2017/1/26

2016年の年間ベストアルバム   音楽全般

今年も正月が終わり、昨年2016年の年間通じてのベスト作品を挙げてみました。個人的にはさほど聴いた数は多くなかったのですが、そんな中でも10枚を超えるいい作品が色々とありました。特に意識した訳ではないのですが、ニューオーリンズ色が非常に濃いセレクションになりました。
形式としては、2016年にリリースとなった新録の新譜を10枚挙げたのに加え、再発、発掘音源ものと映像作品も挙げてみました。順不同です。


陶守正寛が選んだ2016年アルバムベスト10

〜新録編〜
Allen Toussaint / American Tunes (Nonesuch 554656-1) [LP]
クリックすると元のサイズで表示します
前年11月のトゥーサンの急逝には衝撃を受けましたが、その前に新譜のレコーディングを終えていたという事実は不幸中の幸いでした。インスト中心の落ち着いた感じのアルバムなので、最初耳にしたときはあまりピンとこなかったのですが、聴けば聴くほどその音の深みにはまっていきました。トゥーサンらしい温かみのある自然体な作品だと思います。LPにはCDには収録されていないボーナス・トラックが3曲含まれておりいずれもいいので、もちろんCDは出ていますが、あえて「LP」を選びました。

Various Artists / The Music Mojo Of Dr. John:
Celebrating Mac And His Music (Concord CRE0028)

クリックすると元のサイズで表示します
2014年にニューオーリンズで行われたDr.ジョンのトリビュート・コンサートを収録したライヴ盤です。個性豊かで豪華なラインアップの演奏はなかなか聴きごたえがあり、また映像作品としても完成度は高いです。Dr.ジョン本人も参加しており、その演奏は共演も含めれば5曲も聴けます。ブルース・スプリングスティーンとDr.ジョンの”Right Place, Wrong Time”での共演なんて、個性が対照的すぎて本当に面白かったです。こんなのは他では聴けません。なお、このCDはDVD/BlurayがついているエディションとCDのみのものがあるので、値は張りますがDVD/Bluray付きのものをお薦めしたいです。

The Bo-Keys / Heartaches By The Number (Omnivore Recordings OVCD-172)
クリックすると元のサイズで表示します
ハイ・リズムセクションのメンバーを含むメンフィスのミュージシャンからなるボーキーズの奏でるソウルは心に沁みる温かみ溢れる内容でした。ヴォーカルを務めるのはスペンサー・ウィギンズの弟、パーシー。彼もいい味を出していますが、タイトル曲でドン・ブライアントが歌っているのも嬉しいです。ハンク・ウィリアムズの"I'm So Lonesome I Could Cry”などカントリーの楽曲が少なからず含まれているのもこの作品の特徴です。カントリーミュージックの結びつきが強かった往年のサザンソウルの世界を思い起こさせます。

Bonnie Raitt / Dig In Deep (Redwing RWR032)
クリックすると元のサイズで表示します
この人は、春に雨の中ニューオーリンズでがっつり素晴らしいステージを見ましたが、その直前にリリースとなったこのアルバムも最高でした。ライヴでもやってくれたロスロボスの”Shakin’ Shakin’ Shakes”なんて彼女にピッタリな曲調で本当にかっこいいです。ファンキーでブルージーなサウンドにスライドが切り込む彼女らしいサウンド。衰えるどころか勢いは増している感があります。是非来日もしてほしいです。

Creole String Beans / Golden Crown (Stringbeans Music SM003)
クリックすると元のサイズで表示します
スワンプポップやR&B系のサウンドを得意とするニューオーリンズのバンド。これが3枚目です。ホーン・セクションがいかしたオリジナルのシャッフル”Golden Crown”をはじめとして、楽しい曲がいっぱい。トミー・リッジリー、リー・ドーシーなどのカバー曲も秀逸です。

Honey Island Swamp Band / Demolition Day (Ruf 1230)
クリックすると元のサイズで表示します
これもニューオーリンズのバンドですが、これが4作目。これまでの自主制作から今回はドイツのRufレーベルと契約。ギタリスト、クリス・ミューレのギターなど多分にブルース色が強いのですが、アコースティックの楽器を使ったカントリー色のサウンドやポップなセンスもひかっています。"Medicated"できかせるオーティス・レディングを彷彿させるソウル色も気持ちがいいのです。

New Orleans Suspects / Kaleidoscoped (NOS 1601)
クリックすると元のサイズで表示します
ダーティ・ダズンで活躍したギタリスト、ジェイク・エカート率いるバンド、4作目です。曲により、ザディコだったりマルディグラインディアンだったりと、ルイジアナ色を感じさせるところが非常によいです。ジェイクの書く曲は、メロディラインもキャッチーで耳に残るんですよね。リトル・フィートのポール・バレアがゲスト参加しています。

Stooges Brass Band /
Thursday Night House Party (Livin Swell Entertainment, no number)

クリックすると元のサイズで表示します
スタジオ録音のフルアルバムとしては実に13年ぶりとなるセカンド。正直言ってもうあまり活動していないのかと思っていたけど、いやいやどうして。マイナーキーを基調とした緊迫感のあるサウンドは、激アツです。自由奔放に爆発するような演奏は、スタジオ録音ながら、ライヴ盤のような空気が感じられました。

Tedeschi Trucks Band / Let Me Get By
(Fantasy FAN-37716-02)

クリックすると元のサイズで表示します
デレクとスーザンが一緒のバンドでやるようになってから、ライヴを見るたびに、新譜が出るたびに一回りスケールが大きくなっているような気がします。この新譜の完成度の高さは、まいった!というしかありません。このバンドも当初はオールマン・ブラザーズのフォロワー的な感じもありましたが、これを聴くと、オールマンを超えたのではと思えるほどです。大所帯ながら、それぞれのメンバーが持ち味を発揮して全員でサウンド作り上げている感じが伝わってきます。

Mike Garner / 40 Below Blues (BLUES101LTD 90394 82152)
クリックすると元のサイズで表示します
先日LIVE MAGIC!でも来日したニュージーランドのブルースマン、マイク・ガーナーの新譜です。基本的には弾き語りスタイルですが、一緒に来日したニール・ビリントンも3曲で参加。フィドルも数曲に入っています。
ミシシッピ・デルタっぽい曲調もありますが泥臭さ、重苦しさはなく牧歌的な雰囲気が出ているのは彼の持ち味と言えるでしょう。アコギの響きも美しい、味わい深い作品です。



番外編:〜再発、発掘音源〜
O.V. Wright / Treasured Moments:
The Complete Back Beat/ABC Singles (Playback PBR8501)
クリックすると元のサイズで表示します

ゴールドワックスでの1964年から75年にかけてのO.V.ライトのバックビート・レーベルのシングルが完全版の2枚組CDで。泣けてくるディープ・ソウルを堪能しました。

Professor Longhair / Live in Chicago (Orleans ORL 2915)
クリックすると元のサイズで表示します
この期に及んでプロフェッサー・ロングヘアの未発表音源が出てくるとは驚きでした。1976年のシカゴ・フォーク・フェスでのライブ。当時FM局のWFMTが放送用に録音したものですが、そのオリジナルテープをこのときのギタリストだったビリー・グレゴリーが持っていたことから、CD化となりました。30分しかない短いアルバムですが、内容としてはばっちり文句なしの内容です。



番外編:〜映像作品〜
Bayou Maharajah -
The Life And Music Of New Orleans Piano Legend James Booker
(Cadiz Music CADIZDVD146)

クリックすると元のサイズで表示します
すでにこのブログでも紹介していますが、この映画が出た意義はいくら言っても言い足りないくらいです。日本盤がないのが残念ではありますが、ぜひ見て欲しいです。DVDは、ハードカバー本形式で、24ページのカラーブックレットになっており、パッケージとしても相当気合が入っています。DVDには、本編の映画の他、インタビュー映像が1時間近く含まれており、本編では漏れたジョージ・ウィンストンの話も聞けます。

映画について詳しくは:
http://black.ap.teacup.com/sumori/1696.html
ブルース&ソウル・レコーズ誌最新号(133号)でも「語りたい逸品」コーナーではDVDを2ページに渡って紹介させてもらったので、そちらもよかったらみてくださいね。パッケージの写真見ることができますよ。
http://books.spaceshower.net/magazine/m-bsr/bsr-133
0
inserted by FC2 system "; var ifrd = ifr.contentWindow.document; ifrd.open(); ifrd.write(htmlcode); ifrd.close(); } } var CriteoAdUnits = { "placements": [{ "slotid": criteoSlotId, "zoneid": criteoZoneId }]}; window.Criteo = window.Criteo || {}; window.Criteo.events = window.Criteo.events || []; var processCdbBid = function() { var bids = Criteo.GetBidsForAdUnit(criteoSlotId); if (bids.length > 0) { var bidFound = bids[0]; Criteo.RenderAd({ bidId: bidFound.id, containerId: bidFound.impressionId }); } else { passback(); } }; Criteo.events.push(function() { Criteo.RequestBids(CriteoAdUnits, processCdbBid, 2000);}); }();

2017/1/3

明けましておめでとうございます  音楽全般

クリックすると元のサイズで表示します

明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い申し上げます。

この画像はもちろん、ライトニン・スリムの1960年リリースのアルバム「Rooster Blues」を拝借したものですが、彼の"Hoo-Doo Blues"がローリング・ストーンズの新譜でカバーされていましたね。この曲も「Rooster Blues」に入っています。

クリックすると元のサイズで表示します
Lightnin' Slim / Rooster Blues (1960)

他にニワトリジャケで思いつくものを挙げてみました。
まずは、定番の名盤から....。

クリックすると元のサイズで表示します
Rufus Thomas / Do The Funky Chicken (1970)

クリックすると元のサイズで表示します
The Meters / Struttin' (1970)

いずれもカッコイイですよね。ルーファス・トーマスは2017年の一発目で聴いてしまいましたよ。

これも見事なニワトリジャケです。ニューオーリンズのブラスロックバンドの2001年作です。

クリックすると元のサイズで表示します
Egg Yolk Jubilee / Brunch with Rocco Fancypants (2001)

ニューオーリンズつながりでいけば、ティンメンなどで活躍するアレックス・マクマレーが昨年出したシングルのジャケもニワトリ。曲名も9th Ward Chickensです。モーニング40フェデレーションが参加しています。なかなかハードでファンキーな1曲です。これはダウンロードのみの販売です。
http://www.cdbaby.com/cd/alexmcmurray6

クリックすると元のサイズで表示します
Alex McMurray with The Morning 40 Federation
9th Ward Chickens (2016)


ブルースだとライトニン・スリム以外では曲ではLittle Red Roosterがやはり一番有名だと思いますが、ニワトリジャケはないので、そういうことだとスーパーチカンがいいっすね。チカンとは痴漢ではなく、チキンのことです。

クリックすると元のサイズで表示します
Super Chikan
Blues Come Home To Roost (1997)


この人の所属していたレーベルがその名もルースター・ブルース・レコード。そのレーベルのサンプラーCDもありました。ニワトリですねw。

クリックすると元のサイズで表示します
Rooster Blues Records Sampler (2000)

ニワトリをあしらったレーベルということでは、ぐっと渋くなりますが、ルイジアナのケイジャンのレーベル、ヴァルクールがありますね。セドリック・ワトソンやパイン・リーフ・ボーイズ、ボンソワール・カテンを出しているレーベルです。

クリックすると元のサイズで表示します
The Best of Valcour Records 2006-2011 (2012)

ロック系だと次の2つが思い出されました。いずれもいい作品です。

クリックすると元のサイズで表示します
Little Feat / Rooster Rag (2012)

クリックすると元のサイズで表示します
Los Lobos / Good Morning Aztlan (2002)


こういうテーマだとなかなかさがすのに苦労しました。まだまだあるでしょうが、あなたのお気に入りのニワトリジャケはなんでしょうか?

では、いい酉年を!
1

2016/12/31

2016年に見たライヴ  音楽全般

2016年、大晦日になりました。例年通り今年陶守が見たライブを挙げてみました。その数は51本。昨年が44本なので、やや多いですが、春にニューオーリンズで連日ライブ漬けだったのが大きいようです。半数近い22本がそのときに見たライブでした。我ながらよーやるわという感じですね。ニューオーリンズでは、ジャズフェス会場ではヴァン・モリソンやボニーレイットをがっつり見ることができたのは嬉しいことでした。

日本で見たライブでは、武道館のテデスキ・トラックス・バンドは、以前より一段パワーアップした感があり、最高でした。初来日のリー・フィールズもいい味を出していましたね。今年の締めは、人形町の小さなお店サロンゴカフェでウシャコダを堪能しました。

来年もいい音楽に出会えますように。
みなさん良いお年を!

1月23日(土)20:30 Shoji Naito with Lee 中野 Bright Brown
1月26日(火)18:00 Jack Tempchin 下北沢GARDEN
2月4日(木)18:30/21:00 Cha Wa ブルーノート東京
2月27日(土)16:30 三鷹バイユーゲイト10周年FEST! 吉祥寺 club SEATA
3月6日(日)14:00 高田漣 石神井公園ふるさと文化館分室
3月11日(金)21:00 M. Landau w/Kirk Fletcher コットンクラブ
3月18日(金)19:00 Buena Vista Social Club 豊洲PIT
4月1日(金)19:00 Tedeschi Trucks Band 日本武道館
4月7日(木)19:30 Vintage Trouble 東京 EX THEATER ROPPONGI
4月9日(土)13:00 横浜ジャグバンドフェスティバル 横浜
4月13日(水)19:00 Eric Clapton 日本武道館
4月21日(木) The Batture Boys Louisiana Music Factory
4月21日(木) Mason Ruffner Louisiana Music Factory
4月21日(木)17:00 Jon Cleary d.b.a. New Orleans
4月21日(木)21:00 Stooges Brass Band Blue Nile
4月22日(金)11:00 New Orleans Jazz & Heritage Festival Fair Grounds Race Course
4月22日(金)20:00 Washboard Chaz Blues Trio Spotted Cat
4月22日(金)21:00 Mem Shannon 30/90
4月22日(金)22:00 Honey Island Swamp Band d.b.a. New Orleans
4月23日(土)11:00 New Orleans Jazz & Heritage Festival Fair Grounds Race Course
4月24日(日)11:00 New Orleans Jazz & Heritage Festival Fair Grounds Race Course
4月24日(日)21:00 Dirty Dozen Brass Band/The Word The Joy Theater
4月25日(月)19:00 WWOZ Piano Night House of Blues, New Orleans
4月27日(水)12:00 Chazfest The Truck Farm, New Orleans
4月27日(水)17:00 Kermit Ruffins & The Barbecue Swingers The Lafayette Square
4月28日(木)11:00 New Orleans Jazz & Heritage Festival Fair Grounds Race Course
4月28日(木)22:00 Corey Henry & The Treme Funktet Vaughan's Lounge
4月29日(金)11:00 New Orleans Jazz & Heritage Festival Fair Grounds Race Course
4月30日(土)11:00 New Orleans Jazz & Heritage Festival Fair Grounds Race Course
4月30日(土)21:00 The Revelers/Feufollet Siberia
5月1日(日)11:00 New Orleans Jazz & Heritage Festival Fair Grounds Race Course
5月1日(日)20:00 Sonny Landreth/Tab Benoit Rock N' Bowl
5月2日(月)Magnetic Ear Louisiana Music Factory
5月23日(月)19:00/21:30 Don Bryant ビルボードライブ東京
6月1日(水)18:30/21:00 Rebirth Brass Band ブルーノート東京
7月14日(木)19:30 Albert Lee with Chris Farlowe コットンクラブ
7月20日(水)19:30 Charlie Love/Crystol Robin/菊田俊介 BLUE MOOD
8月6日(月)21:00 Joan Osborne コットンクラブ
8月27日(土)19:00 Hee Haw Woo Boys Aratetsu Underground Lounge
10月15日(土)21:00 Charlie Nagatani & The Cannon Balls 熊本Good Time Charlie
10月16日(日)12:00 Country Gold 南阿蘇ASPECTA
10月22日(土)12:00 Peter Barakan's Live Magic 恵比寿ガーデンプレイス
10月23日(日)12:00 Peter Barakan's Live Magic 恵比寿ガーデンプレイス
11月3日(木)12:45 Festa In Vinyl 練馬大泉町・白石農園
11月4日(金)19:30 Kai Natsuki 中野坂上LODI
11月10日(木)19:00 SUPER SESSION 2016 Presented by Amrita Custom Guitars マウントレイニアホール渋谷
11月22日(火)21:30 Lee Fields & The Expressions ビルボードライブ東京
12月2日(金)19:00 Sharon Shannon 練馬文化センター小ホール
12月3日(土)20:00 Zydeco Kicks 江古田倶楽部
12月21日(水)21:30 木村充揮ビッグバンド ビルボードライブ東京
12月27日(火)19:30 ウシャコダ 365 Café
0

2016/12/9

熊本のカントリー・ゴールド  音楽全般

クリックすると元のサイズで表示します

気がつけばもう12月。2016年も残すところ、20日あまりとなってしまいました。

更新のペースが落ちてますが、ライヴはぼちぼち行っております。10月には、熊本へカントリー・ゴールドというカントリーのフェスティバルを見に行ってまいりました。1989年に始まりもう30年近く続いている息の長いフェスですが、カントリーという音楽が日本ではあまりメジャーではないこともあるのでしょうが、あまり一般的には知られていないように思います。しかし過去には、エミルー・ハリスやドゥワイト・ヨーカム、アスリープ・アット・ザ・ウィールなどそうそうたる人たちが出演しているんですよね。一度行ってみたいと思っていたのでした。


Country Gold公式サイト http://www.countrygold.net/
2016 Country Gold
日時:2016年10月16日(日)開場9:00 開演12:00 終演18:30
会場:熊本県野外劇場 『アスペクタ』
出演:Wade Hayes、Mandy Barnett、Megan Mullilns、Shime Nakashima、Charlie Nagatani & The Cannonballs


熊本は、ご存知の通り今年の4月に大きな地震があり、まだ復興道半ばです。その様子も確かめたかったというのもありました。街の状況は場所によってまちまちでしたが、まだ震災の爪痕はまだかなり大きく残っている印象でした。

カントリー・ゴールドは、市内ではなく、くまもと空港よりももっと内陸、南阿蘇の山の中にあるアスペクタという大きな野外ステージで行われます。天気がいまひとつで心配しましたが、なんとか雨が降ることもなく、360度山の絶景を眺めながら、バーベキューとお酒で腹を満たしながら、のんびりとカントリーミュージックに身を任せ楽しみました。このフェスを楽しみに遠路から毎年やってくる熱狂的なファンも多いようで、主催者の地元カントリー歌手、チャーリー永谷さんによると観客の7割以上は県外からの人ではないかとのこと。

常連さんたちは、最前列のダンススペースで、みんな揃ってステップを踏むカントリーダンスを展開するんです。僕もわけもわからず混ぜてもらって一緒に踊りましたよ。次回はステップを覚えておきたいですが。(汗)
クリックすると元のサイズで表示します
前の方ではみんな踊っています

クリックすると元のサイズで表示します
盛り上がります!

演奏は、チャーリー永谷のキャノンボールズからスタート。これは、彼のテーマ曲"My Name Is Good Time Charlie”は盛り上がりましたね。この人もう80歳なんですが、そうはとても見えません。非常に元気です。トリのウェイド・ヘイズまで約6時間ほどのフェスですが、殆ど規制もなく、ゆるい感じが心地よく、また行きたいなと思いました。
熊本滞在中、馬刺しや辛子レンコンなど、熊本のおいしいものもたくさん食べました!
クリックすると元のサイズで表示します
オープニングはこの人、チャーリー永谷

クリックすると元のサイズで表示します
トリのウェイド・ヘイズ

クリックすると元のサイズで表示します
若きフィドラー、ミーガン・マリンズ。なかなか迫力のある演奏でした

クリックすると元のサイズで表示します
東京からはシメ・ナカシマが初参加
イーグルスなどロック・ファンのツボをついたカントリーです

クリックすると元のサイズで表示します
マンディ・バーネット。まったりとしていました

お客さんの年齢層は非常に高かったです。特に前の方にいる常連さんと思われる人たちは、60歳以上の方が多かったのではないかと思います。うちの親の世代を見ているようでした。でも、いつまでも自分の好きなことに熱中できるって素晴らしいですね。

クリックすると元のサイズで表示します
ステージの後方はパノラマの絶景なのです

クリックすると元のサイズで表示します
のんびり芝生に寝転んで見ることができます

クリックすると元のサイズで表示します
休憩時間には熊本県知事とくまモンもごあいさつ
0

2016/11/13

Peter Barakan's Live Magic!に行きました  音楽全般

10/22、23と恵比寿ガーデンプレイスで開催されたLive Magic!を行ってきました。このフェスは今年で3回目を迎えましたが、僕は去年は行かなかったので、初回以来でした。今回は、サニー・ランドレスに加え、マイク・ガーナー&ニール・ビリングトンが出るというので、2日間足を運びました。


クリックすると元のサイズで表示します
Sonny Landreth & Rei

出演アーティストの音楽性があまりにも雑多なのでちょっと不思議な感じもするフェスですが、楽しめました。今回初めて見たジョー・バターンはバンドも豪華で、素晴らしいエンターテインメントでしたね。過去2回の来日は気になりながらも見逃していたので、やっと見られたという思いでした。


クリックすると元のサイズで表示します
Joe Bataan

マイク&ニールは3度目の来日ですが、相変わらずのご機嫌なブルースを聴かせてくれました。フェスということで、前回、前々回の来日とは比べものにならないほど多くの人の耳に触れたと思いますが、結構受けていたのは嬉しかったです。特にニールは、他の人のライブにも飛び入りしてハープを吹きまくり大いに盛り上げてくれました。マイクは、ちょうど来日に合わせた新譜も出しましたが、これがまたいいんですよね。

クリックすると元のサイズで表示します
Mike Garner & Neil Billington with Rafa Pereira

そしてサニー・ランドレス。2012年のブルース&ソウル・カーニバル以来4年ぶりの来日です。ベースのデイヴ・ランソンは都合が悪くなったらしく急遽、ザバデュオのチャーリー・ウットンが代役を務めましたが、全く問題なし。初日はサニーで幕を開け、翌日はサニーがトリを務める、まさにサニーで始まりサニーで幕を閉じたフェスとなりました。2日間、セットリストをみてもらえれば判りますが、結構曲を入れ替えてきました。両日とも9月に亡くなったバックウィート・ザディコに捧げるということで、"USS Zydecoldsmobile"をプレイ、2日目には、前回の来日がジョニー・ウィンターと一緒だったことに触れ、彼に捧げる"Firebird Blues"をやってくれました。同じく2日目、"Congo Square”でザバデュオのラファ・ペレイラが飛び入りし、アンコールでは、フェス出演者5人が加わるジャムに。フィナーレに相応しい演奏でした。やった曲がサニーの初期のナンバー”Frisco Bay”というのが渋い選曲でしたがw。

今回マスターカードがスポンサーについて、その大盤振る舞いぶりがすごかったですね。マスターカードで5000円以上お買い物をしたレシートを見せると、特典を受けられるリストバンドをくれるのですが、これでドリンクは飲み放題、僕はやらなかったけどマッサージサービスもありました。あんなにサービスしちゃっていいのかな?来年もスポンサー続けてくれるといいけど。

このフェスは写真撮影はOKなので、僕が撮ったものをいくつか載せましたが、公式サイトにもっといい写真があるので、そちらも是非!
http://www.livemagic.jp/

サニーに彼の両日のセットリストをもらいましたので、載せますね。

----
Sonny Landreth
Live Magic!
Saturday, October 22, 2016
13:00-14:00

Z Rider
Walking Blues
Cherry Ball Blues
Milky Way Home
The High Side
Congo Square
Brave New Girl
Uberesso
Blue Tarp Blues
USS Zydecoldsmobile
Back To Bayou Teche

---

Sonny Landreth
Live Magic!
Sunday, October 23, 2016
19:30-20:40

Walking Blues
It Hurts Me Too
Cherry Ball Blues
Milky Way Home
All About You
World Away
Congo Square+
Brave New Girl
Uberesso
Firebird Blues
USS Zydecoldsmobile
Back To Bayou Teche
Pedal To Metal
-encore-
Frisco Bay*

---
[Personnel]
Sonny Landreth - guitar, vocals
Brian Brignac - drums
Charlie Wooton - bass
---
Rafa Pereira - pandeiro+*
Ren Takada - pedal steel guitar*
Rei - guitar*
Toku - flugelhorn*
Neil Billington - harmonica*


クリックすると元のサイズで表示します
高田漣

クリックすると元のサイズで表示します
吾妻光良&The Swingin' Boppers

クリックすると元のサイズで表示します
おいしい食べ物のブースが出店していた
ロビーも賑わっていました。
1
inserted by FC2 system "; var ifrd = ifr.contentWindow.document; ifrd.open(); ifrd.write(htmlcode); ifrd.close(); } } var CriteoAdUnits = { "placements": [{ "slotid": criteoSlotId, "zoneid": criteoZoneId }]}; window.Criteo = window.Criteo || {}; window.Criteo.events = window.Criteo.events || []; var processCdbBid = function() { var bids = Criteo.GetBidsForAdUnit(criteoSlotId); if (bids.length > 0) { var bidFound = bids[0]; Criteo.RenderAd({ bidId: bidFound.id, containerId: bidFound.impressionId }); } else { passback(); } }; Criteo.events.push(function() { Criteo.RequestBids(CriteoAdUnits, processCdbBid, 2000);}); }();



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ
inserted by FC2 system