
https://bsr.excite.co.jp/
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2019/4/29

BLUES & SOUL RECORDS 147号発売  BSR誌

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ブルース&ソウル・レコーズ誌の147号が4月25日、発売になりました。特集は、原点に帰ってミシシッピ・デルタ・ブルース。チャーリー・パットンやトミー・ジョンソンなど戦前(1920〜40年代)に絞った内容となっています。本誌創刊25周年の企画とのことです。ミシシッピにおけるブルースの歴史のストーリーから始まり、15人のブルースマンの列伝が展開されます。

インタヴュー記事は3本。新譜「Rock & Roll Fantasy」が今月リリースとなったWild ChillunのW.C.カラスとChihanaがバンド結成のきっかけから新譜の内容などについて語っています。僕も早速新譜を聴きましたが、爽快なロックンロール・アルバムです。今までのカラスのイメージを覆すようで、基本的には彼の持ち味は変わっていないかなと思いました。カラスのセルフカヴァー4曲がこのユニットでどのように変わっているかも聴きどころです。

他2本は来日アーティスト2組ダン・ペン&スプーナー・オールダム、ウォッシュボード・チャズです。チャズの方は僕がインタヴューしています。僕が彼を知ってからもう15年は経ちますが、インタヴューという形で話を聞くと初めて知ったことがいろいろとありました。インタヴューは90分にもなり、記事になったのはほんの一部ではありますが、彼の歩んできた人生の話は非常に面白いのでぜひ読んでみてください。

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BLUES & SOUL RECORDS NO. 147
2019年4月25日発売
定価: 1,600円+税
https://bsrmag.com/magazine/bsr147/

表紙 チャーリー・パットン

特集 ミシシッピ/デルタ・ブルース

 「ブルース誕生の地」とも言われる、アメリカ南部ミシシッピ。チャーリー・パットン、サン・ハウス、ロバート・ジョンスン、ミシシッピ・ジョン・ハート、マディ・ウォーターズら、1920年代から40年代にかけて同地に登場したシンガー/ミュージシャンなくして、ブルースは語れまい。

★ 破られた静寂─ブルースを育んだミシシッピ
★ ミシシッピ・ブルース・アンサンブル考
★ デルタ・ビートのその先に─
★ シティ化への道─変わりゆくミシシッピ・ブルース
★ ミシシッピ・ブルースマン列伝
チャーリー・パットン/サン・ハウス/ミシシッピ・シークス/ボー・カーター/トミー・ジョンスン/イシュマン・ブレイシー/スキップ・ジェイムズ/ミシシッピ・ジョン・ハート/ロバート・ジョンスン/ブッカ・ホワイト/ビッグ・ジョー・ウィリアムズ/トミー・マクレナン/ロバート・ペットウェイ/ジョニー・テンプル/マディ・ウォーターズ
★ ミシシッピ・ブルースCDガイド
★ ミシシッピ・ブルース・コンピLP傑作選

【付録CD】The Sound Of Mississippi
チャーリー・パットン、サン・ハウスに代表されるデルタ・ブルース、プリ・ブルース時代の楽曲やラグタイム・ブルース、スライド・ギターが響き渡るものから、マンドリンやフィドル(ヴァイオリン)が加わったストリングス・アンサンブルまで、1920〜40年代のミシシッピの多彩な楽曲を収録。

1. MISSISSIPPI MUD STEPPERS: Vicksburg Stomp
2. MISSISSIPPI BLACKSNAKES: It Still Ain't No Good (New It Ain't No Good)
3. CHATMAN BROTHERS: If You Don't Want Me Please Don't Dog Me 'Round
4. BO CARTER: Good Old Turnip Greens
5. MISSISSIPPI BLACKSNAKES: It's So Nice And Warm
6. JOE CALLICOTT: Fare Thee Well Blues
7. GARFIELD AKERS: Dough Roller Blues
8. CHARLEY PATTON: Screamin' And Hollerin' The Blues
9. SON HOUSE: The Jinx Blues Part 1
10. TOMMY JOHNSON: Maggie Campbell Blues
11. ISHMAN BRACEY: The Four Day Blues
12. RUBE LACY: Mississippi Jail House Groan
13. SKIP JAMES: Cypress Grove Blues
14. MISSISSIPPI BRACY: I'll Overcome Someday
15. BIG JOE WILLIAMS: 49 Highway Blues
16. CHARLIE McCOY & BO CARTER: Mississippi I'm Longing For You

【その他の主な記事】
●[インタヴュー]ダン・ペン&スプーナー・オールダム[前編]〜アメリカ南部の心を映す、名ソングライター・コンビ
●[インタヴュー]ウォッシュボード・チャズ〜ウォッシュボードひと筋約半世紀! その長く個性的な音楽の旅路
●[インタヴュー]WILD CHILLUN〜デビュー・アルバムを発表したW.C.カラス、Chihanaらによるロックンロール・バンド

●[モータウン60周年記念企画 6号連続掲載/第2回]
 *60周年記念盤『モータウン60』を語る
 *本誌ライターが選ぶ! モータウン・プレイリスト
 *モータウン重要“裏”人物伝[2]ジョニー・グリフィス
●マラコ・レコード復刻シリーズ〜ボビー・ブランド、Z.Z.ヒル、ドロシー・ムーア、ジェイムズ・ブラッドリー他
●[語りたい逸品]好評アトランティックR&B/ソウル・シングル復刻CDシリーズ『500 Atlantic R&B/Soul Singles Vol.5&6』
● 新作アルバム・リヴュー──メイヴィス・ステイプルズ/Funk On Da Table/ゲイリー・クラークJr.他

【連載】
☆ 好評連載 トータス松本 1本のカセットから 第31回 特別対談 ゲスト 青山春裕(The FAVE RAVES)[前編
☆ なんてったってインディ・ソウル 蔦木浩一×齋藤雅彦
☆ 小出 斉の勝手にライナーノーツ「SON HOUSE / The Real Delta Blues」
☆ リアル・ブルース方丈記/日暮泰文
☆ 鈴木啓志のなるほど! ザ・レーベル VOL.76 「4 Brothers / Bright Star」
☆ ゴスペル・トレイン「スワニー・クインテット」/佐々木秀俊+高橋 誠
☆ BLUES IS MY BUSINESS no.223/吾妻光良
☆ いづみやの曲追い酩酊談/佐々木健一
☆ 原田和典の魂ブチ抜き音楽
☆ 文聞堂書房〜古書掘りコラム/出田 圭
☆ ICHIのチタリン・サーキット最前線
☆ International Music Stroll〜世界の音楽にぷらりと出会おう/ワダマコト
☆ ニッポンの。国内アーティスト新譜紹介/妹尾みえ
☆ ブルース&ソウルが流れる店/轟美津子
☆ Ain’t That Good News 国内ライヴ/イヴェント情報ほか


WEB版「blues & soul records」
https://bsr.excite.co.jp/
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2019/2/25

BLUES & SOUL RECORDS 146号発売  BSR誌

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本日、ブルース&ソウル・レコーズ誌の発売日です。今回僕は特集記事には関わっておりませんが、巻頭特集は「ブラック・ミュージックのメッセージ」がテーマとなっています。最近、アメリカの人種問題をテーマにした映画の公開が続いていることに関連してということだそう。

そのうちのひとつ、「グリーンブック」については、先日当ブログに紹介を書きましたので、よかったら見てください。

ブラック・ミュージックは人種問題などについてメッセージを発信してきた。ということですが、社会的、政治的に呼びかけるようなメッセージはブルースよりはソウルが中心だろうと思います。もちろんブルースにもないわけではありませんが、どちらかというと、ブルースは個人的な愚痴レベルが多いのです(笑)。

BSR誌の表紙がニーナ・シモンというのは新鮮な感じです。

僕は、CDリヴューコーナーで、トミー・カストロ&ザ・ペインキラーズの最新作(ライヴ盤)「Killin’ It Live」のリヴューを書きました。これはなかなかの力作です。

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BLUES & SOUL RECORDS NO. 146
2019年02月25日発売
定価: ¥1,600+税
https://bsrmag.com/magazine/bsr146/

表紙 ニーナ・シモン

特集 ブラック・ミュージックのメッセージ

 ジェイムズ・ボールドウィン原作、バリー・ジェンキンス監督『ビール・ストリートの恋人たち』、ブラック・ムーヴィーの名匠スパイク・リー監督『ブラック・クランズマン』、黒人ピアニストの実話を基にした『グリーンブック』。この2月から3月にかけて相次いで公開される3作はいずれも「人種問題」を描いた話題作だ。
 ブルース、ソウル、ゴスペルなど、ブラック・ミュージックは人種問題やそれに基づく社会の歪み、そして人間の尊厳についてメッセージを発信してきた。注目の映画の劇場公開が続く今、そのメッセージに正面から向き合いたい。

★ 真の解放へ向けて?黒人シンガーたちが前進しながら歌ってきたもの
★ 70年代を舞台に人種問題を描いた話題の映画『ビール・ストリートの恋人たち』『ブラック・クランズマン』
★ 米国のおぞましい歴史も伝える娯楽作『グリーンブック』
★ 本誌ライターが選ぶメッセージ・ソング・ガイド?ブルース/ソウル/ファンク/ジャズ/ポエトリーの44曲
★ メッセージ・ソングが聴けるコンピCDガイド

【付録CD】Wake Up! - Tomorrow May Be Too Late
肌の色の違いに苦しめられ、社会システムの犠牲になった人々が放つ強いメッセージ。現状を告発し、連帯を呼びかけ、警告を発し、希望を与える。1960?70年代のブルース、ソウル、ゴスペルに込められたメッセージは今も人々の心に突き刺さる。

1. WILLIE ROGERS: Wake Up
2. LITTLE JOHNNY TAYLOR & TED TAYLOR: Funky Ghetto
3. BOBBY PATTERSON: This Whole Funky World Is A Ghetto
4. AL KING: I Can't Understand
5. LOWELL FULSON: Sleeper
6. FONTELLA BASS: Talking About Freedom
7. DOROTHY NORWOOD: Come And Go With Me
8. ERNEST FRANKLIN: Trying Times
9. LARRY DAVIS: It Can Only Hurt For So Long
10. THE TRAVELING ECHOES: I'd Like To Know
11. JOHNNY COPELAND AND HIS SOUL AGENTS: Ghetto Child
12. THE VIOLINAIRES: Tomorrow May Be Too Late

【その他の主な記事】
●[インタヴュー]マーカス・ミラー?強い黒人意識を出した近作について語る
●[インタヴュー]クリスタル・トーマス?未来を担うルイジアナ生まれのブルース・シンガー
●[インタヴュー]WAY WAVE?姉妹ユニットが挑むソウル&ファンク

●[モータウン60周年記念企画 6号連続掲載]
 *人気60タイトル・リリース決定! 国内初CD化作品も登場
 *本誌ライターが選ぶ! モータウン・プレイリスト *モータウン重要“裏”人物伝[1]チョーカー・キャンベル
●[語りたい逸品]チャンス・レコードの至宝が10インチ盤で美しく復刻『J.B. HUTTO AND HIS HAWKS』『JOHN “SCHOOLBOY” PORTER』
●[語りたい逸品]時代を映したゴスペル傑作選 2CD『SOUL DON’T WORRY!』
●[語りたい逸品]伝説のケイジャンをトリビュート CD『TRAVAILLER, C’EST TROP DUR: THE LYRICAL LEGACY OF CAESAR VINCENT』
● 新作アルバム・リヴュー──セドリック・バーンサイド/エリック・ビブ/J.P.ビメニ&ザ・ブラック・ベルツ 他

【連載】
☆ 好評連載 トータス松本 1本のカセットから 第30回 特別対談 ゲスト 山口隆(サンボマスター)[後編]
☆ なんてったってインディ・ソウル 蔦木浩一×齋藤雅彦
☆ 小出 斉の勝手にライナーノーツ「HUBERT SUMLIN / Gotta Run」
☆ リアル・ブルース方丈記/日暮泰文
☆ 鈴木啓志のなるほど! ザ・レーベル VOL.75 「Gamma / Giant」
☆ ゴスペル・トレイン「サリー・マーティン」/佐々木秀俊+高橋 誠
☆ BLUES IS MY BUSINESS no.222/吾妻光良
☆ いづみやの曲追い酩酊談/佐々木健一
☆ 原田和典の魂ブチ抜き音楽
☆ 文聞堂書房?古書掘りコラム/出田 圭
☆ ICHIのチタリン・サーキット最前線
☆ International Music Stroll?世界の音楽にぷらりと出会おう/ワダマコト
☆ ニッポンの。国内アーティスト新譜紹介/妹尾みえ
☆ ブルース&ソウルが流れる店/加藤千穂、轟美津子
☆ Ain’t That Good News 国内ライヴ/イヴェント情報ほか
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2018/12/25

BLUES & SOUL RECORDS 145号発売  BSR誌

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12月25日発売のブルース&ソウル・レコーズ145号は、9月に亡くなったオーティス・ラッシュの追悼特集です。ディスク・ガイドから来日公演のフォト・ギャラリー(初来日からパークタワー、ブルース・カーニバルまで貴重な写真が満載です)、重要曲6曲の解説にいたるまで、大々的な特集となっています。彼の話題は度々この雑誌では登場してはいますが、このような巻頭特集は、39号(2002年)以来のはずです。付録CDは、ラッシュがレコード・デビューした当時(1950年代半ばから後半)のブルース・ギター名演をセレクトした内容です。

僕は、ラッシュのディスク・ガイドの執筆に参加しました。7枚の作品を紹介していますので、当サイトのディスク・ガイドと併せてご覧下さい。2004年に病に倒れてからというもの、あまり動向が伝わってこなかったラッシュですが、また彼の素晴らしさが再び評価されるようになれば嬉しいです。

他素晴らしかったウィリー・ハイタワーの初来日公演レポートをインタヴューつきで掲載。結成20周年を迎えてますます勢いを増すBloodest Saxophoneの甲田“ヤングコーン”伸太郎インタヴューも掲載しています。

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BLUES & SOUL RECORDS NO. 145
2018年12月25日発売
定価: ¥1,600+税
https://bsrmag.com/magazine/bsr145/

ブルース&ソウル・レコーズ 第145号
表紙 オーティス・ラッシュ

特集 [追悼]オーティス・ラッシュ 孤高のザ・ラスト・モダン・ブルースマン

2018年9月29日にこの世を去ったオーティス・ラッシュ。1956年にコブラ・レコードからデビューしたラッシュは「シカゴ・ブルースの新世代」として登場し、そのブルースで多くの人の心をつかんだ。その中にはローリング・ストーンズのメンバーやエリック・クラプトンら英国ロックのスターたちもいた。この日本でもラッシュは最も愛されたブルースマンの一人だといえるだろう。1975年の初来日から、2004年までに計11度、来日公演を行ったことからも、その人気の高さがわかる。
素晴らしいブルースを届けてくれたオーティス・ラッシュへの感謝の気持ちを込めて、追悼特集をお送りします。

★ 近藤房之助が語る天才ブルースマンの姿「あなたは世界一のブルースマンです」といいたい
★ 追悼 俺たちは賭けた あのスリルと緊張感に
★ 来日公演フォトギャラリー
★ 理想のサウンドを求めて 立ち止まらなかった天才 オーティス・ラッシュの歩み
★ オーティス・ラッシュの重要曲6選解説
〈アイ・キャント・クィット・ユー・ベイビー〉
〈ダブル・トラブル〉
〈オール・ユア・ラヴ〉
〈ソー・メニー・ローズ、ソー・メニー・トレインズ〉
〈ギャンブラーズ・ブルース〉
〈ライト・プレイス、ロング・タイム〉
★ オーティス・ラッシュ アルバム・ガイド

【付録CD】Double Trouble - Chicago Blues 1956-1960
オーティス・ラッシュがレコード・デビューした1950年代後半から1960年にかけて録音されたシカゴ・ブルース・ギター名演集。ラッシュ、マジック・サム、バディ・ガイの若き姿や、アール・フッカー、ウェイン・ベネット、ジョディ・ウィリアムスらの職人的名演奏をお楽しみください。

1. LILLIAN OFFITT: Will My Man Be Home Tonight
2. MAGIC SAM: Everything Gonna Be Alright
3. BUDDY GUY: Try To Quit You Baby
4. J.T. BROWN: Lonely (As A Man Can Be)
5. ARBEE STIDHAM: Look Me Straight In The Eye
6. HAROLD BURRAGE: Satisfied
7. IKE TURNER'S KINGS OF RHYTHM: You've Got To Lose
8. MORRIS PEJOE: Screaming And Crying
9. G “DAVY” CROCKETT: Did You Ever Love Somebody (That Didn't Love You)
10. MELVIN SIMPSON: Try And Understand
11. JUNIOR WELLS: I Could Cry
12. OTIS RUSH: Double Trouble [alt. take]

【その他の主な記事】
●[インタヴュー&ライヴ・リポート]ウィリー・ハイタワー「いったん歌うのを止めて、また歌い始めた。いまはすべてが順調だ」
●[インタヴュー]甲田“ヤングコーン”伸太郎 ブラッデスト・サキソフォン結成20周年を語る
● ブラック&ブルー トゥルー・ブルース・マスターズ ブルースの“空白”を埋めた貴重な録音10タイトル・リリース
●[映画]“脇役”が主役─ドキュメンタリー『サイドマン: スターを輝かせた男たち』
●[映画]『ホイットニー〜オールウェイズ・ラヴ・ユー〜』『ノーザン・ソウル』
●[語りたい逸品]4CD SET 『DOWN HOME BLUES - NEW YORK』
●[語りたい逸品]5CD SET 『STAX ’68 - A MEMPHIS STORY』
● 新作アルバム・リヴュー──ブラッデスト・サキソフォン/マスル・ショールズ・トリビュート/ショーン・アルドワン/ステイプル・シンガーズ/フォー・トップス/エディ・ヒントン・ソングブック 他

【連載】
☆ 好評連載 トータス松本 1本のカセットから 第29回 特別対談 ゲスト 山口隆(サンボマスター)[前編]
☆ なんてったってインディ・ソウル 蔦木浩一×齋藤雅彦
☆ 小出 斉の勝手にライナーノーツ「V.A. / Look Out, Sam!」
☆ リアル・ブルース方丈記/日暮泰文
☆ 鈴木啓志のなるほど! ザ・レーベル VOL.74 「Palos」
☆ ゴスペル・トレイン「フィスク・ジュビリー・シンガーズ」/佐々木秀俊+高橋 誠
☆ BLUES IS MY BUSINESS no.221/吾妻光良
☆ いづみやの曲追い酩酊談/佐々木健一
☆ 原田和典の魂ブチ抜き音楽
☆ 文聞堂書房〜古書掘りコラム/出田 圭
☆ ICHIのチタリン・サーキット最前線
☆ International Music Stroll〜世界の音楽にぷらりと出会おう/ワダマコト
☆ ニッポンの。国内アーティスト新譜紹介/妹尾みえ
☆ ブルース&ソウルが流れる店/轟美津子
☆ Ain’t That Good News 国内ライヴ/イヴェント情報ほか
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2018/10/31

BLUES & SOUL RECORDS 144号発売  BSR誌

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ブルース&ソウル・レコーズ誌の144号が発売になりました。今回の表紙はエリック・クラプトン。これは売れそうですねw。これは、エリックの人生を赤裸々に綴った映画「エリック・クラプトン〜12小節の人生〜」(原題:Eric Clapton: A Life In 12 Bars)の公開に合わせた特集です。この映画については、このブログでも紹介しているので、よかったらご覧ください:

エリック・クラプトンの映画公開決定 (2018/6/8)
https://black.ap.teacup.com/sumori/1784.html

映画自体はタイトルとは裏腹にあまり音楽のブルースはフィーチャーされてはいなかったのですが、本誌では「クラプトン流ブルース探求の道」と銘打ったブルース目線の特集が組まれています。その他先日奇跡の来日公演があったジ・インプレッションズのインタビュー記事もあります。

残念なのは、大物の訃報が立て続けにあり、それだけで大特集になってしまっていることです。中でもブルース銀座としてはオーティス・ラッシュが亡くなったことに大きな悲しみを覚えます。今回は短い訃報記事ですが、次号(12/25発売の145号)では大々的なオーティス特集をするそうです。乞うご期待!

今回僕はいつもの海外ニュース欄に加え、CDレビューとしてトロント在住の日系ブルースマン、Sugar Brownの新譜「It’s A Blues World…Calling All Blues!」、それにエリック・リンデルのアリゲーター盤「Revolution In Your Heart」の紹介をしています。特に僕はエリック・リンデルのアルバムはいい味を出した傑作だと思います。ぜひ聴いてみてくださいね。

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BLUES & SOUL RECORDS NO. 144
2018年10月25日発売
定価: ¥1,600+税
https://bsrmag.com/magazine/bsr144/

ブルース&ソウル・レコーズ 第144号
表紙 エリック・クラプトン

特集 エリック・クラプトン ─12小節の人生─

エリック・クラプトンの生い立ちから現在までの足跡を追ったドキュメンタリー映画『エリック・クラプトン ─12小節の人生─』(2018年11月公開)。そのタイトルからも読み取れるように、ブルースが彼の音楽人生を決定づけたことをあらためて伝えてくれる作品だ。映画の見所、クラプトンが取り上げたことで広く知られることとなったブルースの面白さ、深さを取り上げる。


★ 映画『エリック・クラプトン ─12小節の人生─』を観る@ ブルースは世界とつながる唯一の手段
★ 映画『エリック・クラプトン ─12小節の人生─』を観るA 苦悩が貫く男の旅路
★ 映画『エリック・クラプトン ─12小節の人生─』を観るB ブルースを求めた深い憂い
★ クラプトン流ブルース探究の道 ─クールにわかりやすくブルースの門を広げる
★ 〈サンフランシスコ・ベイ・ブルース〉から“特殊楽器”の世界へ
★ メンフィス〜ヒューストンの名ギタリストたち パット・ヘア/クラレンス・ハラマン他
★ 多彩な顔のミュージシャン ビッグ・ビル・ブルーンジー
★ テキサスからの“罪深いブルース” リル・サン・ジャクスン

【付録CD】Further On Up The Road
エリック・クラプトンが取り上げてきたブルース名曲を収録。オリジナル・アーティストによるライヴ録音や再録版、ジャジーに仕上げたものなど、それぞれに個性あふれる解釈が楽しめる。

1. OTIS RUSH: All Your Love (I Miss Loving)
2. JUNIOR WELLS: Hey Lawdy Mama
3. BARKIN' BILL: Someday After Awhile
4. LURRIE BELL: Mean Old Frisco
5. JAMES "THUNDERBIRD" DAVIS: Further On Up The Road
6. JIMMY BURNS: Rollin' And Tumblin'
7. BIG JOE WILLIAMS: Good Morning Little Schoolgirl
8. BOBBY RADCLIFF: Reconsider Baby
9. SLEEPY JOHN ESTES: Everybody Oughta Make A Change
10. JIMMIE LEE ROBINSON: Key To The Highway
11. DAVE CLARK'S BLUES SWINGERS feat. FLOYD McDANIEL: How Long Blues

【その他の主な記事】
● Funk on Da Table ニューオーリンズ公演リポート
●[追悼]アリサ・フランクリン 天に昇ったソウルの女王
●[追悼]愛され続けたブルース・レジェンド オーティス・ラッシュ
●[追悼]レイジー・レスター
●[追悼]ビッグ・ジェイ・マクニーリー
●[追悼]スタン・ルイス
●[インタヴュー]インプレッションズ「私たちのハーモニーは簡単には出来ないものなんだ」
● ストーンズ・からの贈り物─ブルース・コンピ『Confessin’ The Blues』
● デルマーク創立65周年
● アイクとティナの爆発するソウル 黄金期のアルバム10タイトル紙ジャケット仕様/SHM-CDで再発
●[語りたい逸品]CD『BOBBY LEECAN / SUITCASE BREAKDOWN』
●[語りたい逸品]CD BOX SET 『JUNIOR WELLS / BOX OF BLUES』
● 新作アルバム・リヴュー──ウィリー・ハイタワー/アナ・ポポヴィッチ/キャンディ・ステイトン 他
【連載】
☆ 好評連載 トータス松本 1本のカセットから 第27回 特別対談 ゲスト 吾妻光良[後編]
☆ なんてったってインディ・ソウル 蔦木浩一×齋藤雅彦
☆ 小出 斉の勝手にライナーノーツ「V.A. / Ramblin’ On My Mind」
☆ リアル・ブルース方丈記/日暮泰文
☆ 鈴木啓志のなるほど! ザ・レーベル VOL.73 「Sotoplay/Carolyn」
☆ ゴスペル・トレイン「アイネズ・アンドリュース」/佐々木秀俊+高橋 誠
☆ BLUES IS MY BUSINESS no.220/吾妻光良
☆ いづみやの曲追い酩酊談/佐々木健一
☆ 原田和典の魂ブチ抜き音楽
☆ 文聞堂書房〜古書掘りコラム/出田 圭
☆ ICHIのチタリン・サーキット最前線
☆ International Music Stroll〜世界の音楽にぷらりと出会おう/ワダマコト
☆ ニッポンの。国内アーティスト新譜紹介/妹尾みえ
☆ ブルース&ソウルが流れる店/轟美津子/加藤千穂
☆ Ain’t That Good News 国内ライヴ/イヴェント情報ほか

WEB版「blues & soul records」
https://bsr.excite.co.jp/
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